10月から

10月になった。
10月に"なっていた"。の方が正しいか

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バイトの帰りに、以前から気に留めていたパン屋に入った。聞き馴染みのない名前のパンが多かったので、『オススメ』と書かれてあるパンを3つ買った。
味は全てまあまあだった。

最寄りの駅を出ると、スンとしたお昼の空気が漂っていて、これは中学生の頃、仮病で学校を早退した時に感じたのと全く同じだと思った。

いつも通る路地裏には銭湯があって、そこを通ると爽やかな石鹸の香りがするので、お気に入りだ。
今日もほのかに甘い石鹸の香りがして胸が躍る。

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久しぶりのサークル活動。
夜の新宿・渋谷は相変わらず目がチカチカした。
最寄り駅に着き、出口へと続く床のタイル見て、昼の空気を思い出す。
すぐに地上へ向かう階段が左に、もう少しタイルを踏むと現れるエスカレーターが右にある。このどっちかを選ぶのにも私のこらからの運命が変わるのだと思った。

階段を登りながら上を向くと満月だった。月が綺麗に輝ってる時には必ず心が重い。
いつも通る路地裏で、銭湯からいい匂いがしないかとマスクを外す。前から歩いてきた人に不思議な顔で見られて恥ずかしくなる。

スケジュール帳の毎月恒例月目標に「noteを更新する」と書いた。

来月、見返した時に大きい赤マルを付けられるといいなと思う。

変にプライドを持たず、自由に思ったことを書いていこうと思う。