FF14 蒼天のイシュガルド(パッチ3.X系)の感想

はじめに

この感想を書いてる時点では紅蓮(パッチ4.X)編をプレイ中。
また、クリアしたのは漆黒のヴィランズ(パッチ5.X)編が最新であり、トライアルの内容が見直された後の話。とはいえ、蒼天のイシュガルドはトライアルではなく、パッケージ版を購入し月額プレイ料金を払ってのプレイ。

ストーリー面

前回の新生エオルゼアがFF14の入口に相当し、お使いが多いのに対して、蒼天のイシュガルドはちゃんと冒険している感があった。エリア的には寒冷地や山岳地帯などが多く、新生エオルゼアの頃と比べて人の住んでいるとこが少なめ。その分、拠点拠点の移動は丁寧にメインストーリーで行っていくい感じ。この辺は制約が出てくるので好みが分かれそう。

さて、メインの話。新生エオルゼア編で帝国軍をいったん退けた主人公一行はウルダハの政治事情に巻き込まれ、逃亡の身へ。そんな中、エオルゼアの各国に対して交流を閉ざしている山岳都市のイシュガルドに身を寄せることに。イシュガルドはドラゴン族との戦い、竜詩戦争を長きに行っており、この戦いに巻き込まれていくことに。
この戦争をメインとしてイシュガルドの中のあれこれや、各地の蛮神問題が展開されていく。

新生エオルゼアが導入部とすると、蒼天のイシュガルドからはFFっぽい重厚なストーリーが楽しめた。確かに、蒼天のイシュガルドのストーリーの評価が高いのものわかる。

気になった点

1つ目:ストーリー上はウルダハから追われているが、普通にウルダハに入れる。まぁ、オンラインゲームだし、しょうがない。これが普通のオフラインゲームならストーリー上の展開で入れないとかの制約が生まれるんだろうが。あと、ジョブクエストという各ジョブごとのストーリーも追加されているのだが、これも普通にウルダハで受注する仕様なのどうにかならんかったのかなと。

2つ目:ダンジョンが単純かつ、新規登場の間隔が長い。

新生エオルゼアの頃はストーリーの進行に合わせてのダンジョン攻略がそこそこの間隔が出てきており、討滅戦と呼ばれるボス戦もまあまああった。一方で蒼天のイシュガルドは話はしっかり進むが、ダンジョンが少ないような。
あと、ダンジョン自体も新生エオルゼアのダンジョンが脇道などがあるものに対して、蒼天のイシュガルド以降のダンジョンは一本道。(これ自体はネットで検索するとそこそこ言及あり)。なのでPTと相談しながら攻略手順を考えたりといった要素がなくなる。初見でもトラップはわからんが道がわからんということはなくなった。オフラインゲームで効率でいくならわかるが、オンラインゲームだし、ダンジョンの複雑さはもう少しあってもよさそう。

よかった点

ストーリーの面白さが新生エオルゼア(パッチ2.X系)とは大違い。ドラゴン族との戦い、蛮神問題とか、これまでなんとなく新生エオルゼアで振りまいた用語の裏が取れてくるようになる。おかげで、話に重みが出てくるしプレイしていて世界観にのめり込める。特にドラゴン族との決着をつける流れは後味の悪さも含めて印象的。こういう見せ場はFFっぽさ。
蛮神問題もなんとなく関わっていたが、その本質面や歴史がわかってくるので、やりがいも出てくる。
次のパッチの紅蓮編につながる終盤の流れも蛇足感なくGOOD。

全体

新生エオルゼア部分に比べて、蒼天のイシュガルドは個人的に好みかつ満足度も高めだった。トライアルがここまでできるので新生エオルゼアの部分に不満でもここまでやったほうがいい。通常のプレイでできることも広がってきており、山岳地帯や雲海など新しいエリアも絵として映える。部分で気になる点はあるが、ここまでプレイしてもらえばパッケージ版を買ってもられる自身があるのもうなずける。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?