HSL日誌

5月21日火曜日晴れ


このシーン18↓でRABBITSは馴染みの村に立ち寄る設定なんだけど

バギーなど物資を受け取るほかに
大事な何かを描きたいと考えていて思いついたのは

スケッチ中央の少女JTを村に残すことにしました

現行のスケッチだと制止を払ってバギーのみんなと一緒に向かうイメージですが

その設定を変えて

行きたいけど手術後だし止められて残る設定にしてみます

「女の子だから残された」というイメージがつきそうですが
あえてそういうイメージで描いてみようかと

そして、取り残されたJTは
けれどそのあと村人の助けを借りて
大事な場面でPLUTOと合流する流れ

「女性は弱い」というのはある面で正しいですが例外も少なくなくて

JTはみんなに弱いと思われて止められても結局行くし活躍もする
というのがJTとして良いなと思います



こうなるとKもやっぱり女性だけどどうしましょう?

Kはもう男たちに同行するしかない流れです

そうなると武闘派でしょうか? 知力担当でもよさそうです

あまり決める必要もなくて
動きやすいようにスカートをパンツに履き替えるぐらいでいい気がします

遡ってシーン16でも
パンツスタイル身体能力高めで描きたいと思います

って、すでにそうでした。。

派手なアクションなどの予定はないので特殊な能力とかなくて大丈夫です

こういう細かいこともはっきりしてくると絵に表れてくるので大事



さて
村人の助けを借りるJTですが
その助っ人は巨人解体工場UBERMENSCHのエンジニアで


巨人解体工場UBERMENSCH


↑上の絵の巨人の子供の首元で作業してるのが彼です

↓左が彼


それで
その助っ人の村人のエンジニアは
ライフワークで独自の飛行機械を研究している変わり者
という設定を持っています

変わり者エンジニアの夢は具体的にイメージしていませんでしたが
それによって飛行機械の飛べる高度が決まってきそう
いっそ空中都市CITYまで飛びたいという夢ならJTの再登場も遅まります
遅まるほうがドラマティックになる気がします

空中都市の高度は静止軌道上36,000kmなので
仮にそこまで到達するとすると飛行機械がロケットでないならかなりな発明です(まあでもそここだわるとこじゃないので)

ともかく
助っ人エンジニアは機会があれば別のシーンでも登場させておこうと思います



次にシーン18のテーマを考えたいと思います
画面構成は取り残されたJTを中心に描くとして
JTが主題を担っている設定にしたいと思います

物語の流れとしては「PLUTOの連行」なんだけど
それはテーマとは少し違うので


とすると引用元『ゴルゴダの丘への道』にも登場するマリアの役割になりそうです

なぜなら最新作のテーマは少女JTの『受胎告知』でしたのでそうします



ブリューゲルの絵でいうと画面右下の青いケープの泣き伏せる女性かな


JTは象徴的な母というだけで母ではないので行動もテーマも聖書とは違ってきます

もしかしたらマリアにもあるのかもしれませんが
JTとしてはこの時の気持ちは
「”行きたいのに行けない”自分への感情」でしょうか

その感情にはPLUTOへの気持ちも含まれるはずですが
そのように描けるほどの関係を二人は結べていない気がします

なので
遡ってやっぱりなにか
JTとPLUTOのやりとりを描いておきたいです

考えてみるとやっぱり
シーン16でPLUTOが最初に見るのはQでなくJTがいい気がしてきました

現状スケッチ↑ではPLUTOはQを見ていますが
視線をJTに向けたらどうでしょう?


と、ここで今日は時間切れです

また次回です

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