(覚え)コロナに関する「今のところ」

岩田さんの新作(「丁寧に考える新型コロナ」)や、押谷さん・忽那さんの記事を読んで、現状(2020年10月)の「今のところ」を<覚え>として。
(あくまで素人の「覚え」ですのでw)



1 現状、日本の多くの地域ではウイルスは蔓延していない(東京・大阪も欧米に比べれば少ない)。これは中国との距離感から、感染が広がる早いタイミングで対処を講じることができたため。(アジアに共通する)

2 ただし「ウイルスが死滅するまでの徹底的なロックダウン」をしたわけではないので、ウイルスは根絶できていない。
したがって感染対策(「距離」が一番)を緩めれば感染者数は増える。

3 ワクチンはまだできていないが、重傷者への治療方法はかなり進歩している。そのことで死亡率は劇的に(一説には100分の1)に下がっている。
しかしながら「重症した場合、病床を長期間占有する」ことに変わりはないため、感染者数が増大し、比例して重症者数が増えた場合、(4月の東京のように)「医療崩壊」に直面するリスクはなくなっていない。

4 後遺症に関しては、当初考えていたよりも、重く、長期間化する可能性が見えている。


「マスク」「検査」については、「状況に応じて」。

感染が蔓延している段階では「マスク着用」は必須で、検査もどんどんやらなきゃいけないけど、感染が抑えられている段階ではソーシャルディスタンスを保てばよく、検査も可能性が高い人に行えば良い。

ただ、この「状況」を的確に把握するのが難しいので(地域の個別性も気分けて高い)、「マスク着用」は「マナーマスク」の意味も含めて、「着用すべき」と言うのが、僕の立場です。


現段階は東京が100人〜200人、大阪は50人前後ってのが毎日の新規感染者数ですかね。
「抑えてはいるけど、根絶はできてない」
って中での定常状態…でしょうか。
「GoTo」を展開する中で、これがどう言う動きになるのか、「感染拡大」が見えたタイミングで、どういう「手」を打てるのか(かなり細かな地域別対策が、経済面からも望ましいと考えています)…みんなで「勉強」ですかね。


しかし愛媛なんかは、もうちょい緩めてもいいような気がするんですがね〜。
なんか大阪より危機感高くやってるような気がしますもん。


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