【一戦一評】サンズvsレイカーズ (RS Game9)【後半】
こんにちは、スワッギちゃんです💜💛
まだ【前半】をご覧になっていない方はコチラからどうぞ👇
◯3Q
・"エース以外に打たせろ" 破綻?
レイカーズはビール&KDになるべくショットを打たせない守備方針を続けます。
前半と明らかに動きが変わったのはレブロン。自分のマークマンが多少の放置は問題にならないケイタであるため、かなりオーバーヘルプを仕掛けています。
コレが強かったのです。
なんと開始から約4分間、KDとビールにフィニッシュされなかったのです。
しかし、、、2人以外のショットが今日は好調です。このまま入り続けるようであれば、作戦が破綻しかねません😰
そして、徐々に作戦が崩壊し出します。
KDがどう足掻いてもKDなのです。
特にプリンスの休憩中にウッドがマークした場面がありましたが、全く歯が立ちませんでした。
前対戦でかなり頑張っていたウッドですが、今回はクロージングに選ばれなそうですね。そんな日もあるさ🤨
敵は気づいていなかったのですが、もしKDとビールの2メンゲーム(PnPなど)が繰り返されていればさらに大変なことになっていたと思います。
ダブルチーム対象同士でスクリーンされると、守備は混乱に陥ってしまうのですよね。危なかった😅
・敵の細工を崩すカギはAD!
いつもはMVP級のスタッツを残すADですが、本戦前半では大人しめでした。
ミドルやランニングショットが立て続けに外れて以降、自分からユスフらに突っ込むことはほぼ無くなっています。Dlo,レブロンが好調なので、自分が攻める必要は無いと考えているのかも?
↑好調なレブロン、今日はスリーも冴えてます。
しかし、前対戦でユスフを苦しめたのは確実にADのペイントアタックでした。それを知っているレブロンはADにポストアップを促していますね。
結果はやはりそこそこで、逆にユスフに押し込まれたりオフェンスリバウンドを取られたりしてしまっています。らしくないですね🙄
ここで、敵は守備でとある罠を仕掛けます。それはPnRに対するブリッツ&アイスです。つまり、ハンドラーを潰す作戦ですね。シーズン開幕戦でナゲッツにもやられた戦術です。
「今日のADは大したコト無いから、警戒すべき2人を潰してしまえ!」という気概が見られますが、Dloとレブロンは罠が仕掛けられたらすぐにADにパスを出すことで回避できています。
ホントはこのパスすら防がなければいけない守備形態(ナゲッツはこれが上手かった)なのですが、詰めが甘い部分を的確に突くゲームメイカー2人はホントに流石です👍👍👍
そして、ADはこの合わせをしっかり決めます。そのおかげで少し罠が緩まったのですよね。
AD, キミはこのチームに絶対必要な選手なんだ🔥
◯4Q
・ロールプレイヤーを信じろ
🟣レイカーズ🟡
リーブス/キャム/八村/レブロン/ウッド
🟠サンズ🟣
グッドウィン/EG/ビール/ケイタ/ユーバンクス
で試合再開です。
さて、両軍はここから似たような守備形態をとります。エースへのハードショウやブリッツで、ハンドルの足を止める作戦です。
こうなるとエース以外の得点力が求められますが、、、
レイカーズのロールプレイヤーたちがどんどんスリーを沈めていきます🔥🔥🔥
ヒート戦でゲームウィナーを外したキャムは3Q終了時のブザービーターを含めて3本のスリーを沈めています‼️
しかし、サンズは好調なエースのレブロン以外にシュートを打たせてられているのです。つまり作戦通りではあるワケですね。
それをロールプレイヤーたちのスリーが破綻させたのでした。"エース以外に打たせろ"を破綻されかけたチームが逆に敵の"エース以外に打たせろ"を打ち砕くという神展開だったのです‼️‼️
このタイミングでシューティングが上がってくるとは...しかもアウェーで、スゴいぞ!!!
対して敵のシュートはからっきし。ビールは徹底的なダブルチームで守れており、サンズとは逆にレイカーズは"エース以外に打たせろ"が大成功しているのです。
さらに敵はターンオーバーに見舞われます。きっかけは塁さんやキャムのナイススティール👍
レイカーズの層の厚さ、今後もこういう場面で発揮されると良いのですけどね😅
・穏やかに激しい勝利への執念
ビールが退き、KDが投入された後も絶好調なムードは続きます。
レイカーズはリーブスとレブロンがピックを掛け合い、ダブルチームの様子を見てパス先を冷静に判断していますね。
私は前半好調だったDloをいずれ出すものだと思っていましたが、このままリーブスを続投させるとは驚きでした。誰の意向かはわかりませんが、正直スゴい勇気だと思っちゃいます。
そして、その期待に応えたリーブスはもっとスゴい。ダブルチームの対処法をよく理解しつつ、自分で攻めるときはしっかりショットを沈めて戻ってくる。4Qは素直に良いパフォーマンスでした。
しかし、KDはこんなモノでは怯みません。
チームメイトの相次ぐターンオーバーを見かねて、もはや1on1を選択して攻めています。これじゃビールいないときと同じじゃん
ここでレブロンとリーブスがやっていたようなピックを掛け合うプレーをビールとKDにやられていたらちょっとキツかった気がします。
なかなか点差が離れませんが、ハムHCは潤沢なタイムアウトを使って冷静に落ち着かせます。
そうして疲れからか互いのショットが外れ出した中、トドメの一発が放たれるのです。
キャメロン・レディッシュのスリーポイントシュート。
ヒート戦でゲームウィナーとなるコーナースリーを外した男が、勝利を決定的にするコーナースリーを沈めて見せたのです。
ホークス、ニックスファンは複雑な気持ちで嬉し泣きしているのだろうなぁ
結果、122-119でインシーズントーナメント戦初勝利&今季アウェー初勝利です‼️‼️‼️‼️
◯本日のMVP
理不尽とも言える高確率なショットでエースと化し、終盤には冷静なコントロールで勝利への舵取り役となったレブロン・ジェームズ👑
レブロンの補佐役としてゲームメイクで活躍し、序盤から中盤の得点を鮮やかに演出したディアンジェロ・ラッセル🧊
勝利を引き寄せるXファクターと化し、最終局面でジャイアントリープを果たしたキャメロン・レディッシュ🤫
その他全員も要所で活躍した良いゲームでした。次も勝つ🔥
〜終〜
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