推しの声優さん①子安武人さん

最近、子安武人さんの演じるキャラと縁が深い気がする。

今の推しであるファラオ・オジマンディアス(ラムセス2世)のお声を担当されているので、声はほぼ毎日聴いているのだが、朗々としたお声が本当に素晴らしい。重厚で傲慢だ。かっこいい。惚れる。

また同時に、子安さんはキングオブファイターズ(略してKOF)の矢吹真吾ちゃんも演じている。KOFはわたしがもう20年以上好きなゲームである。
真吾ちゃんは、ちょっとお茶目なコメディリリーフといった役割である。いい加減な先輩の言うことを真に受けて尊敬したり、カッコつけようとしてコケるところなどが非常に可愛い。
なぜか今になってKOFの乙女ゲーがリリースされ、真吾ちゃんの声を聴く機会は格段に増えている。

そして、先日18年ぶりの新刊が出た小野不由美先生の十二国記シリーズの景麒(けいき)も演じている。
景麒は人ではなく麒麟である。首の長いジラフではなく、キリンビールのラベルに描いてある生き物だ。普段はヒト形態を取っているが、基本的にいつでも麒麟形態に変身できる。
異世界の十二の国に一人ずついる麒麟は、人ではないので基本過度に慈悲の深い生き物である。景麒はその中でも特筆するほど無愛想で人の機微が読めない。木で鼻をくくったような性格は、しばしば主人である陽子を悩ませた。
現代日本で生まれ育った陽子を拉致して異世界へ放り込んで、何のアフターフォローもしない(正確にはできなかった)であわや死なせかけた不器用さもあわせ持つ。
実は十二国記のアニメを見てはいないので、景麒の声はいまだ聞いていないのだが、きっと腹立たしいほど冷静な声なのだろうと想像する。

このように、子安さんは様々なキャラを演じ分け、それぞれのキャラの内面を垣間見せてくれる、とても素敵な声優である。

結局声優さんの話になってしまった。今日はあまり書くことがなかったのかもしれない。好きな声優さんはたくさんいるので、今後語りたいことが見つからなかったらファンコールを飛ばすことにする。

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