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波打ち際ブンガク

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波打ち際ブンガク1年目が500円で読み放題! 360本くらいのオリジナル短編小説(1000字前後)がいっぱい。しかも読みきりばかり。 扉絵はAI出力!これはお得だ!
マガジン購読で去年の作品が読み放題! しかもオリジナル作品!二次創作無し! 読んで飛べる読むクスリ…
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#創作大賞2023

【短編小説】ジェニファーはケチャップ袋

「ケチャップでいいだろ」  そう訊くとジェニファーは少し悲しそうに頷いた。  アメリカ人の…

にじむラ
1年前
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【短編小説】ファンレックリングハウゼン

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にじむラ
1年前
7

【超短編小説】勇気ひとつを

「親父、いま何キロ?」  イカロスはヘッドセットのマイクに向かって叫んだが聴こえてくるの…

にじむラ
1年前
3

【短編小説】劇団長殺し

「おい、スガ君!どうなってるんだ」  口々に俺を罵る声が聞こえる。 「どうですか、よく響く…

にじむラ
1年前
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【超超短編小説】おねがい乳神様

「ケン坊、触ってはいかん!」  怒声に驚いて手を引っ込めた。振り向くと顔を赤く上気させた…

にじむラ
1年前
3

【短編小説】ハピネスセンター行きのバス(さよならビリー編)

 ハピネスセンター行きのバスが出るまでの間に駅前の個室サウナで朝と涙──または一時的に叶…

にじむラ
1年前
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【短編小説】生と死の線路

 陽子は口から血を垂らすと、その赤い筋は粘り気のある糸を引いて敷石の上に垂れた。  口から垂れたその赤い糸を見ているのか、陽子の目は残月を孕んだ水饅頭の様に厭な鈍光を放っていた。 「ほら、花が咲いてるだろう」  ハルオは叫ぶようにして言った。 ────────────── 「高層ビルの屋上からションベンしたい!」  ジッパーからイチモツを取り出したハルオは走り回りながら小便を撒き散らした。いまだ昼間の熱気を抱いたままの鬱屈したアスファルトにシミができる。  奇声を上げな

【短編小説】ジョット盂蘭盆会COASTER

「叔父貴、ハンドルから手を放しなよ」  俺は釘の装填されたネイルガンを頭に突き付けて、出…

にじむラ
1年前
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【超短編小説】リーダー、自由になる

「自由ってのはよう、こう、難しいもんだよな」  リーダーが遠い目をしながら言ったが聞いて…

にじむラ
1年前
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【短編小説】ぼっちTHEパンク

「サックスやらない?」  数Bの授業が終わるや否や、馬鹿のスズキが振り向きざまに話しかけて…

にじむラ
1年前
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【短編小説】ありがとう

 ディズニーシー?  違う、今から行くのはブラッディシー。数時間後にはきっと赤い電飾が綺…

にじむラ
1年前
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【短編小説】たぶんセックスしないと出られない部屋②

「ちょっと、見過ぎっしょ。ウケる」  制服の女は薄い唇を持ち上げて笑った。 「って言うかお…

にじむラ
1年前
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【短編小説】たぶんセックスしないと出られない部屋①

 寝返りを打った拍子に自分が眠りから醒めたと言う事を理解したが、意識そのものはまだ曖昧模…

にじむラ
1年前
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【短編小説】Back to the doggy style future

 彼女は床に散らばった資料を拾い集めていたが、その姿勢はあまりにも野生的だった。  俺はその臀部を見つめていた。  彼女の夫はこの姿を見たら何と言うだろうか。そう考えると俺は少し幸福な気分になった。