北欧は塩の味。
週一ペースでスウェーデン語初級者向けの動画をアップしております。
新しい動画をアップしましたので宜しくお願いします。
動画にちなんで、今日はソーセージパンの話をします。
スウェーデンの食事は基本しょっぱいです。
レストランはもちろん、スーパーで売られている加工肉類は、塩の塊を食べさせられたような気持ちになります。タックスが25パーセント。高いお金を出して塩を食べるなんて、悲しくて仕方ないです。
今は慣れたので、こんなもんだよ、と了解して捨てますが、こちらに来たばかりの頃は、とてもとても、悲しくなったものです。
もう二度と、美味しいご飯は食べられないんだと、絶望から泣きたくなるのです。
先週、ニシンの酢漬けを買ったのですが、一口食べた瞬間、おえーって吐き出して、全部捨てました。
日本にいる時、美味しかったソーセージ。マヨネーズをつけて食べるのが最高。体に悪いとわかっていても止められない。
でもこちらに来てから食べたソーセージ。もうね、塩の味がする体に悪い加工肉でしかありません。
スウェーデンの子供はソーセージをパンに挟んで食べるのを喜んだりします。子供の誕生日パーティーだとたいてい、これが出てきます。安いし、簡単だからです。大人も嬉々として "Vill du äta korv med bröd?" と子供に聞きます。いらない、と子供が答えようものなら、"inte!? varför inte?" なんで?と、まるで食べないことがおかしいかのような印象操作をけしかけてきます。
そして大抵の子供たちは、ソーセージパンを嬉々として食べます。誕生日パーティーや、ピクニックの楽しい思い出があるからか、大喜びで食べます。
うちの子は、小さい頃から、ピクニックといえば、おにぎりにからあげと、卵焼き、と洗脳しておいたので、スウェーデン人ですが、ソーセージパンを選びません。
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