油彩スケッチお休み
昨日に引き続き今日も制作を少しお休みして「制作日記」です
昨日書いたように、現在制作中の油彩スケッチシリーズの支持体(キャンバス)のサイズを正方形から縦長のものに変更するかもしれません
けれどまだストックの正方形キャンバスがありますので、それを消費するおよそ二月半のあいだに熟考する予定です
キャンバスのサイズによって制作が変化するのは楽しみです
短冊のような縦長のキャンバスは掛け軸みたいで私にとってはむしろ日本的です
描くものも花鳥風月的な絵日記ですので自然な成り行きのサイズ変更に思えます
けれど伝統的な油彩のスタイルとしては異質だろうと思います
とくに意識せず異質であるのは良いことだろうとも思います
キャンバスを縦長にすると広々した風景を描くことができません
や、それはむしろ思い込みで、工夫すれば描けるかもしれません
「サイズを決め込む」という不自由ゆえ
それゆえの工夫で新しい発見もあるかもしれない
そういうワクワクがある気がします
そう思い、区切りのリラックス時間の合間に実際検討しているMキャンバスを見てみると
思いのほか値段が高い!
デイリーな絵日記スタイルの制作で作品数も多いため値段はネックのひとつ
そうなると支持体に工夫が必要になります
ならばいっそ掛け軸をはっきりイメージしてもいいかもしれません
もしかしたら和紙などキャンバスに限る必要はないかもしれません
いずれにせよ
支持体や画材を選ぶのに一番大事なのは快楽度だと思います
描くことが楽しくなる道具でないと楽しくないので
実は以前からサイズや支持体の変更は考えていたのですが
今回はその変更において”快”が生じる気がしたことは大事に思えます
つまり縦長というちょっと難しい縛りに逆に可能性を感じたこと
本当ならあえて”伝統的な支持体”としてMサイズキャンバスを使いところですが
他にも良いアイデアがないか考えてみたいと思います
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