HSL日誌

7月15日月曜日曇り


週に一回の投稿の予定ですが
拘らず不定期で週一回以上の投稿にしてみます



現状、脳内メモです



RABBITSキャラクター


それぞれにモデルがいます
表情の参考になる画像のたくさんある人たち、有名人にしています
でも名前を明かすと皆それぞれその有名人に持つイメージが違いますから
ずれてくるかもしれませんので
あえてモデルの名前は内緒です

ともかくキャラクターそれぞれのイメージをつらつら書いてみます



J



白Tシャツに革パン、ホーキンスのエンジニアブーツ
リーダー的存在

Jは人を率いる力のあるリーダーで革命家タイプかなと想像しています
でも意外と起業家かも

なんというかその時代によって求められるリーダーは違ってくる気がしますが
Jはどんな時代でも適応してリーダーになるようなタイプを想像しています

ただ政治家ではない方がいいかな
基本的に反体制な感じ

反体制といえば
現在の日本では反体制派というか野党派、リベラルは勢いがありません
保守派が優勢に思います
私は人々が時代に同調してリベラルにも保守にも変質するんだと思っています

主義主張に凝り固まると生きづらくなります
同時にその頑なさが貴重がられる時代もあるので
時代に沿わない人たちが無用なわけでもありません

画家としてアーティストとして
私はどんな主義主張であるべきかよくわかりません
時代に沿うべきか、我流を通すか
よくわからないので考えずに突き進むしかないけれど

Jは私とは違い、とても賢く先見の明に長けています

ならば時代に同調して
一般に望まれる豊かな暮らしも目指せそうなキャラクターです

けれどそうならないJがいいなと思います(希望)

少なくともこの物語の十代の頃なら
むしろ既存の価値観に疑問を持つことこそ健康的です

だから十代のJは革命家になりそうな感じのする慧眼の少年です

そして、おそらく大人になったら脱皮して
なにか思ってもいなかったような変質を遂げるのかもしれません

そんな感じのイメージです

いろいろなものがよく見えているので
同年代の仲間はちょっと幼く思えることもあるけど
ああ、そうでもないな、というか所詮は子ども、みたいな感じ

RABBITSでは面倒見の良いお兄ちゃん役にもなるけど
大事なポイントでは冷静なリーダーとして絶大なカリスマを発揮したりします

そう描けたらですが。。


「絶大なカリスマ」といえばライブや演説で聴衆を魅了するイメージです
軍隊などを鼓舞する司令官にもカリスマ要素はありそうです

思うにリーダー的カリスマの所以は
「正しい決断(とそれに伴う責任)」な気がします

家族の家長として、あるいは国の首長として
集団を率いて正しい方向に導く力

そういう特質がJにあるとして

それをどんなふうに描けばいいのか

さっぱりわかりません。。


ただそんなJにも弱点があるはず

そんなことも想像しながらJの行動を考えていきたいと思っています

ちなみにJが最も信頼するのはQです

Jは実はQには敵わないと思っています





Q


白Tシャツに赤ジーンズ、コンバースのハイカット

QはRABBITSの太陽です

トラブルメーカーと言えるかもしれません

けれどQが首を突っ込む騒動は
いつもRABBITSにとって標榜すべき旗印みたいになります

QはRABBITSの魂なのです

基本なにも考えないで突き進んでしまうタイプです
マンガの主人公タイプです

Jは”正しい”決断ができますが
Qはそれと少し違う決断ができます

そしてこのHSLの物語も
このQを軸にRABBITSの行く道を決めていく予定です

Qについて描きたいのはまさにQが選ぶ道
「困難に挫けない道」うまく言えませんが
多くのマンガや物語で描かれるヒーロー像になりそうです

か弱い女の子を救うため大きな敵に挑んでみたり
それはディズニー、宮崎駿から現代に至るまで少年漫画の主人公の典型です

(QはJTをとくに庇護したがるキャラにしています
QとJTはなにか(恋愛以外の)特別な関係があるかもしれないイメージです)


けれどそこと少し違った何かも描きたいものです

キャラクターにまだまだ深みがない状態です



P


タンクトップにスタジャン、ブルージーンズにティンバーランドのブーツ

Pは賑やかしって感じでしょうか

いつでもおふざけキャラでQと悪ふざけの相方だったりする感じ

けれどぎりぎりのラインは超えない(Qは越えるかも)タイプです
抜け目がなくて器用で真似するのも得意な感じ

いちばん長生きしますと思います


ふざけた調子は描きやすいし、これまでも描いているので
次はPの良くないとこが露見する場面が描きたいです

つい損得勘定がはたらいて仲間を裏切るとか
そこまでいかないまでも狡いところを描きたいです

誰でも身につまされるところが描けたらいいです

そのダメなとこがなんらか救済されるのも描けたらなおいいかもしれません

そういうものを描くのに必要な要素ってなんでしょう?

まだなんにも思い浮かびません。。




G


黒Tシャツに黒パン、迷彩パーカ、プーマのスニーカー
武器マニア

Gは好戦的です

というかちょっと狂ってます

たとえば豚の解体などに異常に反応する子供みたいな
先天的などうしようもないものが潜んでるイメージです

環境や教育で人の性質はどの程度コントロールできるのか
先天的な殺人者って存在するのか

そんな否応ない感じの暗部を持っていて
けれどRABBITSという仲間と暮らしています

そんな猟奇的なGをまだ描いていないので描けたらいいのかな

それからその否応ない部分を否応ないものとして
さらに深い内面も想像できたらいいのですが

できるかな。。



RABBITSは顔を見せられないやばい仕事をする時にウサギのマスクをするからラビッツっていう設定です

なのでRABBITSは少年四人組だけど

彼らと同居してる少女がJTとKです


JT


金髪にワンピースなど

頭部の欠損を手術で回復する際、りんご型のデバイスを使用
その関連でPLUTOとの出会いに導かれる

手術によって自我を取り戻したので
この世界の初心者みたいなところがありますが
そのぶん他の人には見えないものが見えるイメージです

PLUTOとの出会いの示唆は「受胎告知」的イメージに考えていて
JTは象徴として「PLUTOの母」です

マリア的存在、受け皿的宿命みたいに思っていますが
能動的な面も描きたいです

それは結局PLUTOに対する救いの何かになるかもしれませんが

そのような役回りになる必然のようなものをもっとしっかりイメージしないといけない気がします

そういう意味ではJTのことがまるでイメージしきれていません

もしかしたらQとの関係性や手術前の過去を想像したりするといいのかもしれません

なかなかそのとっかかりのようなものがどこになるのか。。

いろんな設定を深めていくうちに自然と見えてくるのかもしれません



K


アーガイルのセーター、黒のスカート(黒パン)

Kはゲットーの住人と同じく身体に欠損部分(眼)があります

けれどこれは反対に眼に特化している(ネットに繋げば)
ということでもある設定のつもりです

ですが、見た目のイメージがサイボーグっぽい印象になっていると思うので
そのようなキャラクター(非人間)であっていいと思っています

非人間なのでいくらでも非人間的なことが設定できてしまい
そのせいかどうしてもマンガっぽいイメージになってしまいます
(実際マンガといえばそうなんだけど)

有能なマシーンであったり、無敵な体術だったり。。


現在の構想ではKは負傷して物語からいったん離脱します

物語がアクティブで冒険的な展開になっていて
登場させるとアクティブサイボーグになってしまいそうで
Kの出る幕がうまく浮かびません。。

もしかしたらキャラ設定に実はいちばん困っているのかもしれません



描きたい物語



マッドエンジニア

最後にRABBITSクルーではありませんがイメージしているキャラクターがいます

空中都市に向かうPLUTOとJTを追いかけるための飛行体を作ったエンジニアです

老齢のイメージのこのエンジニアは巨人解体業の作業員の一人ですが、偏屈でいつも独りこもって自分の研究に勤しむマッドエンジニアという設定です

私自身も投影している彼は研究以外のことには目もくれず没頭しています
生活の出来うる限り全てを研究に注ぎ込もうとする人物です

研究を続けるためなら仲間も売る、売ってしまう、そして後悔する
でも研究の成果の飛行体で最後は仲間を助ける、というイメージです


RABBITS

マッドエンジニアのように極端な人生を選ぶ人もいると思いますが
RABBITSはそれとは少し、だいぶ違います

RABBITSのクルーは何にでも全力でぶつかります

暮らしの一つ一つを楽しみ、降って沸いたトラブルにも全力
必然いつもキャパオーバーなんだけど
それでもやっぱりすべてに全力投球

今を生きている

RABBITSの目的はなにか、野望はなにかなどと考えてみれば
RABBITSにとっての目的や意味はぜんぶ
”目の前の今ここ”にある気がします

一人ひとりバラバラだったらそうはいかなかった
RABBITSのみんながいたからそうできる
みたいなイメージです

一日中こもって絵を描き続けた私にはとても縁遠い”仲間”
それでもそんな”仲間”たちなら多少目にすることもできた気がします


”目の前の今ここ”がRABBITSの本領とすると
物語はやっぱり一話完結のような形でしょうか
でもかえって余計に
なにか一本の筋のようなものが欲しい気がしてきます

それはいわゆる筋書きであるかもしれないけど
雰囲気みたいなものかもしれません
テーマの一貫性かもしれません

そういうことを少しうつらうつら考えてみたいと思います


今日はここまでです

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