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【新潟県十日町市】中山間地域の棚田での思い出

棚田オーナー向けの田植えイベント&交流会に参加しました。

令和5年5月20日㈯
新潟県十日町市の中山間地域にある小さな集落「池谷集落」で行われた、棚田オーナー向けの田植えイベント&交流会に参加してきました。

田んぼに植える前の稲(苗)

新潟県十日町市の中山間地にある池谷集落は有名な「魚沼産コシヒカリ」の産地です。

豪雪地帯でもあり冬には3m以上の積雪があるそうです。

春にはその雪解け水が大地にゆっくりと浸透していき、山では様々な山菜が採れるようになります。

R5.4.29に池谷集落で行われた棚田オーナー向けに行われた山菜採りイベント
R5.4.29採った山菜を一緒に料理する現地の方たちと棚田オーナー

カエルやドジョウ、サンショウウオetc、様々な水生昆虫等も棲んでいます。

R5.4.29大人たちが山菜を採るのに夢中になっていた時、子供たちはカエルを捕まえるのに夢中‥

この池谷集落にある棚田は NPO法人地域おこしさんが管理していて、ここで言うところの「棚田オーナー」とはこの地域での米づくりを応援している人達のことです。

棚田オーナー制度とは?

一般的には「オーナー」とは「法人や事業などの所有者」であり「出資という形で投資して、その投資先が出した利益に応じて配当を得る」というようなイメージだと思いますが、棚田オーナーはそれとは全く異なります。

棚田オーナー制度とは、、
1つの田んぼを舞台にして、米をつくっている生産者とオーナーとが田植え、草取り・草刈り・稲刈り等の体験を共有していく参加型・体験型の制度です。

参照:NPO法人地域おこし 公式サイト 山清水米 みんなの棚田オーナー制度とは?

棚田オーナーになる醍醐味

棚田オーナーになる具体的な特典としては、、
現地でお米を生産している方たちから秋に収穫できたお米をプレゼントして頂いたり(自宅に配送)、田植え・稲刈り体験や交流会に棚田オーナーの家族・友人も含めて少しお得に参加できたりということがあります。

が、一番の魅力は、、
中山間地にある棚田という、自然が豊かな環境での米づくりというプライスレスな体験ができることであり、その体験をすることがそのまま生産者を理解し、応援することにつながっていて、中山間地の棚田の保全にもつながっていることを実感できることではないでしょうか。

そして、ここに参加しなければ絶対に出会うことはなかったあろうオーナー同士の交流も魅力的です。

「お米が好きで、米づくりの現場を体験したい」
「豊かな自然環境に触れたい」
という共通点があるので、性別・年齢・職業・生活圏などは様々な人たちが初めて会っても、米づくり体験とその後の交流会で食事を共にするうちにすぐに仲良くなれます。

私は田植えをしたのは初めてで、足をぬかるみにとられたり、手も泥だらけになったりで写真・動画を撮る余裕がありませんでした。

交流会でも、お米はもちろん、地ビール(池谷集落でつくられた米の麹を使用!💡)や地元の猟師さんから提供して頂いたジビエ料理も美味しすぎたので食べて飲んでお話しするのに夢中になってしまい、ほとんど写真・動画を撮っていませんでしたが、辛うじて撮れていたのがこちらです。↓

もし「私も新潟県十日町市・池谷集落の棚田オーナーになりたい!」という方がいましたら、コチラからお申し込みできますよ😉✨

棚田オーナーになったきっかけ

私がここの棚田オーナーになったのは偶々です。

NPO法人地域おこしさんが運営しているインスタグラムの投稿を偶然見つけて、東京で暮らす私にとっては全くの異世界のような投稿に、ただのファンとして「いいね」「いいね」としていたところ、DMでイベントにお誘い頂いて、ちょっと調べてみたら意外とアクセスが良いと分かって初めて行ってみたのが去年('22年)の9月でした↓

他のオーナーの皆さんに伺ったところ、「ふるさと納税の返礼品になっていたのを知って」という方がとても多かったのですが、私は知りませんでした!💡

今年のふるさと納税は決まりかも?✨

今後の予定

米づくりの現場は苗を育てて田植えが終わると、稲刈りまではひたすら草取り・草刈りなのだそうです。

で、それも体験イベントにしてしまおうということで、6~8月には草取り・草刈りイベントがあります。

また「イベントでは物足りない」「米づくりの現場のリアルを感じたい」という人向けに「ガチ勢による草刈り」を募集するとのこと。

これに参加する特典は、草刈りをすると時給1,000円が発生したり、彼らがつくっている山清水米を支給してもらえたり等があるようです。

私もどこかのタイミングで「イベントではないリアル」を体験しに行く予定です😀

詳しく知りたい方はコチラでご確認ください。

そして、9月の収穫(稲刈り)イベントをもちまして、年内のイベントは終了になります。

私が初めて参加した稲刈りイベントの様子(撮影:'22年9月23日)↓

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