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茹でカエル対策

昨日書いた
会社のつぶし方|鈴木良実 (note.com)
は、どちらかというと

急激につぶれる

という場合です。

しかしながら、会社のつぶれ方には

茹でガエル状態で
緩慢なつぶれ

もあります。例えば

電子技術進化の前のフィルムメーカー

です。こうした技術進化による

社会環境の変化

を見誤ると、会社は別の道を見出さないと、つぶれていきます。先ほどの、フィルムの話では

コダック

がその例です。20世紀後半でのコダックのフィルムは、富士フィルムの製品より

粒子の粒が揃っている

と高評価でした。しかし、現在は

富士フィルムは基礎技術を生かし多角展開
コダックは写真に執着しつぶれる

という結果です。

こうした

多角化の努力

は生き残りの有効手段です。

しかしながら、ここで失敗して、つぶれるケースも少なくありません。これは、昨日書いた

失敗処理の誤り

と似た特性があります。

つまり、現状を打開しようとあがき

自分の技術を使い新分野に参入
そして
投資回収できず破綻

と言う形です。

こうした

茹でカエルからの脱出

については

広く総合的に見た戦略

が必要です。ここでは

自分の得意技術が
社会の要求に合っているか

を見るために

技術が使われる社会を描き
その中での生活のもの語りを想像

するようなスキルが必要になります。

こうした対応法が、現在には必要だと思います。

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