プロ野球開幕。コロナ対策の課題

3月13日現在、プロ野球の開幕日はまだ決まっていない。理由は未知のウイルス、新型コロナの影響である。

3月12日に対策会議が開かれ、専門家による開催時の提言が出された。どれを見てもプロ野球が始まって例を見ない制限になりそうだ。

個人的な見解として課題や問題点などをまとめて行く。

選手、関係者に感染者が出ても即中止にはしない

感染者が出た場合でも即中断、中止にはしない。個々のケースで対応をすると出ているが、発症までの潜伏期間や、無症状の例がある中で組織内で1名出たら感染拡大の可能性は高いだろう。該当選手を療養で外して行くと戦力が大幅にダウンしたり球団によっては選手が足りなくなりファームの試合が出来ない可能性も出てくる。感染者が出た場合の中断、中止も想定しておいた方が良い。

観戦スタイル/応援の制限

専門家の意見として、今回は観客の制限も多く出された。鳴り物応援、大声を出す応援、ジェット風船やスクワット応援の禁止などなどである。応援団を配置しない、ジェット風船などを売らないなど、物理的に制限できるものは実行できると思うが大声を出さない、手を叩かない、隣の人とハイタッチや接触をしないなどは実際に球場で試合を観てる時に制限するのは不可能に近い。出来ると思ってたら提言してる専門家の方々はともかくコミッショナー含め運営上層部はやはり現場を知らない人間という事がわかるだろう。そして、観客同士の余計なトラブルになるのも目に見えている。制限できるものは物理的に絶対的に禁止が出来る項目のみにするべきだ。

酒類の販売の制限

売らないなら売らないで良いが、売り子を減らす案や売店のみの販売は売店に人が集まる可能性が高くなり本末転倒であるので通常か、売らないかにした方が良いと思う。また、売らないを選択した場合だが、プロ野球が開催される球場は必ず飲料水メーカーが大手スポンサーになっている。主に酒類の利益や宣伝効果を見込んでスポンサー料を落としてるであろうが、その利益や宣伝効果を大幅に下げる事になる措置を受け入れるのか疑問である。

プロ野球界にも大きな壁となった新型コロナウイルス。運営、ファン、チームが協力して危機を乗り越え、これも1つの経験値として捉え、前に進んで欲しい。




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