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経営者は頭がおかしい?そんな経営者の変わったエピソードをまとめてみた。

経営者たるもの、周りの皆と同じような考えでは生き残っていくことはできない。
皆の周りの経営者は如何だろうか。少なくとも自分の周りの経営者はお世辞にも普通とは言えない人ばかりだ。

そんな経営者の中でもひと際目立つ常軌を逸した行動をしたり、人と大きく異なった考えを持っていたりする経営者がいる。
今回は数々の経営者の中でも特に頭がおかしいと言われる人のエピソードを紹介していこうと思う。

頭がおかしい?経営者 ① スティーブ・ジョブズ | Apple Inc.創業者

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(画像元:ITmediaビズネス

多くの人が利用しているiPhoneの生みの親であるスティーブ・ジョブズは亡くなった今もなお語り継がれ、伝説の経営者とも言われている。
そんな彼も聞くところによると中々のクレイジーな人で、数々のエピソードを残しているようだ。

・自分の意に反した社員は即クビにする

スティーブ・ジョブズはとても気まぐれで、少し気に食わないことがあるとすぐに社員をクビにしていたそうだ。例えば、

・秘書がいつもと違うブランドのミネラルウォーターを持ってきたのでクビ
・製品に対して意見した社員を価値観が合わないという理由でクビ
・エレベーターに乗り合わせた社員に唐突に質問をし、はっきりと答えられなかったのでクビ
・突然社員のiPhoneを取り上げ、そのiPhoneがパスワード保護されていなかったので持っていた社員をクビ

社員からしたらこんな気まぐれでクビにされてしまうのはたまったものではない。
しかもこれが日常茶飯事だったとのことで、社内では「ジョブスと目を合わせない」ことが最も重要な仕事の一つとも言われていたようだ。

・体臭がすごく、悪臭を放っていた

完全菜食主義者だったスティーブ・ジョブズは体内から粘液など汚物が放出されずに体臭が無くなるのでシャワーは必要ないと信じており、常時悪臭を放っていたそう。
しかもアタリ社で働いていた時は不潔を理由に同僚から苦情が出てしまい、日勤から夜勤にシフト変更されていたというのだ。相当ひどいものだったのだろう。

・出来たばかりのiPod試作機を水槽へぶち込む

徹底的な小型化が命じられていたiPodの試作機をスティーブ・ジョブズに見せたところ、その試作機を水槽の中にぶち込み、試作機から出る気泡を見て「この酸素の分をもっと薄くしろ」と言い放ったそう。
より良い商品への追求と言えば聞こえはいいが、目の前で試作機を水槽に放り投げられた開発者からすれば堪ったものではないだろう。

頭がおかしい?経営者 ② 中内 功 | ダイエー創業者

中内功

(画像元:DIAMOND ONLINE

小売界に革命を起こしたと言われている中内功は攻撃的な姿勢で有名な経営者だ。
その姿におびえていた人も少なくないだろう。

・モヤシを頭からぶっかける

現場主義な中内功は店内巡回を定期的に行っており、ある日ザルに盛られたモヤシを見つけると売り場主任の頭にそのモヤシをぶっかけたそう。
後から聞くとそのモヤシは表面こそ鮮度がよさそうに見えたが、名かがかなり痛んでいたとのこと。それにしても突然頭にモヤシをかけられた本人は唖然としていただろう。

・怒鳴りつける言葉が攻撃的

中内はとても攻撃的な姿勢を持っており、在庫を見るなり「この在庫に保険はかかっているか?かかっているなら、今すぐ火をつけてこい! 」と叫んだり、子会社の不良債権処理がうまくいっていないことで呼び出した幹部に対しては、「生命保険に入っているか? 入っているなら、今すぐこのビルから飛び降りろ! 」と放ったりしたらしい。

頭がおかしい?経営者 ③ 大賀 典雄| 元ソニー会長兼最高経営責任者

大賀典雄(画像元:withnews

ソニーの「第三の創業者」と言われる多大な功績を遺した大賀典雄も聞くところによると人と少し変わっているなという一面を持っていたようだ。

・異常なまでの地図好き

大賀典雄は地図がとても好きで、本社で会議をするときに世界地図をよく持参するときがあったそう。その本社で行われるプレゼンが面白くないときはあからさまに地図を見だし、収拾がつかなくなっていたようだ。

・一日に二度寝る

とても好奇心が旺盛で博識だった大賀典雄はヘリコプターの事故で入院している間にパイロットの免許取得の為の勉強をしたのだが、どうやら彼は午後9時半から10時くらいに一度寝て、午前2時ごろに目が覚めると起きて勉強し、また午前4時ごろにねる生活をしていたそう。一番深い睡眠を2回とっているという大賀典雄独自の理論だったらしい。

頭がおかしい?経営者 ④ 孫 正義 | ソフトバンクグループ創業者

孫正義

・ランニングマシンで走りながら会議

孫正義はランニングマシンを会議室に置き、時折走りながら会議を進行していたそう。
その為会議後は汗の臭いがついてしまい、秘書が孫正義に清涼スプレーを振りかけていたそう。シュールな画だ

・お迎えの車にシャワーで濡れた頭で登場

孫正義自身は「自分はファッションセンスがない」と公言しているようだが、そもそも服装に欲が全く無いようで、よく宣伝用に作った会社の服や取引先が販促用に作ったロゴ入りバッグを身に着けているそう。
終いには社員が朝自宅まで迎えに行くとスーツのズボンにシャツだけを羽織ってタオルで頭を拭きながら乗り込んでくることもよくあったらしい。

頭がおかしい?経営者 ⑤ 前澤 友作 | ZOZO創業者

前澤友作

(画像元:東洋経済オンライン

最近はSNSを通したお金配りなどで世間を賑わせている前澤友作。
更には現在宇宙に行くために訓練を重ねているそうだが、この人の考えていることもよくわからない。

・「明日からパソコンをなくそう!」と発言する

2012年に一日6時間労働制の通称「ろくじろう」という制度を導入した際に社内では「より効率的に仕事を行うにはどうしたら良いか」という話があがったらしい。
すると前澤勇友作は間髪入れずに「明日からパソコンをなくそう!」と発言。
直接的なコミュニケーションが必要との考えが元の発言だったらしいが、さすがに仕事にならないと周りが必死で止めたらしい。

・商品を0円で販売

2015年にはZOZOTOWN10周年を記念してサプライズで掲載商品を0円で販売する企画を実施した。
膨大な商品コストがかかることは承知の上だったが、それでもプロモーション効果を重視して決行した企画で同業者は勿論のこと、消費者をも驚かせた。
あまりにも突然のことで消費者の中ではエラーが起きているのかと大きな話題になった。

世界の企業は頭がおかしいと言われる経営者からできている

ザっと代表的な国内外の経営者を紹介してきたが如何だっただろうか。
皆が一度は耳にしたことのある経営者ばかりだったかと思う。中には人として非常識だろうというエピソードもあっただろう。

しかし、一見頭がおかしいとされる行動も掘り下げていくとその先には「よりよい結果の為に」と奮闘する経営者の姿が垣間見える。実際にこの経営者たちが社会に大きな功績を残しているのは紛れのない事実だ。
むしろ頭がおかしいという言葉は誉め言葉に近いのかもしれない。

自分としても今後新たにどのような経営者が注目されていくのか気になるところなので、逐一チェックしていきたいと思う。

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