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【一戦一評】レイカーズvsブレイザーズ(RS Game10)【前半】


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。



さて、本日の相手はブレイザーズ。フランチャイズプレイヤーのリラードを放出し、今年のドラフト2位でスクート・ヘンダーソンを新たに迎えた再建チームですね。


今回の勝敗もインシーズントーナメントの勝ち抜けにかかっています。勝てるかな?





◯スタメンチェック

両軍のスタメンはこちら👇


レイカーズ、レブロンの欠場につき塁さんがスタメンに昇格しました‼️

さらにリーブスのベンチングを継続し、キャムをスタメンにするみたいです。これは序盤からDloの仕事が多そうですね😅

Vando, JHS, ゲイブは変わらずお休みです。



一方、ブレイザーズは新人のスクートが欠場。見たかった!!!!

最近マトモに新人を見られていないてすよね。JHSも欠場しているし...ブラックとハケスくらいなモノで。

その他、ブログドン、サイモンズ、RobWillらスタメンクラスが多数欠場しています。




◯1Q

・十八番のハンドラーオフェンス


レブロンを欠くレイカーズ、まずは全員が一度ずつアテンプトするような形で攻めどころを探ります。


はじめに良い動きを見せたのは前戦のヒーロー、キャムでした


シャープを置き去りにするこのドライブ。さすが元プロスペクトの身体能力ですね💥




さらに、キャムは敵最初のポゼッションでスティールも獲得。12-7でスタートは上々です⤴️




以降、攻撃で主導権を握るのはやはりDloです。名ディフェンダーのサイブルにマークされながらも、ADのスクリーンを使って巧みなゲームメイクを披露します🪄


サイブル&エイトンの壁を越えてくるあたりが流石の2人ですね。今日の勝利のカギとなりそうです🔐




一方、ブレイザーズは前述のとおり序盤から3度の不注意ターンオーバーを喰らっており、コントロール面の不安を感じます。


オフェンスではハンドオフでシャープやジェラミの得点シーンを探っていますが、思ったより2人に依存しない型でした。


メイズ&エイトンのPnRも頻繁に使用していますね。シャープがキャム、ジェラミがプリンスにマークされているので、Dloを絡めてこの2人で攻めるの方針が1番の狙い目なのでしょうか?


エースが定まっていない感じが再建チームの面白みですが、レイカーズも今のところキャムが得点リーダーとややイレギュラーにスタートしています🤫




そうして得点が少なかったプリンスと代わりリーブスが投入されます。6thマン起用2日目、今日の出来はどうでしょう......??




なんとリーブスの投入で攻撃のギアが一気にあがりました🔥


リーブス的には6thマン起用のほうが思い切りのいいプレーができるのかもしれませんね。

「自分がメインハンドラーだから、自分の好きにプレーしていいんだ!」と変なプレッシャーを感じずに済んでいるのかも👍



ここまでDlo, リーブスらがレイカーズのお家芸であるハンドラーオフェンスでスコアを演出しています‼️





・レブロン不在で今季初の1Qリード!


敵ベンチからはトゥマニ・カマラ&ジャバリ・ウォーカー、ドゥオップ・リースの順で出場。

ヤバい、みんなあんまり知らん😅



この敵ベンチ陣がたくさんファールしてくれたのですが、対するレイカーズもファールでお返ししてしまっています。

コレが減ればいい点差がついていた気もしますが、それでも1Q 31-28と今季初めてリードで終了できました‼️‼️



...って、コレ喜ぶべきなのか?😅



前半までで10点差前後を追いかけて、後半で劇的逆転!みたいなパターンが最近多いですよね。

よく言えば修正力がある、悪く言えば絶対的な強さが足りてない。

...まあ勝てればいいか🤪



いずれにせよ、今季初の快挙をずっと好調だったレブロン抜きで達成できたのは喜ばしいコトですね。






◯2Q

・稼げるファール、外れるFT


ブレイザーズはシャープ+ベンチ陣、レイカーズはリーブス/Max/プリンス/ウッド/ヘイズの布陣で試合再開です。


注意すべき敵はやはりシャープ。あんまりノせたくないところですが、ピックに対するヘイズのブリッツがよく効いておりパスを促せています。

ヘイズ、恐らく作戦ではなく素でボールマンプレッシャーを強めている気がします。というのも、彼は他の試合でも9割方のPnRをハードショウで守っているのですよね👀


せっかくコレが効いていたのに、ファールとゴール下ポロポロが目立ち始めてしまいました。レイカーズ移籍以降はあまり見られなかったのですが、遂にペルズ時代からの悪い癖が発現😈

3度目のファールをしたところでADと交代しました。まあ、そんな日もあるさ。



ここでシャープを懸命に守っていたのはMaxでしたが、やはりキャムと比べるとプレッシャー不足に見えます。

ただ、キャムかてプレッシャー過多でバックドアカットを綺麗に決められたりした試合も過去少なくありません。

シャープの守備にはキャムが向いていただけで、きっとMaxの丁寧さが必要になる相手も出てくるはず。腐らず頑張れ‼️




そして1Q同様果敢にイージーシュートを狙うレイカーズですが、敵のファールが増え出します。特にベンチ陣がカバーに間に合わず...のパターンが多めですね🫢


幸いフリースローをたくさん打てたのですが......やっぱり確率が良くない

◯フリースロー(前半)
POR 7-8(87.5%)
LAL 10-15(66.7%)

倍近く打てているのに、FT得点数がたった3点しか変わりません。

ちなみに、ヘイズ2本、AD2本、ウッド1本と外したのは全員ビッグマンです。コレが決まると楽だったのですがねぇ😞





・型はメチャクチャ、でも入ればOK


2Q前半で溶けていった点差はスタメンによって縮められました。


スリーはどの選手もサッパリでしたが、Dloやリーブスのコントロールに呼応してキャムとADもイージースコアをできていますね‼️



特にエイトンがADを苦手としており、ゴール下で頻繁に押し込まれていますね。PnRのプレーがかなりやりやすそうです。


エイトンはオフェンスでもADの壁を越えられません。メイズとのPnRで何度かゴール下ショットを放ちますが、すべて外れてしまっています

前半 2pts FG1-4(25.0%)、もはやドラ1の威厳は消えてしまっています😢




余談ですが、実はエイトンの1年目を見て「ハキーム・オラジュワンの再来では!?」と胸を躍らせていました。当時はスピンムーブなんかも上手く使えるスゴいスコアラーだと思って見ていたのですが......


当時を見ていた身からすると、もっとエースしているところが観たいと思ってしまいます。いつかそうなって欲しいな。




そしてもう1人、オールスターの威厳を無くした選手が居ました。

◯2Q
8.5min 0pts FG 0-1(0.0%)

ロールプレイヤーのスタッツ? いいえ、ジェラミ・グラントのです。



ご覧の通り「外しまくった」というよりそもそも打っていないんですよね。

いくらプリンスらのマーク下とはいえ、キャムに守られたシャープに攻めさせるくらいだからジェラミが攻めてきても良いのになぁ、、、と敵ながら思いました😅



逆に攻め気満々だったシャープも4度のターンオーバーを記録しており、スコアラー全員が何かしらの問題を抱えています


そんな中安定していたのはメイズ......と、サイブルでした。


◯マティス・サイブル(前半)
14.1min 3p 4-8(50.0%) 2blk

なんと前半のみで4本のスリーを沈めてしまったのです。ダニー・グリーンかよ!!




◯スリーポイント(前半)
POR 6-20(30.0%)
LAL 2-12(16.7%)


このスタッツを見ると、サイブルのみならず敵がかなりスリーを狙った(打たされた)コトがわかります。

逆にスリーが決まらずペイント内得点とフリースローでコツコツ点を積み上げたレイカーズが点差を離せなかったのはシュート1本の重みの差が生じていたからだったのです。




さて、レイカーズは今後もスリーは外れるものと見てペイント守備を固めるのか、ジェラミやエイトンに得点力を復活されて逆襲を喰らうのか......


勝負はこれからです。




【後半】に続く




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