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vol.3 シュタットベルケ事業計画報告会

最終回は、シュタットベルケの具体的な事業計画や次年度以降の進め方の報告が中心となりました。

町民と作った未来ビジョンの中から、なぜエネルギー事業?という問いに対し、町のお金の約6.4%、じつに27億円が外に出ている現状を役場担当者・赤岡さんが提示。森林資源、水力、太陽光など地域のエネルギーが活用できれば、お金は内部に留まる。新たな雇用も生まれる。そして、環境保全にもつながる!さらに、電力があれば、災害時にも役に立つ。ひいては観光や移住施策にも好影響が見込める!この未来を現実にするためにシュタットベルケに希望を見出した、そんな熱い説明がありました。

具体的な計画では、2030年までに電力小売事業で5億円(町内のシェア約3割)、太陽光発電では公共施設で13箇所への設置、新規雇用者9名、電気の地産地消率20%と、具体的な目標が共有されていきます。参加者からは「本当に採算が取れるの?」「リスクがわかりづらいんじゃないか?」などの声も上がり、10分を予定していた質疑応答は、30分を超える白熱ぶり。ここでの質問や答えは、後日公開予定のめぐるみらいHPで掲示されます。また、次年度以降もこうした会の開催や課題解決事業を具体的に固める話し合いや対話の場に役場が伴走するなど、情報共有や参画の機会は広がっていく予定です。

「どう自分が関われるか知りたくて来た」そんな初参加の方の声が、「どんなタイミングからでも、それぞれの関わり方で参画できる」シュタットベルケを象徴する言葉でした。町のみなさんの具体的な行動が、魅力的な町を作る何よりの原動力です。


※ 本会議は 、手指消毒 、マスクの着用など感染予防を徹底した上で実施しました

※ この報告会は、2021年2月20日(土)に開催しました

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