【インスタ】イラストアカウント育成計画(2)アイコンって大切よ
こんにちは。イラストレーターの床山すずりです。女性向けイラストを中心に、雑誌やWEBなどで活動しています。
この note は、イラストアカウント育成計画と題して、
・プロのイラストレーターとしてインスタグラムを営業ツールに育てたい
・イラスト投稿をより多くの人に見てもらえるようにしたい
そんな方、私と情報交換しつつ一緒に頑張っていきましょう!というマガジンの第2弾となっています。
第1弾では、イラストレーターとして床山がインスタにどのような役割を求めているか、また、長らくフォロワー500人未満だった弱小アカウントを、2ヶ月で1,700人に伸ばした方法などに触れました。
15,000字近いボリュームとなったため、少しだけ料金を頂戴していますが、無料エリアだけでも基本的な考え方がわかるようになっています。先に読むと、この先の話が通りやすくなるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
アカウント育成 第2フェーズ: 1,001〜2,000人
前回ご説明した方法で、床山のインスタアカウントは1月7日にフォロワー1,000人を突破しました。現在は、1日に10〜20人ぐらいのペースでフォローしてもらっています。
フォロワー1,001人→2,000人に向けた取り組みとしては、
・いいねの継続(とくに土日がんばる。効果が上がりやすい)
・投稿は週2回を目標
・グリッド投稿の崩れは気にしない
・投稿できない日は、なるべくストーリーズを上げる
このような指針としました。だいぶゆるいですね。
これは知っておいた方がいいぞ
インスタに関する情報は、note や YouTube で収集することが多いのですが、1月末、衝撃の情報に出くわしました。いつも見ているチャンネル「インスタのトリセツ」の、ヤッピーさんの動画です。
私は現在、女性イラストでアカウントを運用しています。ヤッピーさんによると「インスタを伸ばすには、ジャンルに特化することが大切。そして、インスタに自分の投稿ジャンルを認識させる必要がある」とのこと。これを聞いて、床山、ピピッとくるものがありました。
というのも、ずっと女性イラストを描いてきたのに、私の投稿が「#女性のイラスト」のようなハッシュタグで、トップ投稿にのることがほぼなかったからです。使用数が少なく、床山にも十分トップ投稿掲載を狙えるタグであるにも関わらず。なーんか、インスタに嫌われてる気がするな〜、というモヤモヤをずっと抱えていました。
そんな時に出会ったのが件の動画です。インスタに投稿ジャンルを認識させる、とは。するとヤッピーさん、「インスタが自分のアカウントをどのように認識しているかを確かめる方法がある」とおっしゃるではないですか。……嫌な予感がする。さっそく試してみました。これは、自分のアカウントでは行えない作業なので、ない人は新規にアカウントを作るか、家族やお友達のアカウントから見るなどして試してみてください。
▼ インスタ君のあなたへの認識を明らかにする手順
1)別アカウントでログインし、確かめたいアカウントのプロフィールページを見る
2)赤い丸で囲んだボタン(または「おすすめ」と書かれたボタン)をタップする
3)このアカウントを見た人への「おすすめ」(類似ジャンルのアカウント)が表示される
以上です。
どうでしたか?
床山が初めてこのボタンを押したときに出てきたのは、案の定、女性イラストではなく「ほのぼの系イラスト」や「猫イラスト」のアカウントでした……!! インスタ君、やっぱり床山のこと、女性イラスト垢って思ってくれてなかった(涙目)。ハッシュタグの効きがよくないのも、そのせいだったのかも?
でも、なぜなんでしょう。私のアカウントは、スタート時こそ猫のイラストばかりアップしていましたが、それは2年以上前の話。今では女性イラストを中心に上げ続けて、1年半が経っています。うーん、と考えた結果、次のことに思い至りました。
アイコンがいけないんじゃないの?
床山のアイコンには、アカウント開設当初から、飼い猫の大吉くんを描いたイラストを使っていました。
これだけ女性イラストを投稿して、タグも女性イラスト関連のものをベタベタ貼り付けてるのに、インスタ君が私のことを猫イラスト垢だと思ってるってことは。
インスタは、アイコンをAIで認識し、ジャンル分けしている可能性がある。
このように仮説を立てました。こんなこと言ってる人、他にいるのかしら?
とにかく、こう考えてからすぐに、慌てて自分のために女性イラストのアイコンを描き下ろしたのでした。大吉君のアイコン、気に入っていたんだけどな。でも、これもアカウントを伸ばす実験のため。仕方がありません。
アイコンの効果
アイコンを女性イラストに変更したのが2月4日のこと。その日は相変わらず、ほのぼの系や猫イラストのアカウントがおすすめされていました。その後、2月6日にもう一度確かめてみたところ……。
▼ 見て、見てー!!
やりました! おすすめにずらりと並ぶ、女性イラストやファッションイラストのアカウント。インスタ君、床山への認識を改めてくれていました。ありがとう、インスタ……。
ハッシュタグの効き目は
2月4日にアイコンを変更して、5日に女性イラストを1点投稿したところ、次のような結果が得られました。
イラストを投稿してから2時間後、「#女性のイラスト」のタグで、トップ投稿9点の中に潜り込むことができました。フォロワーさんが増えたおかげなのか、アイコンのおかげなのか、断言することはできませんが、アイコンの影響も大きかったのでは?という気がしています。
ちなみに、tweet にある「タグジェネレーター」というのは、アプリの名前です。使いたいタグや関連タグをランク別に表示してくれて、便利ですよ。
ハッシュタグについては、書くと長くなる&まだ十分検証できる段階ではないと考えているため、次回以降のテーマにしたいと思います。
2月の結果まとめ
週2回の投稿を目標としていたのに、2月は案件が重なってしまい、月の後半にはまったく投稿ができず。いいねも十分に行えない日があり、目標フォロワー数(2,100人)には届きませんでした。2月、短いしね。
3月の目標としては、
・間をあけすぎないように投稿する(できれば2〜3日に1回)
・投稿とリーチ数の関係を把握する
・使用数低めのハッシュタグでトップ投稿掲載を狙う
・フォロワー目標:2,600人
こんな感じでいきたいと思います。
おまけ: Meta Business Suite 、使ってる?
前回、投稿にはクリエイタースタジオを使っていると書きました。PCからフィード投稿の予約ができてとても便利だったのですが、3月になって、ページが真っ白になって使えなくなってしまい。
調べたところ、代わりに Meta Business Suite なるものが登場していたので、さっそく登録してみました。Facebook とインスタを一括管理できるサービスなのですが、これがなかなか便利でして。
▲ × Buisiness →○ Business
この新サービス、インサイトが使いやすくて、リーチ数/プロフィールへのアクセス数/新規フォロワー数の推移を折れ線グラフ化してくれます。投稿ごとのエンゲージメント数も一覧で見られます。しゅてき!
▼ 2月のリーチ数(投稿が表示されたユーザー数)
2月は前半にフィードを7回投稿し、後半はゼロだったので、前半のリーチ数が比較的高く、後半は下がり気味です。
▼ 2月の新規フォロワー数
一方、フォロワー数については、リーチ数のグラフほど、月の前半・後半の差は大きくないように見えます(統計検定なんぞやりませんよ、私は)。いいねをコンスタントに続けていたおかげですね。
(新規フォロワー数の合計が床山の計算結果とずれている理由は不明)
▼ 2つのグラフより…
フォロワー1,001〜2,000人の段階では、1つ1つの投稿が、フォロワー増のための燃料になるとはまだ言いにくいようです。それよりも、プロフィールページを整えて、コツコツいいねを続ける方が効果が出やすいフェーズなのではないかと思いました。
(あくまでも床山のアカウントの傾向なので、投稿がフォロワー増にもっと貢献しているケースもあるかもしれないです。あしからず。)
こんな感じで、Meta Business Suite では、投稿の傾向をゆるっとつかむことができます。スマホ版アプリもありますし、無料なので、分析にぜひ取り入れてみてください♪
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一緒にイラストアカウントを育てていきましょう〜!!
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第1フェーズ(フォロワー0〜1,000人)のアカウント運用については、前回の note をご参照ください。ぽちぽち、ご購入いただいてます。赤字覚悟の15,000字、500円ぽっきりでお届け。損はしないはず……!
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▼ 床山すずりのインスタグラム(イラストアカウント)
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