誕生日にあげないと意味ないのに誕生日を過ぎてからあげる誕生日の話

誕生日、祝われて嬉しかったのはいつまでだったろう。
祝われてなんとも思わなくなったのはいつからだっただろう。
そんな事を思い出しつつ、またひとつレベルが上がりました。

4歳か5歳か覚えてないけれど、トミカの新幹線みたいな形をした立体駐車場っぽい玩具を自動で上げ下げ、開くといったギミックが壊れるまで使い古し、子供が指を挟んだ事故があって、回収する時に駄々をこね、母親に丁寧に何故回収するのか説明をして貰ったのを未だに覚えてる。

調べてみた結果、マグナムパトレーバーだと確認しました。

特に荒っぽい使い方をしないで壊れてしまったので、この玩具で指を挟んだ子は○○(自主規制)なんだろうなと思いつつ、この玩具でいっぱい遊んだ事、壊れてしまって自分は指を挟む危険は無い事、そして、壊してしまった事の謝罪と回収するというお願いを守る事を手紙に汚ったない字で書いた事を思い出した。
後年になって母親と話した時には「こんなにボロボロになっても回収対応してくれるのかと疑問だった」と聞いて、そんなにボロボロだったか思い出せない自分がちょっと悲しい。

回収された後、タカラトミーから手紙が届いていたのは覚えているが、その手紙はどこに保管しているかは分からない…どこかにあるはずなんだが…

桜は「花より団子」、だが誕生日は「ケーキよりプレゼント」なのだと思う。
クリスマスなんて、ケーキとチキンとサンタとプレゼントは大体均等は取れているというのに…

友達と誕生日会なんて開いたことは無いし、プレゼント交換なんてやった事ない。この時期の誕生日なんて晴れることが少ないし、晴れても暑い。今年は曇りかな…
過去最悪なのは6歳と確か9歳、大雨の休日、両方とも父親がいたけどライターのガス切れでケーキ出てから夫婦で軽く言い争う始末…祝われてるんだか分からなくなる雰囲気に…

そんなにいい思い出が無い誕生日でも、年1度の記念日であり、一種のアイデンティティの確認の日ともなり得る。そして、感謝を示せる場ともなる。

「ありがとう、母よ、産んでくれて。これで私もナゾノクサからクサイハナに進化出来ます。」
誰が汗臭い、オヤジくさいじゃぁ!!

こんな感謝の言葉は母の日でも言えない歳頃になったけど、結婚して孫を見るまでは生きてて欲しい…結婚、出来るのかなぁ…

できるだけ、親孝行できるまでは生きてて欲しいと誕生日を迎える度に祈り、早く歳はとりたくないものと思いつつ、早く卒業して、親孝行をしたいと願う。

誕生日に誕生日のちょっとした話をあげるのはどうかと思っていたけれど、結局誕生日には間に合わなかったし、当初上げる予定のものがなかなかまとめられず、文字に起こせず、増えてく課題に押しつぶされて、対面が始まり家と大学の往復時間で1週間でほぼ1日分の時間が潰れ、ゲームすらやってる暇がないのです。(大丈夫、大まかなプロットはあるし、書くことも決まってるから、きっと、大丈夫な、は、ず?)

最低でも月1本なんて考えていた過去の自分との約束を守る為にこんな話になりました。

誰しもが迎える年1度のレベルアップの日、誕生日。
過去の自分(2歳)の写真をチラッと見つつ、この頃の自分は自他ともに認める位、1番可愛かったと思い耽る。
そして、今の自分を見て、なぜこのまま成長できなかったのか嘆き、時の移り変わりの残酷さを学び、また成長する。
過去の自分の振り返りと未来の自分を思い描きながら…

この写真をあげるかあげないかで悩み、データ入手も含めて時間掛かった挙句、結局画像データを入手出来なかったので、実質、文完成自体は間に合っていたのだから誕生日からピッタシ1周ズレの投稿自体間に合ったとしてもらいたい…

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