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日記

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互いしか知らぬジョークで笑い合うふたりに部屋を貸して下さい / 野口あや子

野口あや子さん。彼女に出会って初めて歌人という職業を知った。 短歌って平安時代の文化でしょう、57577のルール遵守な難しい文学でしょう、と思っていた私の無知さよ。 アクリルの白いコートを汚す雨 好きってそういう意味じゃなかった これは彼女が10代の時に詠んだ歌。 まず共感した。大人になるとウールやカシミヤのコートを選べる私たちだが、あの頃は確かにアクリルのコートを着ていた。汚れないよう大切に着ていた白いコート。せっかくめかし込んで出かけた日に、「好き」な人とかみ合

オリジナルエンボススタンプ

じゃーーん!!!ジークレーへの熱が高まりすぎてオリジナルエンボススタンプを作った!どうだ!目だ!いいでしょ! ジークレーというのは、複製原画の一種です。一枚一枚にサインを鉛筆で書き入れるんですが、サイン以外にも「これは作家がちゃんと監修したジークレーですよ」と証明できるアイテムのひとつとして、スタンプを押しています。 工房の方にスタンプがあると高級感が増しますねと言って頂けて! 私は! 嬉しいィィィィィィー ジークレー販売の詳細は近々。また、11/5(火)下北沢B&Bの

本物の金木犀みたいな香水

金木犀の香り、大好き。なのに秋の長雨ですぐに消えてしまう。しかも私はひきこもる仕事なので、嗅ぐチャンスが極端に少ない。そこで、webで本物の金木犀の香りに近いと言われていたコロンを買ってしまった。 つけてみると、確かに本物の金木犀の香りがする。再現度の高さにびっくりした。ただ、ゲランなんかの金木犀の香水に比べると奥深さは無い。ちょっとおもちゃっぽい香りかな、失敗したかなと思ったのだけれど、つけ続けたらはまってしまった。優しい香りでじゃまにならないと言うか、むしろ幸せになって

なぜnoteを始めたか

noteを始めた理由はいくつかある。 まずひとつめに、いつ死ぬかわからないから。明日死ぬかもしれないじゃん。死んだ時に作家自身の言葉が残ってないのはヤバいじゃん。作品に込めた思いや理由がちゃんと伝わるかたちで残しておかないと、死んだ後に残るものも残らんがな。 次に、言葉のチカラを身につけたいから。言葉にならない思いがあるから絵を描いている。それと矛盾してしまうんだけれど、言葉でなるだけ説明できないと何を伝えたいかさえクリアにならない気がして。 みっつめに、どうでもいいこ