【石川県珠洲市】奥能登の里山里海を少しだけ体験できた旅の思い出
令和5年3月16日㈭~17日金の2日間、石川県珠洲市に行ってきました。
(この記事は以前書いた記事が消えてしまった為、再構成して書き直しています。)
旅の目的
石川県を訪れたのはこの時が初めてです。
縁もゆかりも特にありません。
それでも「行きたい!」と思ったのは金沢大学と珠洲市(石川県)が連携して行っている人材育成事業「能登里山里海 SDGs マイスタープログラム」を少しだけでも体感する為です。
このプログラムの拠点である「金沢大学 能登学舎」に行って、能登の里山里海の研究をしている先生のお話を伺い、フィールドワークにも連れて行って頂きました。
金沢大学と珠洲市は「能登半島の里山里海の持続可能な未来を創る」人材を育成する事業を'06年から連携して行っているそうです。
この人材育成プログラムを卒業した「能登里山里海マイスター」達は'20年度までに200名以上になっています。
そして、卒業生同士が連携しながら、様々な自治体、研究・教育機関、企業などの支援も受けて、農業・漁業・林業・観光業・飲食業等などの幅広い分野で活躍する人材を輩出しています。
珠洲市の里山里海の魅力
能登半島の先端に位置する「さいはての地」とも言われる珠洲市は三方を海に囲まれている小さなまちです。(人口は約1.5万人)
まちのどこにいても山と海が近くにあるので、山小屋に海の生きものを獲る為の道具が普通に置いてあったりしました。
2011年、「能登の里山里海」は世界農業遺産(GIAHS))に日本で初めて登録されました。
世界から認められた生物多様性、農村文化・景観などが保全されている地域なのです。
私も「能登 里山里海 SDGsマイスター」になりたい。そして。。
来年('24年)、私はこのプログラムを受講します。
その為に石川県珠洲市に引っ越します。
(募集要綱が気になる方はこちらから。一緒に受講しましょう!)
現在、私は都内に住んでいて、休日に近くの田畑で農作業のお手伝いをさせて頂くことがあるのですが、その縁で周囲に「都市農業に対して何かしら貢献したい」と考えて、実際に行動している若い人たちがたくさんいます。
金沢大学と珠洲市のこの人材育成プログラムを学んで、こうした若い人たちを少しでも応援・サポートできる仕組みづくりに活かせたら楽しそうだな!なんて思っています。
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