見出し画像

【1月】今月のアルバム

今回はMasami Takashimaさんのアルバム
『Polyphonic』について書きました。
紹介やレビューではありません。
わたしの個人的な音楽記録です。

◯出会い
松本のレコードショップ「MARKING RECORDS」店内のBGMとしてかかっていて、耳が反応した。お、なんかすきな音。となればすぐShazam。アートワークもすてきだし、音のふんいきも歌声もすきだなあと思い、CDを購入。1月、CD初め。CD初めって聞き慣れないひびき。

◯アーティスト情報
90年代より音楽活動をスタート。トラックメイク、楽曲制作、客演など作品多数。熊本県うまれ。シンセベースやピアノも演奏する。香川県在住で、主に香川で活動している。
(公式webサイトより引用)

◯このアルバムを選んだ理由
今月いちばん聴いたアルバムだから。軽い気持ちで買ったけど、聴けばきくほどすきになっていくので、運命的な出会いを感じた。ああ、この音楽に出会うべくして出会ったんだなと思う。じぶんの感覚はまちがってなかったという確信をもつ。

◯どこがすきか
すきなところ、彼女の透明感あふれるヴォーカル。ものごとにたいする真摯な姿勢がみえるような歌い方、歌声。あまりに自然な、作為のない人間性を感じる。それは彼女のインタビューやブログからもすぐ見てとれる。ことばに対するリスペクトを感じられて、そういうところがすごくすきだ。歌い方には、その人がどうありたいのか、生き方のスタンスが現れるように思う。

ダウンテンポな音楽性、日常の気配を感じさせるローファイ感。ていねいに紡がれたことばたち。いくつもの音がきらきらとうつくしく重なり合う。ローズピアノのまろやかな音が、ひとすじの光を思わせる。雨の日の、静かな街の空気感。雨上がりのあいまいな曇り空にかかる虹までも見えるような。全曲をとおして統一感があり、耳にもこころにもやさしいアルバムだと思います。

...音楽のよさを語るのってむずかしいな。


◯どんなときに聴きたいか
雨の日や、すこしゆううつな気分のとき。全曲をとおしておだやかでしずかな曲調なので、こころが疲れているときでも聴きやすい。お家にいるじかん、しあわせな間暇のおともに。


きっともっと語りたいことがあるはずなんだけど、ことばがたりない。このアルバムでいうところの、Kotobaが。うつくしいものに多くふれて、こころの辞書に豊かなことばをふやしていく次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?