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好きこそものの上手なれ

冬晴れが心地よい師走となりました。寒さもこたえる中、なんだか気づいたらばたばたの毎日です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

突然ですが、私は「動画より活字が好き」でテレビやアニメ、映画を見るよりは本を読む派です。映画も、誘われたら行くけど…くらいな感じ。(「映像の生々しさが苦手」「与えられる想像の余地が狭い」「脳裏にイメージが焼き付く感じが得意じゃない」みたいなネガティブな理由や、映画に関する授業を履修して変に研究っぽい側面から見ることができるようになってしまった、というのも実は原因だったりするかも。(笑))

ですが先日映画館で『TENET』を見て、「これは…!!」となったんです。脳のいろんなところが刺激される面白さ。ずーっと興奮状態で、さすがに映像にしか表現できない作品だなと。これを機にもうちょっと映像作品に触れてみようかと。(さっそく同監督の『インセプション』『メメント』を見ました。『インターステラー』は既に見たことあり。)

あれ以来、いろんな人におすすめ映画を聞いて回っています。本当にたくさん教えてもらっているので、年末年始に見よう。コロナで外出も控えざるを得なさそうなので…。

最近見た映画

『きっとうまくいく(3 idiots)』『ピンポン』を最近見ました。"最近見た映画"が2本も上がるとは、昔の私に伝えたら驚くだろうな。中学以来の大好きな友人ちいと、これまた大好きなインスタグラマーじゅんさんのおすすめ!※以下ネタバレ含みますので要注意※

前者は2009年公開のインド映画です。インド映画、といえば歌と踊りが必ず入っていて、上映時間がやたらと長いという特徴で有名ですが、この作品も例外ではありません。当時の時勢も反映しているのであろう少々ダークな描写もありつつ、でも基本的には明るく勇気をもらえる青春コメディ。舞台はエリートが集まる工科大学で、エンジニアを目指す学生が主人公です。(本noteの趣旨とはずれますが、タイトルが直訳ではなく日本人の感性にうまくはまるようにアレンジされているのも勉強になります。)

一方後者は日本のスポーツ漫画が原作で、これもザ・青春なお話。これはただの感覚論ですが、邦画ってなんかゆるくてシンプルであまり色々考えずに見られる作品が多い気がします。2時間以内に収まるものは特に必然的に「詰め込みすぎない」ストーリーになるのかもしれません。『ピンポン』も、部活一本のお話で、中途半端に恋愛などを絡ませないところがよかった。とある学校の(タイトルからして歴然ですが)卓球部、を中心として進んでいく成長ストーリです。

そしてこの2本の共通点が、今回のnoteタイトル「好きこそものの上手なれ」というメッセージ。過度なネタバレを避けたいので超ざっくりですが、前者はものづくりや科学が好きな人がエンジニアとして成功する、後者は卓球が好きな人が強くなれる、と、まあこんな感じでした。

好きなことで生きていく

何かの分野で成功を収めるには、「能力」があって「努力(行動)」ができる必要があると思っているのですが、好きじゃないと継続的に努力したり、壁にあたったときに「じゃあどうしたらうまくいくんだろう」って試行錯誤したり、なかなかできないと思うんです。そしてそれがないと「能力」は育っていきません

もちろん好きなことだけをやってすぐに成功できる人なんていなくて、「好きなことをやるために」様々な犠牲をはらって、一見地味でしんどい作業もこなして、何度も何度も失敗を繰り返して…っていう過程はあると思うのですが、モチベーションが「好きなこと」だから頑張れる、という側面はやはりあるんだろうなと思います。

こういう記事を書くと「でも好きなことって見つけるの難しくない?」みたいなことを言われそうなのですが、好きなこと、なんて一つじゃなくていいし、その瞬間瞬間で変わったっていいし、「好きなことを決めてそれに向かって生きなきゃ!」みたいなたいそうな考えは捨て、もう少し気楽に心が揺さぶられることを探してみたらいいと思います。

私自身、表面化した「好き」を集めながら少しずつ自分の「好き」の根本がわかってきたので、引き続き心ときめく人生を歩んでいけるようつとめたい所存です。

おわりに

長々とお付き合いありがとうございました。よろしければハートマークを押していただけると喜びます(ログインなしでおせます!)。

それではまた次回。寒さが厳しくなってきましたので、皆様お体ご自愛下さい。

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