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MLBの対応でプロ野球を考える。

4月1日現在ニューヨーク州だけでも感染者が7万5千人を超えたアメリカ。自分は今回のコロナ問題でMLBの対応や待遇に注目している。なぜならNPBの対応にも大きく影響するものと考えてるからである。

MLBの主な対応

・オープン戦の中止
・チームを一時解散。
・開幕を5月以降に延期
・今季年俸は試合数に応じたもので選手会と合意

MLBの主な待遇

・スタジアム従業員らに支援金として各球団が100万ドル合計3000万ドル(約35億円)を寄付。
・条件に該当するマイナー選手に補償延長、5月末か開幕まで400ドル(約4万3千円)の手当が支払われる。
・メジャー出場が前提になる40人と故障リストの選手に最高28万6500ドル(約3100万円)の報酬先払いが行われた。

MLBの対応や待遇について思うこと

待遇についてMLBが潤滑な資金力があるから出来るのは百も承知だが、とても対応が早い印象を受ける。スタジアム従業員の手当の記事が日程調整より先に記事に出た(恐らくそこから着手した)のは流石である。その他の待遇についても選手会との話し合いや合意に至るすスピードも早いように思える。元々緊急事態を想定して運営しているのか、そもそもの連携が取れているのか。いずれにしても素晴らしいと感じた。

NPBについて思う事

自分は一般人であり、どこで、誰が、どんな話し合いを行ってるかは知り得ないが、選手会の会議や選手会と球団の話し合いが出来て居ないのではないか?又は後手になっている印象を受ける。MLBの待遇に箇条書きで記載した項目は全て選手会と合意に至っているものである。自分の杞憂で終われば良いが、年俸や補償について両者が様々な事態(シーズン中止まで)を想定して話し合いを行った方が良いと思っている。

4月23日のプロ野球開幕も再延期が濃厚である。この危機をNPB、球団、選手、ファンが一丸となって乗り越え、振り向いた時に前進し、近づいた関係になってる事を願う。

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