3コストフォロワーで振り返るシャドウバース史
まえがき
はじめまして、Abiと申します。このたびゆーみんさん(@sansation614)主催の「#シャドバアドカレ2023」に参加させていただくこととなりました。
Thx|津島の塩さんによる昨日の記事です。まだご覧になっていない方はこちらもぜひ。
さて、本題に入る前に軽く自己紹介を。
シャドウバース自体はダークネス・エボルヴ期からやっている古参プレイヤーではありますが、特に実績も知名度もない一般人です。
途中幾度となく引退しようとしましたが、数か月でノコノコ戻ってきてしまうんですよね。引退を決意するたびにツイッターもシャドバもアカウントごと消し去ってしまうので、何度アカウントを作り直したか分かりません。
シャドバに関しては記憶しているだけで3回Beginner~Masterまで登頂しています。もはやシャドバ中毒かもしれません。
こんな私が今回アドカレ記事を書かせていただくのは、「3コストフォロワーで見るシャドウバースの歴史」です。
なぜ3コストフォロワーなのか?
それは、最もバラエティに富んでいて面白いからです。
繋ぎとして、ドローソースとして、またフィニッシャーとして。
様々な役割を与えられたコスト帯、それが3コストです。
さらに言えば、3コストというのは長いシャドウバース史において唯一スタッツ革命が起きたコスト帯でもあります。
詳細はこの後見ていただくとして、そろそろ本編に参りましょう。私と同じ古参勢はアルバムをめくるように、また新参勢は歴史年表をたどるように楽しんでいってもらえたらと思います。
第1章:クラシック~バハムート降臨
2016年6月にリリースされたシャドウバース。最初期ということで、どのカードもシンプルなデザインのものが多い時代でした。
CLC:エンシェントエルフ
1枚目は、初期のシャドウバースを代表する(と個人的に勝手に思っている)このカード。「冥府エルフ」「テンポエルフ」「OTKリノセウスエルフ」といったどのエルフデッキにも必ず積まれていました。今見てもネギ背負っているように見える。
CLC:ヒーリングエンジェル
長い間ユーザーに好まれていたり好まれていなかったりしていた「エイラビショップ」の大事なパーツのひとつ。この人ビショップではなくニュートラルだったんですね。
(当時の)標準スタッツを持ちながら追加効果をもち、エイラ下では3/4にも4/5にもなるすごいやつでした。
CLC:ドラゴンナイト・アイラ
ドラゴンさんからはこちらのカードを紹介。どのデッキにも、竜の託宣同様とりあえず3積されていましたね。
「託宣アイラ闘気」といえば当時のシャドバユーザーの好きな言葉ランキング1位にもなった(多分)黄金ムーブです。今聞いても良い響きですね。たくせんアイラとうき、これぞ声に出して読みたい日本語。もし子どもが産まれたら名前これにしようかな。
ちなみにアイラはその後、2度のリメイクとスキン化を果たしました。現時点のローテーションプールには残念ながら居ないので、再リメイクが待たれるところであります。
ROB:ミニゴブリンメイジ
リノセウス確定サーチすな~~~~~~~!!!!!💦💦👆
案の定ナーフをくらってリノエルフの時代は終焉を迎えました。いつの間にか脱獄してるけど。
ROB:神秘の探求者・クラーク
続いては、ROB期にリノエルフとともに猛威を振るっていた「ドロシーウィッチ」のキーパーツ、クラーク。フォロワー限定とはいえ標準スタッツで2スぺブはかなりのパワカといえるでしょう。
というわけでここまでが第1章でした。
この時代の3コストはデッキとのシナジーが重要視されている印象です。本体がフィニッシャーとなるようなカードはほとんどなく、テンポを損なわないようにフィニッシャーまでつなげる「繋ぎ」としての役割が多かった時代でした。
第2章:神々の騒嵐~星神の伝説
リリース当初は比較的おとなしくしていた3コストフォロワーですが、ここから第1次大暴れ期に突入していきます。
TOG:風の軍神・グリームニル
TOG環境初期にTier1となったランプドラゴンに決まって多投されていたこちらのカード。
正直、今こうして振り返ってみると全く強くないですね。しかし当時は3ターン目にも10ターン目にも投げられ、顔にも打点が入るAoEとして重宝されていました。
TOG:骨の貴公子
ランプドラゴンと並んで環境を席巻していたのが、「魔将軍・ヘクター」を攻撃の主軸としたミッドレンジネクロでした。その基盤を支えていたのがこのカード。
場にいる自分のフォロワーに「スケルトン1体を出す」というラストワードを付与する効果は、場残りの良さからヘクターにつなげやすくなるだけではなく、墓地稼ぎやドロー用の自壊要員としても有用でした。
話は脱線しますが、個人的にこのドラネク環境には非常に思い入れがあります。
はじめてRAGEに出た(当時はまだ東京大会と大阪大会に分かれていました)のがこのときで、周りのオタクを見習ってドラネクを持ち込んで大会に挑みました。
当時の私は競技シーンに疎く、RAGEとJCGの区別さえついておらず「どうやらデッキ公開性らしいチー!あえて2コスをばらして相手を混乱させるでチー!🤓」と闇鍋みたいなデッキで挑んだのですが、それが奇跡的にぶっ刺さり、ゆいとにゃんから1万円のお小遣いをもらいました。ゎら。
TOG:旅ガエル
うわでた!!!!!!!!!!!!
ボードの取り合いを一切拒否し、ひたすらバフして顔を殴り続けるカスデッキ。対面には脇目も振らずせっせとカエルを育成する様はまさにたまごっち。
その不健全さから一時期は4コストにナーフされていたはずですが、いつの間にか脱獄していました。
WLD:ゴブリンリーダー
うわでた!!!!!!!!!!!!(2回目)
多くの引退者を出した悪夢の時代、ワンドリ生まれワンドリ育ちの凶悪犯。
この時代を知らないZ世代の皆さんは「え、このカードのどこが強いの?笑」と思うことでしょう。
確かに現代シャドウバースなら、確実に最弱カードの部類です。
が、当時はまだ昭和。後手まくりの手段に乏しく、先攻上振れを止められないまま5ターン目にゲーム終了、なんてことも。
加えて同パック内にゴブリーと相性の良いカードが多く追加されており、今でも(悪い意味で)語り継がれる暗黒期となっていました。
詳しくはこちらのページをご覧ください。僕はもうあんまり思い出したくないので次のカードにいきます。
SFL:原初の竜使い
上振れドッカンバトル時代はまだまだ続きます。SFL期に大流行し単独Tier1をもぎ取った原初ドラゴン。3/1/5というそもそも除去しにくいスタッツを持ちながら、ダメ押しのように攻撃されない効果まで付いてくる始末。触れたいのですか……?
暴れすぎた結果このカードも例にもれず4/1/3にナーフされてしまうのですが、効果が強すぎてナーフ後も結構使われていました。
かの有名な「100万ドルのポセイドン」が生まれた伝説の試合も、ナーフ後の原初ドラゴンミラーでしたね。
もう5年も前のことなんですね。2週間前くらいだと思っていました……。
SFL:純心の歌い手
原初と同じくSFL期に追加された純心の歌い手。3コスト2ドローフォロワー界隈の先駆けともいえるこのカードは性能のバランスが非常に良く、アグロ系からコントロール系まで幅広いデッキに採用されていました。
シャドウバースにグッドデザイン賞があったら最優秀賞間違いなしです(?)
イラストの美麗さも相まって、多くのユーザーに愛された1枚だといえるでしょう。ゴブリーも見習ってくれ。
ということでここまでが第2章です。総括すると、大インフレ時代だったといえるでしょう。ただこれは3コストに限らずデッキ全体が1強、2強になりがちだった時代でした。
個人的には嫌いではなかったのですが、身近な友人とシャドウバースの話をすると「あ~、アリスくらいの頃までやってたわ笑」と言われることも多いのも事実です。
果たして運営の思惑はどこにあったのでしょうか……。
第3章:時空転生~蒼空の騎士
気を取り直して次のカードにまいりましょう。ここからは「ローテーションフォーマットの追加」「ネメシスクラスの追加」があり、シャドウバース自体の転換期となりました。
CGS:肉球砲の撃ち手
CGS:鉄杖の機構士
CGS:熱狂の機兵士
全ユーザーが待ちわびたネメシスクラス。初めに環境入りを果たしたのは、山札にアーティファクト・カードを埋めながら「デウスエクスマキナ」でハンドをクルクルするAFネメシスでした。
現代のAFと比べると素朴なスタイルではありますが、自分でデッキを組み上げていくという斬新なゲームシステムが非常に楽しかった記憶があります。
DBN:斬竜剣士・ロイ
DBN:魔導狙撃士・ワルツ
どちらもフィニッシャー格ではありませんが、チョイス先の汎用性・利便性から環境デッキ入りとなっていたロイとワルツ。
クラスやレアリティこそ異なる2枚ですが、役割・スタッツ・イラストの構図がどことなく似ていてセットでの紹介となりました。やっぱり今見てもカッコイイですね。個人的に今でも好きなカードたちです。
というわけでここまでが第3章でした。前期の大インフレ時代と比べると非常におとなしくなったのが特徴的ですね。
しかし平穏な時代もそう長くは続きません。いよいよ3コストフォロワーに革命がやってきます。次の章にまいりましょう。
第4章:十禍絶傑~リバース・オブ・グローリー
さてお次のカードパックは十禍絶傑。シャドバオリジナルのキャラクターに加え、後にリメイクもされるカードたちですから思い入れのあるユーザーも多いと思います。
OOT:簒奪の絶傑・オクトリス
OOT:沈黙の絶傑・ルルナイ
OOT:姦淫の絶傑・ヴァーナレク
そんなファン多き絶傑シリーズから3枚も3コストフォロワーが生まれました。実質2枚だけど。
ヴァーナレクでボードを取りながら顔を詰め「闇喰らいの蝙蝠」でフィニッシュを決める蝙蝠ヴァンプや、
フラウロスのラストワードを簒奪しつつ「騎士王・アーサー」で強固な盤面を形成するミッドレンジロイヤルが環境を掌握することとなります。
これら3コストたちは直接的なフィニッシャーではないものの、優秀な繋ぎ役として重宝されていました。
ルルナイが大暴れするのはまた別のお話。
さらに、絶傑シリーズ以外にも多くの3コストフォロワーたちが活躍していました。
OOT:ドラゴスネーク
通称ふえるわかめ。ドラゴスネークドラゴンとかいう謎デッキを生み出した張本人です。
ALT:白翼の戦神・アイテール
イラストアドがすごい。
後3で出したら後4で進化を切りたいカードを持ってきてくれる便利カードでした。
STR:希望の女王・リテュエル
STR期の次弾、ROG期に大流行したエイラビショップに確定で積まれていたこのカード。回復時即ドローという効果を持ちながら、進化時に回復効果が付いており、エイラと非常に相性が良いカードとなっていました。
しかしこのカードが積まれていた理由はこの効果だけではありません。
察しの良い読者ならもうお気づきかもしれません。この時期に起こった3コストフォロワーの革命。
それは「3/3/3の解禁」です。
この時期を境に、メリット効果をもった3/3/3が許されるようになりました。
ALT:天外の華・エレノア
3/3/3が進化時1コスト除去スペルを加えちゃいかんだろ。
ROG:マシンクローエルフ
追加当初は見向きもされていなかったのですが、後に「螺旋の鉄腕・ダミアン」という居酒屋カード(運営が居酒屋で飲みながら考えたかのようなオーバースペックカード)が追加され、一気に脚光を浴びました。
ちなみにダミアンはその後3日でナーフされており、これは今でも最速ナーフ記録として運営の黒歴史図鑑に収録されています。
ROG:冥守の継承者・カムラ
カムラと同時に、相性の良い「冥守の頂点・アイシャ」が追加されました。
環境入りするほど強かったかと聞かれれば微妙なところですが、個人的に好きなコンビの一つです。
というわけで、第4章ではスタッツ革命についてでした。正直これが書きたかっただけまである。
標準スタッツが上がったことで3コストフォロワーのカードパワーが底上げされ、デッキの中でも重要パーツとなるものが増えてきました。
ここからさらに3コスト界隈が盛り上がっていきます。次の章を見ていきましょう。
第5章:森羅咆哮~レヴィールの旋風
前弾、前々弾は機械軸のカードが追加され、ここからは自然軸のカードが登場していきます。
そんな中で、多くの自然軸デッキを支えたこのカードから紹介させてください。
VEC:ワンダーコック
3コスト2ドロー界隈で「純心の歌い手」と同じくらい評価の高いこのカード。
キーパーツになりがちな自然カードをサーチしてくれるだけでなく、自身は自然タイプを持たないためサーチの対象外になるという、まさにかゆいところに手が届く親切設計。見た目はともかく味はヨシ!
VEC:旋風のプテラノドン
マナ託宣プテラうおおおおおおおおおおお
VEC:フェアリーブレイダー・アマツ
条件こそあるものの、手札のフェアリーすべてを1/2/2疾走にしてしまうすんごいおじいちゃん。
爆速で相手の顔面を削っていくアマツエルフは、使うと楽しいけど使われると楽しくない、そんな感じのデッキだったように思います。
UCL:ダークジェイルドラゴン
3/4/3疾走というスペックの高さから自然ドラゴンデッキに採用されていたフィニッシャー。今見ても圧倒的パワカ。ついでに潜伏状態の見分けづらさも圧倒的Tier1。
UCL:プリンセスナイト
UCL:空腹の姫君・ペコリーヌ
UCL:小さな優等生・キョウカ
UCL:夜を統べる者・イリヤ
UCL:聖なる守り手・ユカリ
UCL期にプリコネコラボで追加されたこれらのカード。進化すればするほどカウントが下がっていく「ユニオンバースト」という独自の効果を持っており、バトル終盤にはこのユニバでフィニッシャーとしての役割も担っていました。
WUP:マシンナースデビル
WUP:背徳の狂獣
お次はWUP期の代名詞ともいえる「機械自然ヴァンパイア」を縁の下で支え続けたこちらの2枚のカード。それぞれ、元から強い「夜明けの吸血鬼・ノイン」「鋼鉄と大地の神」をより強く使えることから、確定で採用されていた。
FOH:大逆のドラゴサモナー
「波濤のプレシオサウルス」がリリース後早々にナーフされてしまい低迷していたディスカ軸でしたが、捨てても捨てられても効果を発揮する器用さでディスカ軸を復権させた影の実力者。リュミオールの時代に居なくて本当に良かった。
SOR:水晶の魔剣士
「1回ではなく5回。」←はじめ見たとき顎は外れるわ目玉は飛び出るわで大変でした。
しれっとやばいこと書かないでほしいですね。せめて「1回ではなく、なんと5回!(本当に5回だよ!)」と書いててほしかった。
これならまだ顎外れるだけで済んでたと思います。
SOR:烈覇のアルチザン・レジー
単体で見るとそこまで強いようには見えないかもしれませんが、SOR期は乗り物アミュレットが同時に追加されており、2ターン目に「自由なる冒険者」をプレイしていれば3/3を立てながらPPブースト(おまけに後4で進化を切れば全体バフ+もう1PPブースト)というなかなかの壊れカードでした。
ダメ押しで中盤以降は疾走もするらしい。
それからもう一つ、このカードが注目される要因があったのですが、ここでは触れないでおきます。???「ぶれえどつうる!」
UCL:ブーストキッカー
頭を抱えたそこのあなた。2Pickerですね?
2Pickでは強すぎて無事出禁となった男。ネメシス最強だったあの頃を思い出します。
長くなってしまいましたが、ここまでが第5章でした。懐かしいカードが多すぎてなかなか執筆が進みません。
前章のスタッツ革命から引き続きインフレが進み、パワーカードが増えてきました。
一方でゲームのフィニッシャー・メインギミックとなる核カードは未だ高コストカードに頼っているデッキが多く、3コストフォロワーはあくまでサポートとしての運用が多いのも事実です。
次章以降はますます3コストフォロワーの役割が増えていきます。お楽しみに。
第6章:十天覚醒~極天竜鳴
3コストフォロワーの進化はまだまだ止まりません。どんどん見ていきましょう。
ETA:オーバーヒートデーモン
2Pickを中心に大暴れしていたこのカード。エンハンスで自動進化をしてくれるところがアツかったですね。
DOV:マナリアクイーン・アン
DOV:レグニスロード・グレア
幾度となく再録され、そのたびに環境を荒らしていく最強コンビ。
この時代のアングレアは少し特殊で、デッキの残り枚数を5枚以下にすると本領が発揮されるという性能でした。
RSC:究明の魔術師・イザベル
RSC期では8人のメインキャラクターがカード化したことで話題となりました。
中でも大暴れしたのがイザベル。上記のカードはナーフ後なんですよね。
コスト・性能ともに大きく弱体化を食らってしまいましたが、カードパワーの高さゆえナーフ後も普通に使われていた覚えがあります。
RSC:竜槍の戦士・ローウェン
ナーフをくらったイザベルとは対照的に、当初はクソザコの代名詞だったローウェン君。
途中でアッパーが入り、そこそこ強いカードに格上げされました。
RSC:終幕の吸血鬼・ユリアス
トークンが多すぎるっピ!
このカード、個人的にめっちゃ好きなんですよね。
フィニッシャー格ではないものの、このカードに進化を切れた日にはどんどん有利盤面になっていく様がプレイしていて痛快でした。
DOC:ホーリーセイバー
つえ~~~~~~~~。
進化5回で実質3コストになるため、同時に複数枚出して全員疾走させるなんてこともできちゃうんですよね。
加えて守護・ダメージカット・ライフ回復と守備の面でも性能マシマシであり、不利盤面から雑に投げて一気に形勢逆転、なんてこともありました。
OOS:絶叫の沈黙・ルルナイ
「沈黙の絶傑・イラナイ」などと揶揄されていたルルナイさんですが、ボード奪取の鬼となって帰ってきました。1コストで2/1突進が5体並ぶの今考えてもおかしい。
OOS:空絶の簒奪・オクトリス
パクトリス泥棒姉さん オクトリスも今弾でリメイクされました。
リメイク前は完全に簒奪していましたが、リメイク後はコピーするだけになってしまいました。その分ラストワード以外にも色々パクるようになりましたが……。
EOP:化かし女将・ホズミ
アンリミヤクザと化したホズミ姉さん。後4でゲームが終わる神ゲーです。
EOP:管弦の魔術師
単体ではそこまで強くはないんですけど、ほかのカードと組み合わせたときにバカデカ疾走フォロワーとして突如現れるんですよね。
今でも結構夢に出てきます。
RGW:妖精の騎士・タムリン
「ファンファーレ 相手のフォロワー1体を破壊する。」←さらっとすごいこと書いてます。
その効果、エクスキューションが見たらどう思うでしょうか……?
これだけでも強いのに、中盤以降は4点(6点)疾走にもなる大バカカード。
インフレを感じさせる1枚です。
やはりパワカが多くありましたね。繋ぎとしてだけではなく、デッキの核となるようなカードも多く存在し、3コスト愛好家としてはうれしい限りです。
ということで、ここまでで私が本記事で伝えたかったことは概ね伝わったかと思います。
リリース当初と比較すると(もちろんカードプール全体的にインフレしているのもありますが)特に3コスト帯は金虹の割合が増え、デッキに対する重要度も大きく上がりました。
今後も様々な3コストカードが追加されると嬉しいですね。 執筆中にシャドビヨの情報が公開され、実質サ終となってしまいました。
個人的には結構前向きの感想ですが、本筋とは離れるためここでは深く言及しないでおきます。普通に楽しみです。
最後に現ローテーション環境のカードもさらっと見ておしまいにしたいと思います。
第7章:天示す竜剣~
CDB:銀色の清純・アルジャンテ
しれっと3枚ドロー。さすがに強い。
EAA:荒波の副船長
3コストのカードがワラワラとフォロワーを出しちゃいかんでしょ。
ちなみに僕は未だに副船長算ができません。うまぶって進化前に財宝カード切ってたらボード処理しきれなくて爆散していきます。
AOA:グランドスラムの竜使い
「ファンファーレ 自分のデッキのドラゴン・フォロワーすべてを+0/+1する。」←わかる
「これの体力が5以上なら、ヘルフレイムドラゴン1体を出す。」←なんで?
「7以上なら、それは疾走 を持つ。」←なんで???
「これは進化する。」←本当になんで?????
HOR:希望の断片・キリエ
地味にこういうカードがインフレを感じさせます。なんでもありのモハメドアリ。
HOR:混沌の終幕・シン
モハメドアリその2。進化10回が重たいとはいえ、エンハンス無し、3コストのままこの効果が使える点が魅力的です。
ORS:ディアボロス・ヘドネ
相手のフォロワー全破壊+6点疾走、3コストでやっていいことじゃない。でも狂乱は弱い。
~~~~~
あとがき
いかがだったでしょうか。懐かしのカード、思い入れのあるカードもたくさんあったのでは無いでしょうか。
今後もシャドウバースの発展に期待ですね……と締めくくる予定だったのですが、まさかのワールズビヨンドの発表がありました。
シャドウバース君はこれからどうなっていくのでしょうか。RAGEのフォーマットが麻雀や釣りになる世界線はあるのでしょうか。
シャドバに囚われた1ユーザーとして、これからも全力で遊びたいと思います。
明日はあおどり大先生の記事です。お楽しみに!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?