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メタ読みだけで勝ってきた男のメタ読みの仕方

メ~タメタメタメタ!!!!(気さくな挨拶)
メタデッキ星人こと、津島の塩です。

今回はメタ読みだけで勝ってきた僕が、RAGEやJCG大型大会のメタを読むときにやっていることを紹介していこうかなと思います。


本記事はゆーみんさん主催のアドカレ企画の記事です。
昨日の記事はこちらから


メタ読みする前にやること

メタ読みする前に絶対やっておかなきゃいけないことがあります。

それは、Tier1の練習です。

何も考えずにTierの低いデッキを使うのはエンジョイでシャドバをやっている人と変わりません。
まず最初にしっっっっっかりとTier1の練習をして、環境デッキの強み弱みを理解してからメタデッキを探す方に向かいましょう。


メタデッキを作るときに考えること

メタ読みをする前に使えるデッキのレパートリーをめちゃめちゃ増やしておくことで、「この大会の日はこういう環境になりそうだからこのデッキを持っていくのが良さそうだな」と、環境に合わせて持っていくデッキを変えることが出来るので、先にデッキを作るときに考えることを色々紹介していこうかなと思います。


好きなデッキを組む

まず最初に好きなデッキを組みましょう。
自分が使ってて楽しいと思えるデッキで大丈夫です。

最近のシャドバは運2:練度8ぐらいはあると思ってて、1ミスで負けるゲームになっているので、練習してて楽しいデッキを使って1ミスもしないデッキを握れるようにするのがいいと思います。
「苦手なTier1より得意なTier2」という言葉を胸に毎日頑張っています。

よくTier2以下のメタデッキを使って勝っている人たちは結構「この人といえばこういうタイプのデッキ」みたいなのがあるので、かなり大事なことだと思っています。


大会の上位入賞デッキから探す

僕は0から強いデッキを組める人間ではないので、誰かが組んでくれてて、その上大会でも勝てているデッキから探しています。

探す方法としては、ところてんさんのツイートを見るのが一番早いです。
環境初期だと特に変なデッキで勝っている人を見ることが出来るので、そういうところから「このデッキ面白っ!」というデッキを探してみましょう。

他には地方大会やJCGの大型大会の入賞者のツイートを見に行ったりするのも良いと思います。

ちなみに0から強いデッキを組める天才ならここはやらなくていいです。
「俺は0から強いデッキを組めるぞ!」という方は僕のツイッターのDMまで。友達になりましょう


とにかく色々触ってみる

新しく出てきたデッキはとりあえず触ってみて、このデッキが得意かどうかだったり好きかどうかだったりを確かめるのも大事です。

一つのデッキにこだわるとそのデッキが勝てない環境になったときにめちゃめちゃ困るので色々使えるようにしておきましょう。

めっちゃ余談なので読み飛ばしてもらってもいいんですけど、筆者はAOAのRAGE GFにスペルウィッチを持って行く気満々だったんですけどマジで勝てなくなってしまい、それまでずっと食わず嫌いをしていたマナリアウィッチを触ったところ、ありえないぐらい肌に合ったことがあります。
こういうこともよくあるので食わず嫌いはしないようにしましょう。


デッキの強みと弱みを理解する

持っているデッキの強みと弱みを理解しましょう。

強みと弱み・有利不利を理解せず、ただ使ってて楽しいデッキを大会に持って行くのはエンジョイでシャドバをやっている人と変わりません。
しっかりと理解してから持って行きましょう。

マジで大事なので同じ話をもう一回しました。



デッキを組むときに考えることは以上です。

これを大会の1週間前ぐらいに全部終わらせて、残りの1週間はメタ読みとデッキの精査をします。

ということでこれからメタ読みをする時に考えることを紹介していこうかなと思います。



メタ読みするときに考えること


とにかく情報を集める

先述したところてんさんのツイートを見たり、レートで数回したりして何が流行っているかをしっっっっっかりと確認します。

一番流行ってるデッキの情報収集はすぐ出来ると思うのですが、自分が勝ち上がった先で使われそうな、上位勢だけが使ってるデッキだったりカードも調べておく必要があります。

ただ、これをやるのは難しいことではあると思うので、チームの人間総出で高レートの対面のデッキをメモったり、DSAL出場チームのデッキを見まくったり色々するのがいいと思います。

あと、基本的に大会1週間前のRSPTやJCGで出てきたデッキが流行って、そのデッキが最大母数のまま戦うことになります。
なので、大会1週間前ぐらいになったら、情報をめちゃめちゃ追って「大体環境はこんな感じになりそうだな」と予測を立てて、デッキを2.3個ぐらいに絞って壁打ちをしましょう。


Tier1を使わない理由を考える

基本的にはTier1を持つのが一番良いです。絶対に

Tier1のデッキが何故Tier1なのかというと強いからなので、基本的には外さない方が良いです。

でも、色々な理由でTier1を使う方が勝率が低くなることもあります。
僕が外す時は、「めちゃめちゃ苦手」「ミラーになった時先後で勝敗が決まりやすい」「メタデッキと当たりやすい」の3つの理由が多いです。

今期のORS環境のRAGEで例えると、回復ビショはめちゃめちゃ苦手だったし、ミラーの先後で勝敗が決まりやすかったし、使徒入りのデッキが流行りそうだったため、完全に持って行かないデッキでした。


何回戦で何と当たりそうか考える

大会は最後まで勝ち切らないといけないのでその日当たりそうなデッキ全部に勝たなきゃいけません。
なのでどのタイミングでどういうデッキと当たりそうで、どのデッキ・どのタイミングなら負けていいかをしっかりと考えましょう。

オフRAGEを例に説明すると、「day1の1~3回戦まではTier外のデッキも多いからそういうデッキに負けない雑多耐性が欲しい」って考えたり、「day2とかプレーオフに勝ち上がってきそうなデッキは、Tier1の○○じゃなくてTier2の××っぽいから、自分が最後まで勝ち切ることを考えるなら○○よりも××に負けないデッキにしよう」って考えたりみたいな感じです。

逆にどのタイミングで負けてもいいかの考えをする時は、「序盤に当たりそうなTier外のデッキに弱いけど、相方に来そうな奴に絶対勝てるからBO3では勝ててる」とか、「○○と××の持ち込みに絶対勝たないけど、それが来る確率はかなり低そうだからそれが来たら運負け、それ以外の試合勝てばいい」、みたいな考えをしています。



みたいな感じでメタを読んでいます。

次は実際に僕が今までTier2以下のデッキを使って勝ってきた時を例に色々書いていこうかなと思います。



持って行くデッキを決める


EOP RAGE

フラグラネクロ・スペルウィッチ・連携ロイ環境
連携ロイ・ハンドレスヴァンプ使用 プレーオフ決勝

ハンドレスヴァンプ
 めちゃめちゃ得意だった。
 フラグラネクロに微不利・スペルウィッチに微不利だったけど、プレイで捲れる部分があったり、分からん殺しで勝てるところがあった。
 直近で上位勢がハンドレスにガン不利なラスワネクロを使っていて、勝ち上がれば勝ち上がる程楽に戦えそうだった。
 ユキシマウィッチに絶対に勝てなかったけど、day2にいるわけないと思ったし、相方を抜けばいいと思っていた。


AOA RAGE

狂乱ヴァンプ・ディスカドラ環境
狂乱ヴァンプ・スペルウィッチ使用 GF進出

スペルウィッチ
 めちゃめちゃ得意だった。
 全ての人間が狂乱@1みたいな環境で、狂乱に有利を付いていた。
 直近で上位勢がスペルにガン不利なマナリアを使っていたので、勝ち上がった先で当たりそうだった。
 ディスカドラに不利だったけど、ディスカは狂乱に不利だと思ってたし、day1で当たりそうなデッキに不利ついてそうだから勝ち上がって来ないと思っていて、自分が勝ち上がった先では当たらないと思っていた。


AOA RAGE GF

葬送ネク・ディスカドラ環境
葬送ネク・マナリアウィッチ・ウヌエルビショ使用 優勝

マナリアウィッチ
 めちゃめちゃ得意だった。
 プレイが良ければ全てのデッキに勝てると思っていた。
 当時流行ってた7キル特化型だとプレイに幅を持たせるのが難しくて、対面と手札の形で色々変えれるように古い型を使った。

ウヌエルビショ
 めちゃめちゃ得意だった。
 先手を取れば概ね勝ち、後手を取ってもスカフェを引けば全然勝てる、後手取ってスカフェ引かなくてもいっぱいゴネゴネすれば勝てると思っていたので、全てのデッキに対してかなりの勝率が出ると思って持ち込んだ。


ORS RAGE

財宝ロイ・回復ビショ環境
カステルエルフ・アグロヴァンプ使用 プレーオフ決勝

カステルエルフ
 めちゃめちゃ得意だった。
 財宝ロイ@1みたいな環境で財宝に有利を付けていた。
 回復ビショにめっちゃ不利だったけど、回復ビショはいろんなデッキに入ってる使徒のせいだったり、流行り出してた進化ヴァンプがキツくてあんまり勝ち上がって来ないと思ってたので、自分が勝ち上がった先では当たらないと思っていた。
 マガチヨとカステルは似たようなデッキだったからマガチヨを持って行く方が良さそうだったけど、勝ち上がった先で当たりそうだったのはマガチヨだったので、ミラーをやるよりマガチヨに有利付けるカステルの方が良いと思った。

アグロヴァンプ
 めちゃめちゃ得意だった。
 顔を殴られた方がキツいデッキだったが、「アグロヴァンプ対面は顔を殴ってはいけない」というプレイが主流だったため、「絶対に分からん殺しが出来る」という自信があり持ち込んだ。
 財宝に対しては顔を殴られたらガン不利だけど顔を殴られないならガン有利という認識だったので、世論を信じて持って行った。
 機械ネメに対して絶対に勝たなかったけど、day2にはいないと思ったし、当たっても「相方の財宝を抜けばいい」と思っていた。(プレーオフ決勝の負けられない場面で当たらないと思っていた機械ネメに当たり、相方も財宝ではないという読み間違いで敗退。)



以上です。

見てもらったら分かる通りめちゃめちゃ得意なデッキを持つのが一番良いと思っています。
めちゃめちゃ得意なら不利マッチも捲れる事があるので、めちゃめちゃ壁打ちしてプレイを煮詰めて好きなデッキを得意なデッキにしましょう。

ここまでメタがどうこうみたいな話をしてきましたが、最終的に一番大事になってくるのは練度です。
とにかくいっぱい練習をした上でメタを読み、適切だと思ったデッキを持って行きましょう。



最後に

長くなりましたが最後まで見てくれてありがとうございます。


最初にも言いましたが、こちらはゆーみんさん主催のアドカレ企画の記事です。
色々な方が色んな視点から記事を書いていてとても面白いので是非ご覧ください。

次回の記事はこちらから


じゃあみんな!この記事を読んでくれてありがとうメタ!
この記事を読んだ後はメタを読むメタよ~!

さよならメタ~~~~!!!!


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