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#光る君へ第四十三回

道長を追い込んでいたはずの三条天皇に突然の変転。
兼家だったらその裏には呪詛が…って感じでしょうが、これは例によって道長の「幸運」。
とにかく運がいい男です。
一番好きな女には振られたけど。(でもなぜか一緒に仕事してるw)

物語的には道長/実資の政治問答がヤマかな?

実資「左大臣どのの思う政とは何でありますか?」
道長「民が幸せに暮らせる世をつくることだ」
実資「民の幸せとは
そもそも左大臣どのに民の顔など見えておられるのか?
幸せなどという曖昧なものを求めることが我々の仕事ではございませぬ
調停の仕事は何か起きたとき真っ当な判断ができるように構えておくことでございます」
道長「志を持つことで 私は私を支えてきたのだ」
実資「志を追いかけるものが力をを持つと 志そのものが変わっていく
それが世の習いのございます」


隆家と双寿丸が太宰府へ。
やがて「刀伊の入寇」に直面するとき、道長の志も問われる…のかな?



清少納言が恨みから解き放たれ、穏やかな表情に。
彰子様と敦康親王も、藤壺と光源氏とは異なり、笑顔で語れる関係を持つことができています。
まひろ・賢子母娘が穏やかな関係を持つようになれたように、まひろとききょうにも、またそういう日々がやってくれば良いのですが。




そういえば久しぶりに「名探偵・倫子さま」が登場。
全てはお見通し。
その上で、全てをお許しになる。
お釈迦さまの手の上ですな。道長どの。

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