ポーズマニアックスに挑戦してみた

頑張って絵の練習をするのはやめる事にしたんですが、合間の落書きや、苦にならない練習なら気が向いた時にやる事にしました

苦になるような練習は必要になった時、情熱がある時までしなくていい、それで上手くならなかったとしても自分の選択なので問題ない

絵でお金を稼ぐことも、いいねもらって嬉しくなることもそんなに興味無いので、自分なりのペースで楽しめたらいいよ、という感じで、自分の表現を探すために一次創作の物語などを考えながらのんびりやります

というわけで、苦手なイラスト模写練習や後回しにしておくことにしましたが、イラスト模写の必要性も理解してるし、いずれはやる気はあるのですが、今はそれより苦にならないクロッキー帳的な写真模写等で形を取る力を養うことにしたのですが

今の自分は顔しか描けない、しかも描ける角度が限られてる

とはいえ体を描いてみたい、自撮りが上手く出来ないので、クロッキーでポーズ練習が出来るサイトを利用してみることにしました


ポーズマニアックスをやってみました

利用させてもらったのは、ポーズマニアックスという、30秒などの短時間ドローイングに特化した3D筋肉モデルを無料で提供してくれているサイトさんです

ドローイングは30秒だけでなく、切り替える時間を5分まで選べるようなんですが、切り替えしちゃうと後でもう一度同じポーズを見つけるのが大変なので、今日のポーズをいつも通りのクロッキー+2でやってみました

見ながら4分、記憶で描く、見ながら赤でじっくりで1セット、青線は描くパーツの中央を推測したもの

最初のクロッキーは手より短く4分にしました自分は30秒や60秒で物が描けないのと、思い出しながら描くだけの情報を得るのにさすがに時間が少なすぎるので長めに時間を取ってます

今日のポーズだと拡大や回転が出来るんだけど、拡大や位置移動をしようとした時に角度も動いたりするので、拡大したもののスクショを撮ってそれを見ながら描きました

筋肉なので気持ち悪く思うこともありますが、筋肉ゆえに腕や足の向きが分かりやすいし、首の筋肉こうなってるんだとか学びがあって面白いです

暴論ですが、骨と筋肉の上から皮下脂肪と皮膚という全身タイツを来てるようなものなので、首の筋とか背中の凹みとか体の形の不思議な所って、ほとんど骨と筋肉の付き方見たら大体分かると思うので、正直省略された平面で描かれたイラストで見るから難しいよく分からんってなりがちで、こういうの見たほうがよっぽど分かりやすいよなぁとは思います

正直すごくいいサイトですねコレ
案外苦にならなかったので、ちょこちょこちゃっていこうと思います

それにしても、前に想像で全身描いてみた時と同じで、胸の下から腰までと足の付根から膝までを短く描いてしまう、これが自分の悪いクセみたいなので、全身描くときはコレは気にかけないといけないですね

あと手が描けてないので1分増やしたほうがいいかも(あとスケッチブックだと縦の長さが足りないので紙変えよう)

今回めちゃめちゃ赤の3回目に時間かかってトータル40分はかかりました
やるときは余裕持って一時間位ある時にやるべきかも、多分慣れで時間は減ると思うんですけどね

クロッキーが練習になるか、ならないかの分岐点

自分で手を自撮りしてクロッキーやってて思ったのが、クロッキーが練習になるかならないかは

答え合わせをするか

制限時間内に最低限以上の情報を得ているか、形を捉えられているかを把握できてるか

の2点が出来てるか否かにかかってると思うのです

クロッキーって時間が短いので対象を精密に模写するのは不可能で、当然省略が多くなり、元絵と大分違う出来になります

だから、ぶっちゃけ制限時間内にそれっぽく見える気がする形を雑に描けば、やった気になれるんですよ

こんな感じじゃない?って形を雑に短時間で描いただけを何十回繰り返して上手なれたら、こんなに苦労して皆絵の練習なんかしないのよ

そもそも、写真やイラストなどの模写だろうが実物を描くデッサンだろうが、スケッチだろうが、目的は”観察”なので見えていなければ意味がない

例えば30秒で上から順番に見ていって足を見る時間が足りない、ざっくりの輪郭だけで細かい所を見る時間が足りないなら、描き続けて慣れて前より短時間で見れるようにならない限り、見れなかった部分は練習にすらならず意味がない

クロッキーは短時間で形を取る力を養うトレーニングだと思うので、ちゃんと制限時間内でどれだけ形を取れているか、答え合わせをしないと、必要な情報がちゃんと見えてるかすら判断できず、何も身につかない可能性もある

他人がやってる秒数なんて気にしないで、最低限の部分が見える、形が取れる時間ように最初は多めに時間を取ってみて、時間が余るように思うなら、もう少し描き込むか、次から時間を減らせばいい

時間を取って答え合わせをする事で、記憶に定着させる、学ぶ事が大事
短時間で次から次へと描いていっても、少しづつ慣れていく事しか出来ないから効率悪いと思います

模写にしろ何にしろ、何のための、何が出来るようになるためにやってるのか考えてやるのが一番大事だと思います

30秒ドローイングとか60秒ドローイングとか言われても、別に1分以内に書く必要なんか無いのですよ
早描き出来なくても、最終的にかければ良しなんだよ!と私は信じる
30秒で人間どころか、60秒ドローイングで身近な小物すら描けないので、早描き出来る人本当すごいと思うよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?