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【一戦一評】レイカーズvsブレイザーズ(RS Game10)【後半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛



この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


まだ【前半】をご覧になっていない方はこちらからどうぞ👇






◯3Q

・世はまさに"大ポイントガード時代"



ほぼ同点から試合再開。ここでブレイザーズが少し工夫します。


それは「サイブルのマークをDloからキャムに変更」したのです。



得点リーダーを潰すつもりですが、この策はキャムがキレのいいドライブを仕掛けられなくなっているため一応成功と言えます。


一応というのも、べつにレイカーズはキャムをエースに仕立てていたワケでは無かったので、あんまり痛くなかったのでした😅




さらに、ビラップスHCは3Qスタメンで前半ハンドラーとして多大に貢献したメイズを一瞬で交代し、ブーイェイを投入したのです。

恐らくメイズが最初のオフェンスでポジショニングをミスりターンオーバーのきっかけを作ったからだと思いますが......こんな懲罰的な交代する監督だったのか😱




そして、コレがオフェンスに差をつけることとなったのです。




このとき、両軍ともに前半同様ハンドラー主体のオフェンスを続けました。ブレイザーズはシャープとメイズ、レイカーズはDloとリーブスが主導します。


同じコトをしたからには、同じ結果がついてくる。

そう、ブレイザーズはTOVシュートファールを量産し、レイカーズはイージーなペイント内得点を増産したのです。




シャープに至っては3Qのみで2回, 合計6TOV. ジェラミは0pts FG 0-2 (0.0%).

すごい既視感です😅


ブレイザーズはレイカーズがやるようなホーンズセットを組んでオフェンスしたりしますが、結局ハンドラーにADがスイッチして中で潰されて終了。その後の展開まではなかなか綺麗に続きません❌



逆にレイカーズは敵のTOVを速攻に変え、イマイチなスリーを補うほどのペイント内得点を稼ぎました。特にリーブスは目立ちましたね‼️



そしてシュートファールにより打ったフリースロー数は13本、うち11本決定。対してブレイザーズは1本打ち、外しました


コレが差を生み、91-80でレイカーズがリードしました!!






◯4Q

・収支の埋め合わせは突然に


肝心のクロージングが始まります。レイカーズは早めにトドメを刺したいところです。


相変わらずDloとリーブスのプレーメイクを頼りに打開しています。しかし、コレ以降約5ポゼッションに渡ってショットが外れます。


対するブレイザーズはリースのスリー、メイズの演出した速攻などでイージー得点を増やしたことでリードが4点差まで減りました。ハムHCはたまらずタイムアウト要求です⏰




こんな悲劇が起こってしまったのも、やはりAD不在でヘイズ&ウッドがインサイドの守備を任されていたために、対応力不足となったコトが第一に思われます。

もちろんイージーショットも決めなくてはいけなかったですよね。特にヘイズはまたゴール下を落としています。続くと出番無くなっちゃうぞ😠



そうして、やはりスタメンを戻す運びとなりました。本戦、ヘイズとウッドは唯一±が負の値。反省すべし‼️‼️




余談ですが、敵のベンチセンター ドゥオップ・リース、面白い選手ですね。

ゴリゴリするタイプというより、PnPでめちゃくちゃスリーを放ってきます(良し悪しはさておき)。本戦は3p 3-8(37.5%)と打ちすぎな気もしますが、決定率自体は悪くありません。


ブリッツしてるあの姿は...


...と思っていたら、なんと私会ったコトありました!!!!!😅😅😅

今年のオーストラリア代表でセンターだった選手がリースだったのです。

失礼、忘れないようにしなきゃ💦





・ジェラミの目覚め、ADの猛攻


いきなり余裕が無くなってしまったレイカーズ。ハンドラー2人のショットが外れ出す中、確実に点を取れる方法といえば、、、、



ADのゴリゴリプレーです🔥


Dloやリーブスにピックをかけ、ロールすると言うよりはそのままポストアップして簡単なゴール下を狙っています。「ピック&ポストアップ」とでも言うんですかね、正式名称は知りません😅



コレで逃げ切りたいレイカーズですが、ここであの男の封印がついに解かれてしまうのです。



そう、元オールスターのジェラミ・グラントです。



これまでも至って不調と言うほどではなく、とにかく打つ機会が少なかったジェラミ。

シャープがTOVを連発したせいか、ようやく彼がショットを託される時間になりました。そして、しっかり期待に応えるあたりがやはりオールスターですね⭐️


そんなジェラミのスタッツがこちら👇

ジェラミ・グラント(4Q)
15pts FG6-10(60.0%) 3p 3-4(75.0%)

わずか12分で今までのぶんを取り返すスピード感。恐ろしすぎます。





・苦渋の決断が生んだ極上の勝利


2人の怪物が暴れる中、Dloはやはりレイアップ・ショットミスが目立ち出します。プレーメイクは抜群に良いのですが......


ここでハムHCが下した決断、それは「Dloを下げ、リーブスを入れる」コトです。



正直、リアタイ当初は「マジで!?大丈夫なの!?」と疑いました。でも、コレがハムHCのアイデンティティなのです。

狙いはディフェンス。メイズをプリンス、シャープをキャム、グラントを八村、エイトンをADがマークするガチガチ体制をさらに強固にするため、カマラとミスマッチとなる残り1枠をより大きなリーブスにしたかったのだと考えられます。



もちろん、疲労等の理由で下降気味だったショットの懸念もあったハズです。それにしても、よくこの決断をして、最終的に勝利に導いたと思います👏




前述のとおり、結局敵はターンオーバー数を減らせずレイカーズとの差が生まれることになりました。


結果、こんなプレーまで飛び出しちゃいました。

主力があんなにいなければ、そりゃこうもなると思います。イレギュラーが多すぎる。



敵の事情はさておき、レイカーズは116-110でホーム安定の勝利🏆🏅





◯本日のMVP


なんと言っても試合通してサイズとタフネスでエイトンらを苦しめ続け、終盤にはエースたる実力を存分に発揮し勝利に導いてくれたAD〰


他、Dlo, リーブス, キャムらが同率で並ぶ活躍をしてくれました‼️





さて、次の相手は負けに負けまくっているグリズリーズ。

欠員は多いものの、本戦のようなハンドラーオフェンスなら容易に潰せるであろうスマート、Dloやリーブスが苦手な速攻を連発するベイン、何年も前からクラッチシュートに負かされた経験があるケナード、調子が良いときはADとも渡り合うJJJらは居ます。


あんまり舐めてると痛い目見る予感がします。

油断せず、絶対に勝とう‼️‼️‼️





〜終〜




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