見出し画像

【一戦一評】レイカーズvsサンズ (RS Game2)【後半】

スワッギちゃん


こんにちは、スワッギちゃんです！


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


まだ【前半】をご覧になっていない皆さんは、コチラからご覧ください👇




◯3Q

・復活のハンドラーアタック！


スタメンに戻して試合再開です。

レイカーズはADとのPnRを以前より素早く仕掛け、ハンドラーもスピードアップしてペネトレイトを狙うような意識が強くなっています🏃



DloがPnR, 速攻にアシストでピック守備時ハンドラーに寄り気味なユスフを弄んでいますね🤡

それを見たリーブスも追従し、2人で9ptsを稼ぎました。調子が戻ってきたようで何よりです。




それにしても、あんまりレブロンが強引なスコアをしに向かいませんね。よりパス先を探す雰囲気、アシスト王に輝いた優勝シーズンを彷彿とさせます😎




・ケビンデュラントvsレイカーズ


相変わらずKDを厳重警戒するレイカーズ🚔

パス先を限定するゾーン守備


KDがショートコーナーで球を受け取るとすかさずゾーンの配置につきます。

コレによりパスを飛ばせる範囲のスペースを潰し、オフェンスの動きを硬直させることができるのです✌️



この守備方法が功を奏し、KDから3TOVを奪います。イイ兆候ですね👍


逆にサンズはパス先の選手がスリーを決めてくれるのを祈るほかに糸口を見つけられていません。

が、このスリーが決まる😅



でも良いのです。KDに打たせなかったら成功、これが本日のプラン。気にしない気にしない。



KD, どんなプレッシャーの上からでも決まる🤮🤮🤮

そして体力もスゴい。そろそろバテろよ。



・八村塁は"ダメだった"のか？


1つ気になったのが塁さんについて。

本戦はナゲッツ戦ほど突っ込んで失敗しているワケじゃないけど、なんだか物足りない感が漂っています。




これは得点面とは別な問題で、"体を張る"タイプの仕事が色々と足りていないのだと思います。

例えば、KDへのチェック。オンボールのときはしっかり手を伸ばしていましたが、自分のマークマンによるスクリーンを使ってKDがショットを打とうとしたときにアンダー気味で守ってしまいました。


今日のプランは"KDに打たせるな"


相手がグッドウィンとかならわかるのですが、KDにコレは警戒心が薄いと言わざるを得ないような😕


そして、スタッツも参照してみます。

八村塁
12min
7pts
FG 2-3(66.7%)
0reb
1stl
1blk


...全然悪くないじゃん！　と思ったコトでしょう😟

私は"悪くない"からイマイチ光らなかったのだと思います。特別良くも無かった、といいますか。



特にリバウンドの数字がゼロ。ボックスアウトはしっかりしてくれていたので、間接的な貢献はあったと思います。

ただ、本戦に関してはココの数字が欲しかった。Vandoやリーブスに負けないエナジーを、ここで見せて欲しかった。

そんなところです。次は期待してるぜ❤️‍🔥




◯4Q

・レイカーズの"Big 3"

4Qに突入すると、Dlo/ゲイブ/レブロン/ウッド/ADのビッグラインナップを採用しました。相手はKDに最後の休憩タイムを与えています。



ここで、ヘイズではなくウッド。何故か。

...リバウンドですね。本戦では塁さんやヘイズ以上によく奪取できていました👍




早速チャージングにパスミスで3度のターンオーバーに見舞われるサンズ🌞

もはやKDが居ない敵を守るのには慣れた様子です😁



ここでゲイブがかなり好守してくれています。良いプレッシャーをかけてスティールし、速攻を作った陰の立役者ですね❤️‍🔥




この惨状に耐え切れず、KDが戻ってきました。ここからが本番です。


そんなKDをマークするのはウッド。ディフェンダー気質な選手ではありませんが、サイズは十分。さて、どうなるかな...💓





あまりにも素晴らしすぎました👏


ウッドが単独で3ポゼッション、ADが肩代わりした際も2ポゼッション守れています🔥

さらに今までと同様にターンオーバーの連発も促し、イッキに逆転ムードに‼️‼️



このとき、リバウンドもよく取れていました。敵がハーリーバックするようになったり、コチラがビッグラインナップであるコトが要因と思われます。




...なのですが、こちらのショットが入りません。

レイカーズがストロングサイドのPnRばかり選択するので、敵のディフェンスが中に集まりすぎています。もったいない😱




こんな状況に陥ったのも、実はユスフがファールトラブルだったのです。それでADはどんどん身体をぶつけに向かっていたのでした。




そして、狙いどおりユスフを5PFに追い込みます。

このまま使うか、ユーバンクスに変えるか...と思いきやKDセンターを採用です‼️



ユーバンクスを差し置いて出てきたのはグッドウィン。インサイドの守備よりも、ターンオーバーまみれのオフェンスを危惧したのでしょうか。

ボーゲルHCらしくないと言えばらしくない選択かもしれませんね🧐



しかし守備でも体を張るKD. ほぼガス欠状態の肉体を魂で動かしています💀

昔はそこまで好きな選手では無かったですが、ここまでくると敵ながらカッコ良すぎる🥹




余談ですが、現役時代に膝の悪かった自分はクッショニングの良いKDのバッシュにお世話になっていたのでした。ありがとう😊





さて、タイムアウトが明けたところでDloをリーブスと交代しましたね。ゲイブはそのままです。

ショットクオリティとサイズ、ディフェンスを重視したラインナップで闘う意志を示しています👊



この直後、ADが小さい敵のペイント守備をAnd 1で蹴散らすとグッドウィン→ユスフの交代が発生。ボーゲルさんも迷っている。


レイカーズ、このまま逆転できるか...⁉️




・プレータイム制限はウソ


ここからクラッチタイムです。レイカーズに残る仕事はKDの調子が戻る前に勝利に十分なスコアをすること。


ここでボールを持つのはレブロン。敵の守備はキツくなりそうですが、どう打開する......？



な、なんだこのプレー！？？！？？！？



あんなにナゲッツ戦で苦しんだブリッツやアイス、2人のディフェンダーの間を割って入って正面突破してしまったではありませんか‼️‼️‼️


そのままトップスピードでレイアップを決めてしまいます。38歳だから、とかそんなレベルを超えてスゴい。




これでレイカーズが待ち焦がれた逆転です🙌


先ほど同様、ディフェンスではKDにダブルチーム&他3人がゾーンの形さえ作れればターンオーバーしてくれる状態になっています。


KDのショットも徐々に外れ出している。このまま逃げ切れるか.....‼️



プレータイム制限を1日で解禁した世界最強のオッサン、ADのピックを使って決着の2連続レイアップをイン🔥🔥🔥



こうして見事逆転勝利を掴むのでした。久々にアツくなるゲームだったなあ♟️




◯本日のMVP


まずはプレータイム制限から自らを解き放ち、決勝レイアップをトップギアで沈めた大将軍レブロン・ジェームズ👑


そして継続的なスコアとリバウンド、ディフェンスでチームを支える柱となったアンソニー・デイビス〰


さらに4Qで敵エースKDを複数ポゼッションに渡り徹底マークし、敗北のタネとなり得たリバウンドをもれなく奪取したクリスチャン・ウッド🌳


この"Big 3"こそが本日のMVPに相応しい‼️
初勝利おめでとう🎊🍾㊗️🎉🎈




〜終〜



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？