日本の「ぼろ」に魅了される北欧のクリエイターたち
2021年、日本の「ぼろ」展がストックホルムにやってきました。「ぼろ」展では、東京の浅草のアミューズミュージアムで展示されていた、江戸後期から昭和初期に東北地方で農民や漁民が使用していた衣類や布類が展示されています。「ぼろ」と聞くと貧しいイメージがありますが、今ではルイ・ヴィトンやコム デ ギャルソンといった一流ブランドが「日本のぼろ」をテーマにしたコレクションを発表し、世界各地のクリエイターたちにも影響を及ぼしています。環境に配慮される今の時代には、モノを大切に扱う「ぼろ」