週刊・主観 その27 『宣伝と好きコント紹介回②』

公演が近いため好きコント紹介回とします!!!!


「まだ2週間以上前やろがい!」という声が聞こえてきますが、すいません直近の公演以外にも何気に抱えてるやつがあったりで思ったより余裕なかったです。一旦落ち着くまで軽めの記事で手打ちとさせてください。このnoteの読者は皆優しいってわたし、知ってる。

というわけで直近のやつの宣伝!

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もりげき八時の芝居小屋 第177回公演
祝・旗揚げ10周年記念!! 劇団ちりぢり第7回公演
『午後9時半には外にいたい ~盛岡劇場の退館時間を守れる大人になるための40分~」
作・演出 藤原瑞基

【場所】
盛岡劇場 タウンホール

【日時】
10月 26日(水) 20:00~
      27日(木) 20:00~
      28日(金) 19:30~
※会場は各30分前

【料金】
前売り 1000円
当日  1200円

【キャスト】
藤原瑞基
本田瑶子
盛ゆうじ
平戸謙好(ボーイズドレッシング)
石原黎子(現代時報)

【予約フォーム】
https://www.quartet-online.net/ticket/8siba-177chiri

★ 公演詳細はこちらから
劇団ちりぢりHP : https://chiridiri.web.fc2.com/
劇団ちりぢりTwitter : https://twitter.com/chiridiri?s=20&t=aLxzHOfWeuY2Kn4WCFBcjw

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 君は劇団ちりぢりを知っているか??
 劇団のカラーや作品の雰囲気は公演チラシや劇団HP・Twitter等を見て頂ければなんとなく想像できると思うんですけど、そのなんとなく想像したイメージの100倍トチ狂ってて100倍切なくて100倍喰らってしまう演劇をやっている劇団です。わたし的には。
 「初めてちりぢりを観に行く」というのは「象より重いハンマーで後頭部ぶん殴られに行く」とほぼ同意義のため、観劇後「なんか殴られたんですけど!?!?」としか思わない人もいれば、そこで浴びた熱に人生観まで揺さぶられて帰る人もいるわけです。
 今作は4年前の公演で劇場の退館時間を大幅オーバーしてしまったことへのリベンジ公演です。4年前を観てる観てない関係なく、楽しめる方は楽しめるし困惑する方は困惑すると思います。でも困惑だって演劇の醍醐味だと思うんですよね。
 劇団ちりぢりによる「もりげき八時の芝居小屋最速攻略」ぜひ劇場で見届けてください。
 あ、わたしは制作に入れて頂いてます。今回は盛岡劇場の職員さんがお金のやり取りをしてくださるので、わたしが金庫の前で「合わねェ・・・」と顔に縦線入れずに済みます。安心。以上宣伝でした!

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 こっから好きコント紹介回です。公演の宣伝と好きコント紹介抱き合わせにしてんの自分でも意味わかんないんですけど、オススメを紹介してるという点では共通してますよね! ね!!
 キングオブコント直後ではあるんですけど、そこはあんまり関係ない内容です。キングオブコント最高すぎましたね。決勝全組面白すぎたのに、惜しくも決勝を逃した面白すぎる人たちがまだまだ大勢いると考えると、最早恐ろしいですね・・・あまりにも人類に都合が良すぎる・・・。

① さすらいラビー『和菓子屋』

 個人的にさすらいラビーは漫才のイメージが強かったんですけど、これを観てコントもめちゃ強なんだと知れました。
 好きな女の子の前でおかしくなっちゃう男の子を演じたらオスカーレベルの中田さん。銀杏BOYZの『援助交際』を擬人化したらこんな感じなんじゃないだろうか。吉永さんは絶対に援助交際なんてやってないけど。
 ご本人の演技力があってこそですが、高身長で手足長い人の七転八倒ってこんなに面白いんですね。あと一つ一つのボケの精度の高さが、ウケと同時に同時に堀田くんのキャラクターに説得力を持たせてるのも凄いと思います。堀田くん成績良くて読書家なんだけど、それがクラスで全く良いイメージに繋がってないんだろうな。
 漫才含めさすらいラビーのネタはキモい中田さんが宇野さんにキモがられて終わることが多いので、このネタのオチはより尊く感じてしまいます。やっぱりおかしくなっちゃう中田くんと、戸惑いつつも楽しそうな宇野さんが付き合う未来が目に浮かぶ、めちゃくちゃ幸福度の高い大好きなネタです。

② ゼンモンキ―『マジックバー』

 先日演劇の先輩とご飯に言った際、「一緒にお芝居をつくってみたい有名人は?」という話題になったのですが、その時真っ先に名前を上げたのがゼンモンキ―でした。
 頼れる上司から一瞬で変態と判断できる人まで演じられるヤザキさん。「周りがまるっきり見えていない人」の目ができるむらまつさん。そんな演技派2人の間で、絶対この人にしか出せない雰囲気を纏ってそこに「居る」荻野さん。この3人のバランスが本当に絶妙で、よくぞ出会ってくれました!と拍手したい気持ちです。
 ネタ中の荻野さんの佇まいというか、「ボケ」でも「ツッコミ」でもなく「居る」感じがめちゃくちゃ好きなんですよね。ある日出会ってしまった異常な状況や変な人たち、拗れた関係性という「非日常」を、どこまでも「日常」もしくはその延長線上にあるものだと解釈して対応しているような。働いてるマジックバーに来た客が上司(既婚)に恋をしていて、明らかにマジックどころじゃない状況であっても、それを突っ込むべき「非日常」ではなく困った「日常」。荻野さんの生み出すそんな空気感があるからこそ、ヤザキさんむらまつさんの濃い演技が輝いてるんじゃないかなと思ってます。

 今回はこんな感じです! 来週再来週もこんな感じになるかと思われます! 許して!
 何か「これについて紹介してくれや」とか「これについて語ってくれや」みたいなのがあればお題箱までお願いします。なんか有名人みたいなこと言ってんな、恥ず。でも送って頂けたらホントに嬉しい!

★ 質問箱でお題募集してます


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