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25歳、男。ようやくファッションについて考え始めた

世間一般の人と比べたら僕はいわゆる【ダサい】のだろう。
洋服に関してはとにかく家にあるものを着てるし、金もない。仕事にゲームダサダサの人生だ。

 YouTuberや同世代の有名人を見ていると正直羨ましいと思っている。

そんな僕がファッションについて考え始めた。どうぞよろしく。


ありのままの僕を受け入れろ大学生


 ファッションというものを意識し始めたのは、大学生になってからだ。中高生の頃は制服にブレザーを着るだけで周りと同じ。カッコ良くもなければダサくもなかった。休みの日に会うのも気心知れた友人だけだから特にファッションを気にする事もなかった。

問題は大学生になってからだ

大学生にもなればファッションに関して嫌でも考えるようにもなる。オシャレな人もいれば、地味な奴もいる。
ただ、今までファッションに関して興味のなかった僕は大学生になっても変わらず興味が持てなかった。

つまり特徴のない奴だった。

当然服に関して何も言われる事もなく、ただ特徴のない奴。そんな風に周囲に溶け込んでいた。

僕はこれを都合よく解釈して、ありのままの自分を受け入れてもらえればいいんだと思っていた。

何かが違うぞ社会人


 しかし、そこに大きな落とし穴があったのだ。もちろんありのままを受け入れてもらえていた。でもそれは自分の親しい人間だけだ。
自分と面識のない人間はやはり見た目から入る。それは僕だって同じだ。
人は見た目が9割だと言うが間違っていないと思う。やはりきちんとした身なりの人は説得力があるし、逆にだらしのない格好の人はだらしなく見えてしまう。

つまりありのままを受け入れてもらえるなんて都合のいい話なのだ。

相手の事を考えるファッション


相手の事を考えるというのはビジネスにおいても通じる考えだ。商品を売りたいと思ったらターゲットを絞る。性別は?年齢層は?性格は?興味関心は?住んでる地域は?
そこから適切な戦略を練る。

同じようにファッションだってそうだ。自分という商品を受け入れてもらいたいと思ったらまず相手を絞る。
ここで勘違いしてしまうのは全員に好かれたいという考えだ。
全員に好かれたいというのは全員に好かれないと言うこと。つまり居ても居なくても変わらない存在になってしまう。

全員に好かれるなら全員に好かれない方がマシ

僕は全員に好かれるよりも少なくてもいいから親友が欲しい、彼女に好かれたいと思う人間だ。だから彼女とのデートの時は相手の好みを考える。それから今から行く場所や雰囲気に合わせて調整をする。

いちいち服に対してそこまで考えるのは面倒臭いという人もいるかも知れない。確かにスティーブ・ジョブズはシンプルな服装で有名だ。ただ、それはスティーブ・ジョブズがスターだから許されるのだ。

シンプルな服装は天才だけに許された特権

圧倒的な存在やスターに関しては彼らという存在そのもの(商品)が既にメジャーであって、受け入れられる体制が整っている。

それに対して僕らはどうだろう?それぞれの人間に関してはもちろん素敵な人達だと思う。ただ、僕らの事を知らない人達から見ればただの一般人だ。せいぜいわかるのは人間だって事ぐらいだろう。

だったら僕らが取るべき戦略は一つだ。
それは相手を考えるファッション。それこそが人間関係構築の第一歩だと思う。

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