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独り言

 私は男性ですが、ある血液難病の影響で極度の精神不安に襲われ、併せて「男性更年期障害」相当の病を51歳から55歳の5年間悩まされました。
 
 会社では所属部を離れ個人部署で病の治療に専念しました。
 発症2年目に自己免疫増強のため「わが細胞改造」と名を打って、これまで経験したことがない、また、することもなかったであろう「福祉の世界」の勉強に飛び込みました。
 
 自分の男性更年期症状や免疫細胞の暴走は誰のせいでもなくすべて自分の細胞と脳(意識)が起こしていることと科学的には全く認められない勝手な解釈で更年期症状を穏やかにし暴走細胞を静めさせ本来の免疫機能を充実した免疫細胞へ戻すために心と意識(価値観)の大転換を実施しました。
 
 53歳で専門学校生(夜間)となりました。
 歴史的変遷の福祉分野を学びそれまでとは全く異なる頭(脳)の使い方、見方、解釈の仕方など眠れぬ日も結構ありました。自分改造のためには必要なことと信じ必死で立ち向かい、同期生や教師のお陰で国家資格を取得できました。国家試験終了と共に経過観察ということで1週間ほど入院となりましたが・・・。

(専門学校のほぼお隣のビルがたまたま取引銀行の支店があり、そちらの駐車場を利用させていただきました。お陰様で体力的にもの凄く、精神的に飛躍的に改善されたことも合格できたおとても大きな要因と思っています。合格の報告に支店長にお会いした時、行員の方々に拍手を頂きとても嬉しかったことを覚えています。) 

 幸い「合格」を頂き嬉しさで細胞が大転回したような気分となりました。
以後は血液難病の回復のため免疫細胞を穏やかにし正しい役目を復活させる大掛かりな薬物治療を受けることになりましたが、その大治療の直前に担当医師に「大治療の前に3か月時間をください。」とお願いし毎週血液検査に来ることと指示があれば即入院を条件に許可を頂き「自由診療」による診察・検査・治療を受けました。
 
 なんと、この自由治療等が私にどんぴしゃりと合致し「的」を得ました。血液難病の回復傾向がわずか数カ月で現れ6ヶ月で完治しました。
 
 私は大治療(ステロイドの大量投薬)で人格崩壊の危機(言い過ぎですね。)にさらされましたが直前で立ち直ることが出来たと思いました。
 
 それから2年が経過したころ某会社より「ヘッドハンティング」を受けその某会社の代表者に招かれました。代表職を10年間務めあげ業界を卒業することが出来ました。
 
 あの時思ったことは、血液難病も男性更年期障害等も受容してしまえばこっちのものだという感覚でした。
 いまでは、血液難病という大きな不安と男性更年期障害の辛さのお陰で新しい細胞に出会い、新細胞の自分を築くことが出来たのかなと思っています。
 
kanmさん、お辛いことと存じますがうまく抜け出していただき、ご自身の明るさに一日も早く戻られますよう心から祈念いたします。
 
追伸
でも神様のいたずらはまだ続きました。
4年前の2020年9月28日、網膜中心動脈閉塞症を発症し右眼の視力、視野を著しく失いました。
「この年齢になってもまだ試練を与えますか?」と神様に問いましたが未だ回答を頂いておりません。(初詣では毎年督促していますが・・・。)

こちらはいまだに受容できなくて・・・。