母乳のはなし 〜1日目、2日目〜
母乳育児の話をします。
このシリーズでは、お乳関連のワードがたくさん出てきますので、苦手な方、ちょっと違うなと思われる方はご遠慮下さい。
次男は25日生まれなのですが、私の個人的な都合で24日までは産まれて欲しくなくて、予定日も30日だったので、母乳マッサージなども25日開始でいいやーと思っていました。
なので、事前準備ほとんど無しになってしまいました。
初回の授乳は、出産して1時間以内に分娩室で。
出てるのかわからないおっぱいを、片乳20分、合計40分吸ってくれました。
出だし順調!と思ったのも束の間。
2回目を飲まない。あげようとしてもぺっとして寝てしまう。
結局、2回目のまともな授乳は、1回目の7時間後になってしまいました。
更に3回目も10秒ぐらいしか吸いついてくれず、挙げ句の果てに唾液などを嘔吐しているので、検査のために赤ちゃん病棟に移されました。
私はその夜赤ちゃんを預けてぐっすり眠れたものの、私のおっぱいは吸ってくれる人がいないので初日の状態のまま。
2日目中には戻って来れる目処が立たなかったため、急遽本気の母乳マッサージを開始することに。
今回は、そんなこともあろうかと初乳専用の容器を持ってきていたので、そこに集める形でマッサージしつつ搾乳(?)していきました。
しかし、最初の3回分の合計で両乳分を合わせて1mLしかとれず…。
第一子のピークでは片方で180mLとか出してたのに?!と嘆いても仕方ない。
その1mLは、保存時間の関係もあり、残念ですが捨ててしまいました。
一方で、次男の方は赤ちゃん病棟で哺乳瓶から35mLをもらっており、
「至急、供給を100倍にせよ」
みたいな感じになってしまいました。
とりあえず、その後数回は初乳を集めることは忘れてマッサージに専念することにしました。
マッサージにも色々あるのですが、一般的に紹介されているものに私が加えている要素がありまして
(と言っても途中で思い出したものもある)、偉そうに語りますが、あくまで個人のメモだと思って頂ければと思います。
まず、水分をこれでもかってぐらい摂る。
肩や首を回して血行を良くする。
マッサージはおっぱいの付け根から…どころではなく、更に周辺からやる。具体的には、脇の下辺りや鎖骨のすぐ下辺りからを「おっぱい」とみなすイメージで。
乳輪のマッサージをした後に乳頭のマッサージをする際に、赤ちゃんが吸う感じをイメージしながらマッサージする。具体的には、指でつまむだけじゃなくて引っ張って伸ばすイメージ。ちなみに、慣れてくると赤ちゃんがおっぱい飲んだ後の乳首ってめちゃくちゃ長く伸びてます。笑
特に乳頭のマッサージの際に、乳腺の辺りがきゅーってする感覚があるまで頑張る…と言いたいところなのですが、今回、私はまだそこまで乳腺が追いついてません。その代わり、子宮が生理痛のような感じでキューッと痛くなるので、そちらを目安にしています。このマッサージによって母乳の出の改善が見られなくても、これによって子宮回復の効果は得られるはずなのでポジティブに捉えます。笑
特に手絞りで初乳を集める場合は、無理がない範囲で左右を何往復かします。なぜか、右をいっぱい絞ると左も出てくる、という連動性があるようです。
左右を交換するたびに水分補給をする勢いで、とにかく水を飲む。何滴分かの母乳のために500mLぐらい水を飲む。
それを頑張った結果、左右3往復して2mLほど取れました!
押すところ間違えると容器から出てきてしまう構造なのを忘れて0.5mLほど無駄にしたので、保存できた分は2mLありませんが…。
経産婦、前回の経験から母乳の量には自信あり、でも2日目の夜にこんなもんですからね。
まぁ、出ませんよ、ぶっちゃけ。
100mL以上はある普通の容器に2mLだけしか入ってないと、取っておくのがバカらしくて捨ててしまいがちですが、一人目の時に看護師さんが
「出てるじゃない!貴重な初乳よ、赤ちゃんにあげなきゃ!」とたった2mLを大事にしてくれた思い出があるので、2mLでも取っておこうという気持ちになりました。
そしてこの初乳用の容器、最大5mLところが現実的で嬉しいよね。
半分近く入ってる!って思うと頑張った気持ちになれる。というか、構造的に5mL入れるの無理かも。
まだ自分も出てない段階で偉そうな書き方になりましたが、私も明日赤ちゃんが退院して吸ってくれるのを夢みながら、それまでは必死に絞り続けようと思います。