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苦手な物を避けるのは”逃げ”だけど

一旦後回しにして、それよりは苦にならない事や得意な所を伸ばして、足りない能力補ってハードル下げたりして、それからやりはじめるなら”逃げ”ではなく有効な戦略ではないのだろうかと

対策色々考えて、でも上手く行かなくて、ツライツライ、でもやらないと、と必死に頑張っても、それに耐えられるだけの情熱が持ってなかったら絶対続かないし、耐えられたとしてもその効果が薄かったら立ち直れない。

だったら一回別アプローチ試してみても良いんじゃないかなというお話です

前回自己判断テストの為にクロッキーしたのですが、後でじっくり描いてみようと思ったら、クロッキーの時より描けませんでした。
描けば描くほどズレていって詰んだ

一旦あきらめて、自分の認識と手のズレのトレーニングもしておこう、自分の鉛筆の持ち方確認したいし、と失敗した絵と絵を描いてた時の記憶を頼りに同じ手を描いたら何故かそっちの方がマシという不思議現象がおきました、普通に考えたらおかしいよねコレ

前回と今回、どれも同じ手の写真なのになぁ…

下の絵は上の失敗絵と描いてた時の記憶が元になってるので、上の絵と異なってる部分は、その記憶に基づいて描いた部分だという事

記憶なんてあやふやなもののはずなのに、見ながら描いた部分より記憶を頼りにして描いた形の方が何故か実物の形に近い

記憶があるって事は”ちゃんと見れてた”って事なのに、上手く行かなかったのは、惑わされたり、判断に迷うものが沢山あって

写真を見ずに記憶を頼りにすることで、情報が整理されて、ちゃんと見れてた部分だけが残ったのはなかろうか

本当は失敗絵を描いてる段階でちゃんと輪郭や相対位置や重要な部分は見えてたんですよね

なのに描けなかったということは出力の段階で問題があったって事なんだろうな

そういえば、あのクロッキーした時、時間の制限(あと消しの制限)があったので、とにかく輪郭を捉えようとしたんだよね

その時に輪郭線を捉えることに集中した事によって、無意識に余分な情報を省いたんだと思う、逆にそれってちゃんと不要な情報を判断出来るって事で、情報の整理整頓が出来ないわけじゃない

昨日の自己判断テストの結果や、読んだ本で学んだ事、自分の苦手を総合して考えると、どうにも私は観察で得た情報を整理整頓するのが苦手らしいのと

「絵はすぐ上手くならない」の本にある「形を取る力」 形を素早く取り、形の狂いを修正できる能力が低いんだと自覚は出来た

アタリを取るのが苦手、短時間で描けない、模写が苦手、これらの原因に根付いてるのこれだと思う

でも、状況次第では整理整頓出来てるやん、コントロール出来ないだけで

とはいえ情報が少ないモードだけでも絵は上達しないだろうと思うから
あえて情報を少なくするモードと両方使いこなす必要がある

制限があることで無意識に情報を絞ろうとするなら、その経験を積みまくって、頭や体に覚えさせて、形を取ることが出来るようになってから、イラスト模写を頑張っても良いんじゃないか

少なくても自分は模写より実物や写真を見て描く方が苦にならない

苦手なものを必死でやっても、身につくとは限らないし、嫌々やろうとしても進めない
今はこれで頑張ってみようか

イラスト模写に関しては一応頑張ったんですよ
比率が分かれば似ない理由が分かりやすいのではと、トレペで測って、それに合わせた線を引いて、それを頼りに合わせていく、とか色々試したけど上手くいきませんでした

丸い部分は髪以外の輪郭を推測して引いた線

方眼紙と同じグリッドの透明スケール作って、元絵に乗せて合わせるとか考えたけど、根本的解決になる気がしないです
模写しないと、となるとつらくなって何も進まないので今はぶん投げます

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