すず太郎の新潟愛幕開け「監督編:第3話(最終回)」
皆さんおはようございます。
前回突然秀太の家から放り出される展開になったすず太郎と監督ですが、数時間の滞在を許されました。
秀太「家を出るとき、カギをあそこに置いといてくれ」と言って、秀太は颯爽と仕事に向かいます。
残されたすず太郎と監督はこの後の計画を立てるのですが、監督は玄関で寝た為「体中が痛い」と言って使い物になりません(痛くなくても使い物にならないんですが。監督はそういう男です)。
仕方なく私が色々考えるんですが、当時はスマホなんて便利なものは無かったので、
①昨日行ったコンビニに行き、朝食を買い、るるぶで情報収集
②帰り道で観光できる場所をるるぶで探す
と、完全にるるぶ頼みの計画を実行することにしました(当時の私はるるぶ依存症だったに違いありません)。
予定が決まった途端、監督が「こんな部屋とはおさらばだ!!」と急にテンションMAXになり、昨日のコンビニでるるぶを見た結果、行った場所がこちら
【フォッサマグナミュージアム】
フォッサマグナミュージアムは、ヒスイや糸魚川-静岡構造線などジオ(地質)資源に恵まれた、鉱物・岩石・化石と日本列島の成立ちが分かる博物館です
いきなり男2人で行く場所か?と思いましたが、とても近かったので即決めです。
開館と同時に入場しますが、当然他に誰もいません
しかし!!
ここで監督にこの旅唯一のキセキが起きます!!
ミュージアムの係りの女性が「裕木奈江」に似てたんです!!
こんな感じの人だったはずです(アイドル好きの監督にはたまりません)。
ちなみに、当時の監督はモー娘。の「飯田香織」が好きでした。
真ん中の青のボーダーの方です。右の紫ではありません。
で、別に公言してもいいと思うんですが、監督は
「自分がファンと公言すると、芸能界から即消える」
という呪いの力を持っている的な発言を繰り返していたので、他の友人には
「広末涼子が好き」
と言ってました(そもそも両方言っちゃってるし)。
ただ、今日この結果を検証すると、
①「飯田圭織」様は、監督が私にしか言っていなかったために、ゆるやかに芸能界から露出が減っていった(プライベートの状況もあるでしょうが)
②「広末涼子」様は、ある意味監督が偽装ファンだったため、今でも芸能界でご活躍中
ということになります。
本気で監督が「すきだ~」と叫んだら、翌日事件が起きたり大変なことになるんでしょうね。怖い怖い。
話が逸れましたが、監督はもう一度「裕木奈江」似の係りの方に会いたい気持ち一心で、館内の見学もほどほどに物凄いスピードで出口へ向かいます。
で、ちょうど出口付近に売店があるんですが、彼女に運命的な再会を果たすわけです!!(大変盛り上がってまいりました!!)
売店はこんな感じ
そして監督は彼女のハートを射止める為?に
①金運アップのヒスイ
②絵葉書
この2点を購入します。
たった2つなのに突っ込みどころ満載ですが、①なぜ金運?②ここで絵葉書?(地層の葉書だったような・・・)監督のセンスは常人では理解できません。
そして購入後、あらかたお気付きだとは思いますが
一切「裕木奈江」似の係りの方とは言葉を交わさず、建物を後にします・・・。
まあ説明するまでもありませんが、女性に対して積極性は一切ありませんから。
しかし監督はご機嫌です。
「いやーあの子は可愛かった♪」と言いながら、ここで悲劇が。
入り口すぐの階段で、ヒスイを落とします。
割れます。
心が砕けます。
金運もダウンです。
そもそも「何で落とす?」って話ですが、何か物を買った後、すぐ包みから開けたがる人って割りと多いですよね。監督もその1人でした。
私が「もう一回行けば、裕木奈江に会えるってチャンスじゃね?」というと、
「彼女に迷惑は掛けられない!!」
と、車に颯爽と戻ります。
あの時の監督の背中は・・・ぽっちゃりだったな(カニ5杯食ってるし)。
ただ、このままどんより帰るのはイマイチもったいない・・・そう思いながら向かった先は・・・なんと・・・
善光寺!!!
善光寺!!!
善光寺!!!イエーイ!!!
新潟愛と言いながら、長野県来ちゃいました。
まあヒスイ割れてましたので、途中でパワースポットどこだ?とるるぶで調べた結果、善光寺にたどり着いたわけです。
一応監督は
「茶屋でだんごを食いたい。水戸黄門御一行みたいなやつ。」
と、まさに現実世界に舞い降りた「うっかり八兵衛」を気取っていましたので、しょうがなく連れて行った訳です。
まあこの後の展開はだいたい皆さんの想像の通りですが
①だんご屋が無い
②土産屋でだんごを買って、店の前のベンチで食べる
③急にゲリラ豪雨、監督ずぶぬれ(になりかける)
って、まあまあ予想しずらい展開でしたが、やっぱり長野に浮気したせいでバチが当たりかけたんでしょうね。
ただ、結果的に雨には濡れませんでした。
お土産屋さんのご好意で、お店の中(というよりも事務所に近いところ)に入れてくれて、お茶までご馳走になって、結局1時間近くいたんですがその間に雨も止むという、何ともハッピーな展開で無事帰路についた訳です(お土産屋さんのおばちゃん、あの時はありがとう♪)
最終的に
「監督、この旅で何が一番楽しかった?」と聞くと
「カニが美味かった」
と言ってました。
本当にカニ好きなんですね。
おわり
サポートなんてとんでもない!!私の記事で少しでも笑ってもらえたら、それが充分サポートです!!