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第2回横山蜃楼顕彰俳句大会 作品募集
以下のいぶきのサイトから、上記の俳句大会の投句用紙(未発表の2句まで出句可:10月21日必着)と大会当日(12月15日)の案内がダウンロードできます。ご興味がある方はぜひ!
「多作」と「多捨」はセット
ときどき、「無料」の出句先(インターネット句会、結社のホームページ、新聞俳壇、雑誌の読者投句コーナなど)に、できた句を片っ端から出句しているされている方を見るが、「自選力」がつかないためお勧めしない。
(選句基準が低い初学者向けの投句コーナーは、結社に入会済みの中級者以上の方には、特にお勧めしない)
「無料」の出句先は、初学者が試しに出句するところである。「多作多捨」して、「厳選」した句を、
吟行は観光でもお話会でもない
当たり前のことをあえて書くが、俳句を詠むための吟行は、観光でもお話会でもない。だから私は以下のようなことを決めている
1:ツアー型(団体旅行型)の吟行には行かない→お金がかかる、観光がメインになりがち。
2:寺社仏閣や名所旧跡はなるべく避ける→類想句ができやすいため。
3:吟行中に主宰や知り合いと頻繁に話さない→集中できない、句ができないため。
4:名物を食べたり、名所での写真撮影は殆ど
対面式の句会に参加できるのは大方70代前半まで
昨日、「郵便出句の勧め」の記事を書いたが、定期的に対面式の句会に通えるのは、だいたい70代前半までぐらいのようだ。(私の句会運営の経験によれば)。75歳以上の方で俳句を継続されている方の7割ぐらいが、「郵便出句だけ」である(私の句会の会員では)。
一体、何人の方が、ずっと対面式の句会へ行こう、ずっと句会での役職を引き受けようと思って、そのまま俳句を辞めていったことだろうか。
きちんとした形
郵便出句を主に俳句を継続するには
誰しも、転職・転勤・介護など、生活環境の変化に伴い、特定の句会に行くことは、いずれ不可能になる。諸事情で句会に行けなくなった時は、「郵便出句」に切り替えて、他の勉強方法を探すのが賢明である。
だから、勉強手段が掛け持ちできない結社や郵便出句ができない句会は、私は最初からお勧めしない。また、遠方から特定の句会へ継続的に行くことは、一層の困難が伴うから、俳句の基本がわかったら「郵便出句」に切り替
出句だけで十分に学べる結社を探す
私は、いくつかの俳誌を掛け持ちして約20年句作している。
(初学の結社をふくめ、すでに所属経験のある三つの結社が現時点で終刊。
今は超結社誌の所属である)
ときどき良い結社があれば紹介してほしいと言われるが、「俳句年鑑で見本誌を取り寄せて、出句だけで十分に学べる結社を探して下さい」と言っている(ただし、勉強手段のかけもちができない結社はお勧めしない。なぜならば、会員の定着率が低いからである)
使ったことがないお盆の季語
みなさま、お盆はいかがお過ごしでしたか。
歳時記に、「魂棚」「茄子の馬」「門火」という季語は載っていますが、浄土真宗である我が家では、そのようなものを見たことが一度もありません(地域や宗派によって異なるのでしょうけど)。
玉棚の奥なつかしや親の顔 去来
父ははを連れて兄来る茄子の牛 安住敦
あひふれし子の手とりたる門火かな 中村汀女
どうも、これらの季語を実際にみたことがあるのは、関東
基準が異なる勉強手段の掛け持ち
私の句歴は約二十年で、超結社句会の運営歴は、そのうち約十年である。色々なタイプの出句者の方がおられるが、「伸び悩み」(俳句の勉強の成果が殆ど出ない)タイプの方も多いのも、また事実である。たとえば、以下のようなことが、その一因かもしれない。
選句基準・指導基準が低い句会(投句先)と選句基準・指導基準が高い句会(投句先)の掛け持ち。これはあまり意味がないと思う。たとえば「新聞俳壇」・「地方の俳