見出し画像

イラスト模写が苦手過ぎるので理由をまとめてみた

大人になってから「イラスト描きたい」ってなると最初にやる練習が「好きな漫画やイラストの模写」って人が圧倒的に多いと思うんですが、自分はこの模写が苦手です「しんどい、ストレス、出来るならやりたくねぇ!」

…だったらやんなきゃ良くね?という訳にはいかないので苦手な理由と、少しでも模写のハードルや苦手意識を軽減する方法を考えてみます


模写が苦手な理由

1.似ないのが腹立たしい

模写をする理由はお手本の絵をそっくりに似せる事ではありません
絵を書き写しながら、作者の心情を辿る行為なんだそうです
心情なんていうとなんだけど、パーツの位置とか輪郭の形とかそういうのはもちろん、模写させて頂く方が絵を魅力的に見せるためにどうしてるのか、その絵が何を伝えたいのか、伝えるためにどうしてるのかとか、こだわりとか、そういう事を写しながら学び取ること、そっくりに書き写すことにそんなに意味はないみたい

という事は分かってるんだけど、元絵に似ないのはイラッとする、似せることに気が行って学ぶ事をおざなりになりそうでしんどい

2.違和感の原因が分からなくてイライラする

似ないってことは、どこかが違うって事で、その違和感の原因が突き止められて修正できたら「あ、思った以上に目は小さいんだ、ここは思ったよりまっすぐじゃないのか」等の気付きがあるし「私っていつも目を大きく描いちゃうな」とか自分のクセを発見出来たりたくさんの学びがあるんだけど

問題はその違和感を頑張って考えても発見できなかった時、上手く学びに繋がらない上に答えの分からないモヤモヤが辛い

そういうのが分かるように見る目を鍛えるのが模写だって分かっているんだけど、その状態にたどり着くまでがしんどすぎる

自分に根気が無いのが問題なんだけど、そういやダイソーの間違い探し雑誌買い続けてるけど、最後の1つが分からなかったら諦めちゃう。模写も同じなんだろうなぁ

3.ちまちま線を描き写す行為がしんどい

特に髪の毛とか地獄、あの髪の線を1本1本描き写す行為に意味があるのか、同じ見たものを描くという行為なのにデッサンの方がしんどく感じづらいのは、描き写すじゃなくて’描いてる’からなんだと思う

4.自分が線より、立体を観察する方が得意と感じるから


ぬりえで影の塗り方頑張りすぎたお陰で、立体感を意識しながら物を見る習慣がついて、空間把握能力も育ったけど、模写にその能力が通用しないので、ハードルが高いままでしんどいのではと思ってる

模写もデッサンもする理由は同じ”観察”だそうですが、それぞれの観察で見るものと、受け取る為に必要な能力が違うのかなぁ
その能力を伸ばす必要があるんだろうな

5.認識した線と手で描いた線のズレにイライラ

元絵を見て、これはこういう曲線で〜と頭の中で認識してる線と、その認識を元に自分が描いた線が何故か違う、そのズレにイライラ

この認識のズレを修正出来るようになるのも模写の練習意義なんだとは思うのだけど、慣れるまでがツライ

…苦手な理由だけで1000字を超えるってお前…
これだけ具体的にまとめると対策は見えてきそう

”慣れ”でどうにかなりそうなものも結構多いけど、だから数こなして慣れろ、だと絶対解決しない
なんとか苦手意識を和らげる、能力の足りない部分を摸写以外で伸ばして底上げする
ご褒美を用意するとか、苦にならない事とセットにするとかそういう対策も必要かな

これでいろいろ対策して上手くいったら大きく前進出来るはず、だと思いたい
まぁダメだったら、また対策立てりゃぁいいか

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?