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暗夜377キャラができるまで

こんにちは。あなたのスズです。(所有物確定ロール)

タイトル通り、暗夜迷宮というオリキャラ参加型交流ゲームで遊んだ時のキャラができるまでを振り返ります。
ゲームが終了して余裕が生まれ、覚えてるうちにやりたいからよ……。

遊んだ感想語りはこちらで。


どのキャラ?

この左のキャラができるまでの話を思い出しながら書きます。
ニコニコ元気でノリが軽いけどビビりで泣き虫で呪力が強い退魔師です。

遡ったところ、最初にGoogleドキュメントでゲーム情報(世界設定など)が発表されたのが6月14日、ゲームが開催されたのが2月18日のようです。
情報の初出、ちょうど一年前くらいだったんだなあ。

公開された現代伝奇世界の描かれ方がたのしそ~~~~~と思ったので惹かれます。
当時からすれば先のことだったので自分がスケジュールとかシステムの相性とか体調とかの都合でまともに遊べるかはわからなかったわけですが、触ってみたいな~と思ったのですね。

現代に潜む妖怪とか悪魔とか不思議な出来事、みんなの知らない存在……みたいなのが好きなのかもしれない。

準備期間が半年以上あったのでのんびりとではありましたが、キャラのデザインやキャラ設定も次第に詰められました。
なんとデザインに手直しまで入れた。
いつもは大体ソイッッッ!ヤアッッッッ!と勢いで作るので設定はともかくデザインはそのままGO!みたいなことが多いです。


キャラデザ

私がこんなキャラで遊びた~いとか言ってた頃の珠緒プロトタイプ

おちゃらけスーツ男やりてえ~~~と思ったのがわかります。
スーツ描き慣れなくて泣きました。

ビジュアル先行。
おっ、関西弁とか喋りそうな糸目だな。兄にも「方言喋りそう」と言われました。
なお似非にしても架空方言にしても続ける自信が無かったので、基本的には標準語で喋ることになりました。時々東北訛りが出ます。

なんで糸目にしたんだっけな。糸目キャラ作ったことないなーと思ったのと、あとは多分オカルトがテーマのゲームなので胡散臭さみたいなものを滲ませようとしたんだと思う?
同じ波長を持つ人々が集ったのか偶然か、当社比で糸目のキャラを多く見かけた気がします。いつもこのくらい居るものなのかもしれないけど今回は観測範囲に多かった。

まだ安定してないキャラデザ
今より余裕ありそう

髪が今より寝てますね。色もワントーン落ち着いてる。
私の知ってる版権キャラが脳裏に過ぎるという個人的な理由により髪をボリュームアップさせたけど糸目も猫口も両刀も世の中に該当キャラが多すぎるので今更ではある。

この時点では狐より猫を意識してたんですが、最終的にキャラ設定は狐と絡むことになりました。

歳を決めたタイミングが思い出せないんですが多分絵に起こしたタイミングである程度20~24くらいと想定はしてたんじゃないかなあ。

これ以前に現代寄り世界のゲームに出した卯島という男が24歳スタートだったのでそれより若くしようと思っていた気はします。
ヘラヘラしたかったので。

そしてこうなる


名前

7月頃、デザインと近いタイミングで一緒に名前が決まります。霊山珠緒と書いてりょうぜんたまお。
霊山と書いてりょうぜんと読む地名が格好良すぎて、知った時からいつか創作で使いたいとずっと思ってたのですが、退魔師モノなら霊山の字面も映えるじゃん…!と思ったので爆速で苗字が決まりました。

珠緒という名前は怪異とか妖怪とか伝奇ものが絡むので古風寄りの風流な名前にしたかったところがあります。
タマオって名前良いよね…! 玉の緒というのも綺麗な言葉でよい。

デザインを猫イメージの糸目にしていたこともあり、タマちゃんにしたかった。爆速でフルネームが決まりました。タマキとかタマスケとかも有り得た。

外見と名前というガワが出来ましたが中身が無なので、ここでネタ探しのために姓名判断サイトを数件ハシゴして占います。

ざっくり総括すると「明朗快活な人気者気質、才能が人並み以上にある恵まれた者だけど繊細な心が成功を阻む」みたいなことが書いてありました。

ただ、こういうのは矛盾も付き物かつ情報量が多いので美味しいとこだけ持って行きます。数件ハシゴしてるしね。
「うん? 成功できない人間だがすべてに恵まれて財産や人も全てに思い通りになる……?」みたいなね。
こんな具合にわからなくなってきますのでね。

しかし様々なものに恵まれるよ!とか才能あるよ!みたいな話が多くあったのが印象的でした。
うーんなるほど。この男、才能があるのかもしれないな。やってみるか……。

あと基本的には人に好かれる運の持ち主っぽいんですが内向的なところがあるよ!とか繊細だよ!みたいな話もちらほら見えました。
うーんなるほど、この男、味わい深い気配があるな。

もうちょい深められそうだな……と思い、占い結果の美味しそうなところから連想ゲームするマインドマップを書きました。
普段はこんなことしません。

どういう人間なのかな?というイメージを膨らませています

「記者とか監査官」とか書いてあってウケるな。
多分スーツ着て他の参加キャラのところに遊びに行けるような設定を模索してたんだと思います。
でも記者はともかく監査官は上下関係発生しそうだったのでやめたんですよね。(参加キャラ間は基本的に対等な立場~みたいな舞台設定だったのもあり)
後々、柊鬼商店街と言う素敵企画と出会い、そこに出せる設定を考えた結果キャンドル作家になりました。この話は後述。

繊細かも~という結果から感情的な脆さみたいなものも膨らませてみました。
この辺りで表面的にはバリバリ明るいお調子者だけど、どこか消極的で一歩引いてる人間かなと解釈します。
その辺から責任を問われる立場に行かない=長男とかではないのかも~ということで三男になった気がします。

後から変わりますが、この時点では「大役を上の兄弟に任せて割と自由に生きてる人間」という具合の三男でした。

恐らくマンション人狼で「上の兄弟に家を任せて悠々自適に生きてる領主の家の三男」という設定のキャラのRPをやって楽しかったのも影響してる。ヌンヌンヌン……。

こういう。ヌンヌンヌンヌン……

で、そこそこ長いRP環境で名家だと扱いが大変そうだな~と思ったので、結果的には名家という程でもないけど歴史ある片田舎の退魔師一族の出自ということになりました。

舞台となる陽桜市には地元から出てきた感じで。

才能面の話については「素養は悪くないが精神が不安定で出力にムラがある」という方向性に。

ついでに人格と地格の五行が火だったから火属性の呪術を扱う男になりました。


能力を決める

火属性っつったらやっぱ……炎をヴァーーーッッッて纏ってシュゴーーーッッッッッて噴出する派手で格好良い感じの演出かな!? みたいなことを考え、イメージを膨らませる落書きをしました。9月頃。

ヴァーーーーーッッッッ
シュゴーーーーーッッッッ

カラーで描いたため炎を着色する必要があり、何色にしようかな……王道の赤や青も格好良いな……呪術の炎だし紫とか緑とかちょっと変わった色でも妖しくて良いな……と悩んだ結果、色々混ぜちゃえ!となり、極彩色ゲーミングファイアになりました。🌈

イラストに起こした結果、炎が元気よく走り回ってるので「炎が生き物のように自由軌道で動き回る」というような能力にしました。

最終的に戦闘中にびびり散らかすキャラになるんですが、過去がまだ生えてない頃の絵なのでノリノリで呪術を使ってます。
将来図なのかも!?

泣きながらゲーミングファイアを撃つ男のイラスト


蝋燭屋の男になる

少し前の項目でもちょっと言及してるんですが、柊鬼商店街という合わせ企画に「CANDLE RYOZEN」という蝋燭屋で参加することにしました。
参加したいと思ったのが11月下旬、店を決めたのが12月中旬頃のことらしい。

この辺は一番上に貼ったnoteの文そのまま引用します(横着)

蝋燭屋にした経緯は、商店街企画を見かけて「ワ!!いいなこれ!!なんか参加したいな!!」とやる気が出たところでどんな店で行くか実在性商店街のHPなどを探り、結構ニッチな専門店を置くのアリだな……と思ったのと、PCを火属性にすることを決めてたので火を扱うものならPCの家柄と絡められそうじゃな〜い?と思ったのと、呪術と蝋燭って相性良さげじゃな〜い?と思った三点です。

「地方から上京して退魔師してるキャラ」にすることは決めてたので、親戚の店に世話になってる感じだと生活や店に居る経緯に都合も付けやすく。

調べたらPC故郷のモデルとした地元でも伝統工芸の和蝋燭作ってることがわかり、昔に地方から出てきた一族の店ということになりました。

こういう店です

他の案としてあったもの
・煙草屋さん → 悪くないけどこの男があんまり煙草屋っぽくない気がするんだよな~。
・お線香屋さん → お店が既にあったので違う方向性で行きたい。
・煙火店 → 花火屋のこと。おもちゃ花火にしても火薬製品の取り扱いを調べるのが大変そうなのでやめました。代わりに実家は花火師の家になりました。

で、蝋燭屋になったのですが若い男も勤めてて違和感が無さそうな蝋燭屋……というのを考えたときに“映え系”のキャンドルを思い出します。

キャンドルアートとか、アロマキャンドルとか、そういうやつ。
そう言えば雑貨屋で可愛いキャンドル見たなあ。
キャンドル専門店というのもあるらしい。
あ、これなら小洒落た男が扱ってても良さそうじゃない?

というわけで蝋燭屋は伝統工芸の和蝋燭と映え系の若者向けキャンドルがドッキングし、珠緒にはキャンドル作家という設定が付いたのでした。
店長の叔父を師匠にして和蝋燭も作ってますが修行中の身です。

叔父とは仲良しだと良いな~と思っていました。

こういうおふざけしてほしい


家柄

「退魔師家柄名鑑」という、素敵なキャラのお家紹介タグがあったので自分もやってみたくなり、1月頃に家の歴史を考え始めました。

割とゲーム開始1~2か月くらい前にドドドッと決めた設定があるっぽい。

ふんわりと花火師の家生まれにしたので、花火で退魔→慰霊花火で除霊とか? と考え、色々調べます。
すると供養や悪疫退散を目的としたお祭りで花火が打ち上げられてきた歴史のお話が結構出てくるのですね。

なので、そういう花火師さんの中に退魔師が混ざってたりしてたら良いなあ~と思って、元は慰霊をメインにしていた家が段々と他の退魔業も行うようになったという設定になりました。

一族は表向き花火師や蝋燭職人が多く、分家が建てた蝋燭屋が舞台となる陽桜市にあるという設定。


能力名

ゲーミングファイア発火能力、「彩焔」。
名前は「彩雲」という気象現象から着想を得て。
どんなの?と思った方はぐぐってみて!

これは1月頃にキャラシ作った辺りで名前を決めた気がします。
無くても困らないんですが異能の紹介するなら名前欲しい気がして。

折角だからゲームの戦闘設定で使った技の名前もこちらで解説しようかな。
ゲームが始まってから付けた名前ばかりですが。

■天撫子(あまなでしこ)
複数攻撃技に付けてました。
能力と実家が花火師であることから花火の炎色反応を連想したのと、つよつよパワーを空に撃ち上げてる絵面のカットインを描いたので天に咲く撫子としました。
家紋デザインの製作をご依頼する際、家の成り立ちと撫子が関わっているエピソードを後から生やしたので技名にも撫子を入れました。

どか~ん

■気焔火術(きえんかじゅつ)
大砲、火矢、狼煙などを取り扱う技術を火術と呼ぶらしいです。
というわけで気焔を鉄砲みたいに放つぞ!という安直ネーム。
イメージとしては一族内で基礎の技。基礎だけど大事。

■絢爛砲(けんらんほう)
威力の高い単体技に付けてました。
多分呪力を一点に集中させて、拡散させずに撃つとかしてるのではないだろうか……。
大技っぽい派手な名前が良いな!と思ったのできらびやかな名前です。

■驚天動地・雨火天星(きょうてんどうち・うかてんせい)
リミットブレイクスキル。
奥義っぽい名前付けたいよね……と思って取り敢えず四字熟語並べました。
太陽が如き火球から火の雨が降り注ぐ……というようなイメージ。
雨過天晴を意識してる理由は過去設定から。
漢字は勢いで当て字を付けてます。なめてんのか。

■天撫子・乱玉(あまなでしこ・らんだま)
ガン攻め戦闘設定の名前、もしくは4兄妹全員出撃設定時のリミットブレイクスキル名。
筒から噴水みたいに連続で火薬が出てくる花火を乱玉と言うっぽいです。
なので連続で撃ち出してるようなイメージ。


過去が生える

私は作業中や運転中にジャカジャカ流してる曲からインスピレーションを受けることがあるのですが、今回はこちらをぼんやりと聞いて設定を膨らませました。

曲の流れとはほぼ関係ないんですが雨の景色を歌われていたので、雨の中で印象的な出来事が起きるような、以下の設定を思いつきます。

予報外れの雨の振る日、退魔師の長男のサポートで出陣。
しかし異界にて強大な怪異を前にして兄が負傷、それを見た珠緒はパニックから呪術の制御を失い無差別に辺りを火の海にしてしまう。
雨など意に介さず火は勢いを強め、現実世界にこそ影響は無かったが味方の足を引き、兄は帰還できず異界に囚われた。
この出来事から精神に傷を負ってしまい、怪異と向き合うこと、自分のせいで誰かを傷つけることに恐怖心を抱く。

退魔師の記憶を忘れ一般人として生きる道も提示されたが、事の原因となった自分が一人だけ周囲と違う世界で生きることで生じるだろう軋轢を恐れ、叔父の元で呪具作り職人として退魔師に関わる道を希望した。
兄の事を諦められず、珠緒はトラウマを克服するため自力で退魔師の活動を始めたがあまり進歩は見られない。
次男が正式な桔梗院職員なのであまり会いたくはない。家督は次男が継いでいる。

というメモが残ってました

細かいところが後から変わったんですが大体こんな感じです。
私はしばしば自キャラの過去を重くしがち。
たぶんこれは秋頃からじわじわ詰めた……はず。

後々、この時に対峙した怪異は雨の話から狐の嫁入りを連想して狐の怪異に決まりました。


没設定

珠緒がパニックになって長男が犠牲になるところは変わらないんですが、その時よその退魔師も同行してて家の名に泥を塗ったことから厳しい親に勘当されてしまい、しかし諦められなくて桔梗院から離れてフリーランスをしている……みたいな設定がありました。

しかし後から思いついた妹とイチャイチャさせたかったのと、居候させてくれる親戚とか居ると生活のこと考えやすいな……という都合と、そんな大した家じゃない方が諸々やりやすいな……と思ったので優しい叔父が生えて親も優しくなりました。よかったねえ。

この設定を採用するとお家の問題が強くなり、そこを意識した思考と動きが増えそうだったので、これは扱いが大変そうだな~今やりたい事ではないな!ということでオミットされました。

別のキャラでやりたくなったらこの辺の設定を蘇生させてるかもしれません。

兄妹について考える

前述した設定から上に兄が二人居ることは決めてたので名前も必要になってきます。
珠緒みたいな名前として通じるけどちょっと珍しい感じの、和風な雰囲気のある名前を考えたかったので色々悩みます。
季語や色の名前を参考にするのも手堅いけどもうちょっと捻りたい。

火炎術を使う退魔師の家なので長子に火の付く漢字が付いてたら良いな~とぼんやり思いつつ、お酒の名前を探し始めます。玉の緒というお酒もあるようだし……。

そしてできたのがこちら。
・長男:榮花
麦焼酎です。初期案は螢の字を使おうとして螢雪だったけどもうちょっと頼り甲斐のありそうな名前にしたくなったので変わりました。
ぼんやり良いお兄ちゃんとだけ決めてました。珠緒の目標にして心の傷。

・次男:天樹
めちゃくちゃ悩んだ。クール系次男の想定だったので、翠露とか宵月とかクールで綺麗な名前に最初は寄っていた。○○兄と呼ばせやすい名前にしたかったのでテン兄にしました。
ツンケンした不愛想な振る舞いで没設定の実家からの圧力が強い雰囲気を疑似的に纏わせました。ツンデレの不器用な男になった。

・末妹:喜楽里
調べてる内に可愛い名前のお酒も出てきたので次第に女の子も欲しくなり、妹が増えました。
そして生やしたら妹と仲良くしてるとこ見たいな~~~という趣味により、兄大好きな設定が付きました。兄トップオタ。
他にもカワイイ名前あったのですが、きらりちゃんという名前はここで付けなきゃ今後付けない気がしたのでこれでGOしました。

ちなみに父は火の漢字ルールに則り秋水、母は焼酎の雅です。
叔父が父と繋がりを感じる名前で雨水。



と、こんな具合でニコニコ元気でノリが軽いけどビビりで泣き虫で呪力が強い退魔師の設定が深まりました。

こういった設定群って考えても交流などの表舞台に出ない可能性の方が高いんですが、キャラの思想や行動の指針のきっかけになったり妄想を広げる材料としてあると楽しいです。
開始時点では最後まで完走できるかもわからなかったので、表舞台でこの辺りの話を広げて畳む予定もなかったのですが有難いことに畳むところまで行けちゃいました。わーい。

背景をここまで深く考えたのもかなり久々で珍しいケースではありますが……。
考えるの楽しかったから広められたところもありますね。素敵な舞台や企画のおかげ。

ガチガチに固めすぎると逆に動かしにくくなることもあるんですが、キャラがどういう動きをするのか考える余白は結構残されていたので、ゲームが始まってから決められたものも多かったです。
(交流で生じるような身内以外の人間との距離感とか、仕事に対する向き合い方とかね)

楽しかったな~~~~! 遊んでくれたり見守って下さった方々に感謝。

長々と綴りましたが、大体書いたのでこの辺で締めたいと思います。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
読んだ方にいいことありますように。

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