朗読してほしいな、というお願い

 文章書くのだいすき。七草すずめです。

 2月から、珠白だんごさんの企画「Today’s Cocktail」に台詞原案で参加させてもらっています。今までは文字書きさんとばかり交流をしていたのですが、この企画のおかげで声の活動をしている方と繋がることができました。とてもうれしく思っています。

 わたしも以前、しゃべったり、うたったりするのがとても好きでした。今でも自分で書いたものを朗読したり、ときどきツイキャスでしゃべってみたりしています。でも、自分で自分の書いたものを読んでみても、新しいものはなにも生まれません。なぞり絵をしている気分。だけど一度、書いたものを自分以外の人に朗読してもらったことがありました。自分の頭にあったものが、人の頭と口を経て、自分の耳に戻ってくるのはとても妙な感覚で、同時にとてもおもしろいものでした。わたしが思い描いていたのとは違う物語が、そこにはありました。

 声で演技をしたり、遊んだりするのが好きなみなさまに、お願いしたいことがあります。たとえば、朗読のサンプルボイスに使う文章を探しているときに。たとえば、キャスで何かを読もうと思いたったときに。どうか、わたしの書いたものを使ってもらえないでしょうか。自分ではない誰かの声で語られる物語が、ぜひ聴きたいのです。きっとそれは、文字として存在しているだけでは浮かび上がらない物語になると思うのです。

 文章を使用するにあたっておねがいしたいことが2つあります。わがままですみません。

・文章の著作権は放棄しておりません。自作発言はお控えください。また、可能でしたら「#七草すずめ」のタグをつけていただけるとうれしいです。

・ツイッターのリプライ等でかまいませんので、使用報告をお願いします。どんなふうになったのか聴きたいからです。作品はRT等で支援させていただきます。

 ツイッターには短めの文しかありませんが、長めの詩は星空文庫、小説・エッセイはカクヨムと、いろんなところにいろんな文章を置いています。そのどれでも使用していただいてかまいません。ぜひ、わたしのポートフォリオページからお好みのものをお探しください。

 わたしに作ることができるのは、真っ白な物語です。それに百通りの色を塗ることができるのは、わたしではないだれか、それも、表現をすることが好きなだれかなのだと思います。すてきな声と、すてきな色で変身した物語に出会えることを、祈っております。



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