見出し画像

ハプニングと夜の散歩

今日は朝からちょっとしたハプニング。ストックホルムへ出るため、バスで最寄りの駅まで行ったのだが、駅にバスが到着した時にそれは起こった。駅前で下車するのは私だけ。ストップボタンを押して、下車の為にドアの前で待つ。(バスの下車は後ろのドアから)通常通りドアが開いたので、右足を前に出し、まだ地面に着いていない状態の時に今開いたと思ったドアがすぐに閉まった。

バスのドアの重量はなかなかで開閉の勢いもなかなか。押し出される感じで弾き出されて、ド派手な転び方をした。両膝を勢いよく打ち付けて、おまけに地面は雪溶けのぐちゃぐちゃの状態だったので、そこそこ泥まみれ。

数年に一度くらいの頻度で転んではいるが、こんなふうに全く予期せず転んだ、というか転ばされた体験は初めて。自分で "あっ、転んじゃう" という瞬間もないものだから、転んだ直後はちょっとフリーズ。

立ち上がる時に歩けそうと感じてその時に思ったのが、"今朝もちゃんとストレッチしておいてよかった~"ということ。運転手が降りてきて "何が起こった⁇" と聞かれて思わず笑ってしまう。いや、それは私のセリフです。"何が起こって今開いたばかりのドアを間髪入れずにすぐ閉めたのですか⁇"

とりあえず歩くことはできたので、駅のベンチまでの道を歩き始める。のそのそ歩いていたら、まだ後ろから"運転手が大丈夫か⁇" と叫んで聞いてくる。自分のミスとはいえ、ちゃんと気にかけてくれる心ある運転手だったので救われた。そのままバスは何事もなかったように去っていくというパターンもおおいにありえたので、最後には気にしてくれてありがとうという気持ちにまでなっていた。大難が小難で済んでよかった。

その後、電車が来るまでの10分弱ベンチで過ごす。ジンジンしている両膝に手を当てて集中し痛みを逃すイメージをしながら呼吸を深くを繰り返していると落ち着いてきた。その後は一日足を庇うような歩き方をすることもなく、夜には30分ちょっとの散歩もすることができた。

もしこのハプニングが高齢者に起こっていたら、病院送りになる確率は高かったと思う。頑丈な私でよかった。あの後、運転手はドアの開閉に気をつけてくれることだろう。

画像1

夕日がとっても綺麗。といっても時間的に20時を過ぎていたので夜の散歩。

画像2

どんどん日が長くなってきて嬉しくなってくる。雪は残ってるけど…。

画像3

明日の朝、痛たたたっということがないように、ゆっくりと入浴してストレッチに励む。痛みは "気" のもちよう、意識のもっていき方である程度コントロールできると学べた一日でもあった。

今日のスタートはどうなることかと思ったけれど、気持ちのよい散歩と温かいお風呂で終えることができ大満足。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?