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【しくじり自由研究】10円玉を10000回振ったら、表と裏どちらが多く出るのか?
コイントスしまくったある夏の思い出です。
目的ぐらいは決めておこうという話と、とにかく楽しくやろうという
理系お兄さん(仮)からのアドバイスです。
すずはろー(*´▽`*)
すずしろ大根です。
もうすぐお盆ですね。
すずしろは暑さで干からびそうです。
こんな日は、クーラーの下でゲームをするのが一番楽しいですが、
さすがに罪悪感が湧いてくるので、noteの企画に初参戦してみます!
さて、皆さんは、夏休みの自由研究で何をしましたか??
私は、ほとんど記憶にありませんが、
中学の自由研究で丸一日コイントスをし続けた記憶があります。
ぜひ、参考にしないでほしいので、
その記憶を無理やり呼び起こして書いていきたいと思います。
0日目:ペットボトルロケットを飛ばそう!!
人類の憧れ、それは無限に広がる宇宙空間です。
中学生のすずしろ青年も、宇宙にあこがれる1人でした。
なんとかして、宇宙に行ってみたいのです。
そんな僕は、自由研究のグループに友人2人を誘い、「ペットボトルロケットを飛ばそう!」といいました。
友人A君とB君は、快くメンバーに加わってくれました。
さあ、公民館で作戦会議です!!
1日目:コーラを飲もう!!
しかし、長期休みの男子中学生3人が公民館の会議室に集まっても、
「しりとり」と「マジカルバナナ」以外のイベントは発生しません。
カァカァ...... ユーヤケコヤケデ~ヒガクレテー
カラスの鳴き声が聞こえる頃、
ようやくペットボトルロケットに必要な材料を洗い出す工程にたどり着きました。
A君:ペットボトルロケットって、炭酸用のペットボトルが必要なんだよな。
すずしろ:空気入れたときの圧力に耐えられないといけないからね。
B君:じゃあ、コカ・コーラ買ってくるわ。
多分、コカ・コーラが飲みたいだけのB君。
でも....。
真夏のコカ・コーラは最高ですね!!
コカ・コーラが爽快すぎたので、公民館は閉館時間になってしまいました。
今日は解散です。お疲れさまでしたm(__)m
2日目:コインで遊ぼう!!
コカ・コーラの魔物に吸い寄せられた私たちは、
コーラをお供として会議を開催しました。
すずしろ:ペットボトルロケットってどうやって作るんだあああぁぁぁ。
A君:ワカンネ。
B君:コーラがうまいのでセーフ。
当時はスマホがなく、インターネットに接続できなかったので、
話し合いは一向に進みませんでした。
大量に消費されるコーラと、たまっていくお釣りの小銭。
B君が、お釣りの10円玉で、コイントスを披露し始めました。
......結構うまい。
そこで、B君は閃いてしまったのです。
B君:コイントスって、科学なんじゃね??
A君:ドユコト...?
B君:確率論。表が出るか、裏が出るかって大事じゃん。
ということで、我々の研究テーマは、
「10円玉をコイントスすると、表と裏のどちらが多く出るのか?」
に変更されました。
(※数学ではなく、理科の自由研究として課されていますが、学際的な研究が大事なので、無視することにしました。)
3日目午前:10円玉豆知識を得よう!!
B君にコイントスの指南を受けて、
実験がスタートしました。
目標は10000回です。
表が出れば白丸を
裏が出れば黒丸を
ノートに記入するだけの単純作業。
今なら考えられませんが、
友達とおしゃべりしながらやる単純作業は、
決して苦痛ではありませんでした。
しかし、ここで問題が・・・。
10円玉の表と裏を間違ってメモしていました( ..)φ
B君:10円の表と裏逆やで。平等院鳳凰堂が表なんやで。
すずしろ:のおおおおぉぉぉぉぉ。せっかく書いたのにー。
十円玉の「表」とは、平等院鳳凰堂が書かれた面のことを言うらしいです。
「10」と大きく書かれた側は、裏面なんですね。
図:10円玉の「裏面」
B君は物知りでした。。。
書き直しの作業は面倒でしたが、いい豆知識を手に入れることができました。
3日目午後:働き方改革で業務を効率化しよう!!
皆さんは、「働き方改革」していますか??
私は効率厨なので、積極的に取り組んでいます。
コイントスも1回1回やるのは非効率的な業務ですよね。
○開始から30分
A君:親指疲れてきたわ。
B君:両手でやるか。コーラ買ってくるわ。
○開始から1時間
すずしろ:左手やるのムズイ。むしろ効率悪いぞ。
B君:右手で二枚重ねて、一気に振ればいいんじゃね。コーラ買ってくるわ。
○開始から1時間15分
B君:コーラ買ってくる。
○開始から1時間30分
B君:コーラ買ってくるで。
○開始から1時間35分
B君:財布が小銭でいっぱいでもったいないから、10枚一気に振るわ。
掌に大量の10円玉を載せ、一気に振ることで、大幅な業務効率化に成功しました。
ジャラジャラ....。
ウラ、ウラ、ウラ、オモテ、ウラ、オモテ、オモテ...。
結果発表 -コイントスは表と裏、どっちが多い?-
大幅な業務効率化により、無事に10000回のコイントスを終えた私たち。
結果は・・・
表:4500回ぐらい
裏:5500回ぐらい
もう10年程前のことなので、正確な結果は忘れてしまいましたが、
(たしか)裏(10円の表記があるほう)が多くなりました。
考察 -同様に確からしくないよね-
一応、考察もしておきます。
表と裏が50%ずつにならなかった原因は、、、
同様に確からしい実験でなかったことに起因すると思います。
「同様に確からしい」とは,「同じように起こる可能性がある」という意味です。(ベネッセさんの解説を引用)
つまり、
・コインの重さが片面に偏っている
・コインの初期配置が、表面か裏面どちらかに偏っているかもしれない...etc
裏面、表面のどちらかに有利な状況が作られていた可能性がありますね。
特に、10円玉は表と裏でデザインが違うので、表面と裏面で重さが異なる可能性がありますね。
また、
・すずしろ、A君、B君で振った回数は異なる。
⇒個人の癖が結果に反映されているかも??
といった懸念もありますね。
いずれにせよ、「同様に確からしい」条件で実験できなかったことは確かです。
もし、
・3人それぞれの結果を集計する
・初期配置を固定する or 調整する
などすれば、考察がはかどったかもしれません。
最大の問題 -目的を決めよう!!-
ただ、条件が揃えられないのは、仕方ないですよね。
現象というのは複雑なので。。。
しかし、、、
最も困ったのはレポート執筆です。
何のためにこの実験をしたのかがわからず、落としどころがありませんでした。
もしこの実験が、
コイントス必勝法を考えよう!!!
とかいう目的であれば、追加実験次第で面白くなったかもしれませんね。
どんなに適当でもいいので、ゴールって大事です。
なんなら、「強くなりたい!!」みたいな雑な目的でもいいと思います
その後
そんなすずしろ青年でしたが、後には大学で理系を専攻し、立派に論文を書き上げました。
統計学をかじったのは、何かの縁かもしれません。
A君も、経済学をかじっていたので、この自由研究は私たちにぴったりなテーマだったのかも...?
でも、なんだかんだで、
10年の月日がたち、こうやって文章化できるぐらい、
楽しい思い出を作れたことが一番の成果なのかもしれません。
編集後記&まとめ
今日のまとめ
1. どんな適当で低俗でもいいので、目的を設定しよう!!
2. 自由研究は馬鹿みたいに楽しくやろう!!
3. 夏のコカ・コーラはうまい
ところで、
REC.(ラジオ配信アプリ)では、このレベルの雑談もしているので、興味があったら遊びに来てください。
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それでは、また会いましょう(*´ω`)ノシ
※写真はphotoAC様より拝借しております。
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