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実は甘くない?人工甘味料の甘い罠

みなさんは、日常的に甘いものをどのくらい摂取していますか?
私は大の甘党ですが、肥満も進んだこともあって、糖質ゼロのものを積極的に選択していました。

この度、WHOなどの機関が人工甘味料(糖質ゼロ)の食品に対して、待ったをかけようとしていますので、内容を調べてみました。
口に入れるものは正しく選択していきたいですね。

そもそも”甘味料”とは?

人工甘味料とは、化学合成された自然界に存在しない合成甘味料の総称です。
例えば、アスパルテームやスクラロース、サッカリンなどが挙げられます。
これらは、自然界に存在する糖類(サトウキビなどの砂糖など)と対比して、人工のものとして命名されました。

その、天然の甘味料としては、でんぷん由来のブドウ糖や麦芽糖、その他にもオリゴ糖や乳糖などが挙げられます。
血糖値を急上昇させる代表格に選ばれるような糖類をイメージしてもらえればと思います。

また、天然甘味料にも合成甘味料というものは存在ます。
広く知られているものであればキシリトールが有名でしょうか?
これらは糖アルコールと呼ばれ、もともと天然に存在する甘味料を合成させて作っています。つまり、合成甘味料ではありますが、人工甘味料ではないものとなります。

人工甘味料の何が危険なのか

WHOなどが警鐘を鳴らしている人工甘味料の危険性は、化学合成物質であることに起因しています。

例えば、以下のような話があります。

スクラロースは、しょ糖はその分子の構造として、ヒドロキシ基を持ち、体内で分解され吸収されるように作られています。
このヒドロキシ基のうち3つを塩素で置換することで、体内で分解されないように化学合成して生まれました。
体内で分解されない(ブドウ糖を生成しない)ことにより、ノンカロリーを達成したのですが、その分解されない特性が故に、血液中を循環中に血管を詰まらせる脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクを高めたといわれています。

また、人工甘味料の多くが、その効率を高めるために、砂糖の数百倍も甘みを感じるように作られています。
この強く甘みを感じるように作られた結果、甘みに対する中毒性を引き上げたり、肝臓や腎臓にダメージを与える結果となりました。

何でそんな危険なものが食卓に?

ジャーナリストの渡辺雄二氏は東洋経済オンラインのコラムで以下のように語っています。

動物実験では添加物が人間におよぼす微妙な影響はわかりません。たとえば、胃部不快感。つまり、食品を食べて、胃が重苦しくなったり、張るように感じたり、気持ちが悪くなったり、痛みを感じたりという自分で訴えないと他人には伝わらない症状は動物実験ではわかりません。
また、吸収された添加物がアレルギーをおこさないか、ホルモンを攪乱しないかなども、動物実験ではなかなかわかりません。動物を使って調べる内容は、急性の中毒や死亡、発がん、臓器の異常など、かなりはっきりした症状だからです。

東洋経済 平気で「糖質ゼロ」「ノンアルビール」飲む危うさ

「ヤマザキパンはなぜカビないか」など、少し過激的な著書の方の意見ですが、引用部分の内容については正しいように感じられます。
食べ物でめまいなどを感じることはありませんが、薬は副作用としてめまいを引き起こすこともありますよね。
参考文献のない副作用の症状の場合、医師も薬剤師も気のせいと判断してしまうこともあるようですので、治験を繰り返したりしない限りわからないのではないかと思います。

歴史ある食べ物に立ち返りましょう

結局のところ、最近急に出てきたものについては疑ってかかったほうがよさそうです。

新型コロナウィルスのワクチン接種についても、mRNAの予防接種が世界的に推奨されていましたが、結局のところその効果の薄さや、費用対効果により、健康な若者(60歳未満)はブースター接種の必要性がないと発表されていました。

また、CO2削減や、マルサスの人口論的な発想からくる食料危機を回避するために近年叫ばれているコウロギ食なんかにも同じではないでしょうか?
こちらも、コウロギに寄生するダニや甲殻類アレルギーの問題をはらんでおり、一両日中に置き換えができるものではないでしょう。
また、虫を食べることへの抵抗感もあります。個人的には、本当に食べさせたいものは別にある・・・といったドアインザフェイスなのかなと疑っています。

確かに、危険を煽るばかりで冒険しないと、人類は進歩しないでしょう。
しかし、ヨーロッパのガソリン車完全廃止の話しがとん挫したことからもわかるように、人類は過度にその進歩を目指しすぎているのかもしれません。
もう少し、自分たちが通ってきた歴史を振り返り、自然由来のものを選択する・・・こんな考え方をする日があってもいいかもしれませんね。


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