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書記が物理やるだけ#172 論理演算の基本
論理回路を構成するために,まずは基礎から見ていく。
問題
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説明
命題論理の基本については以前に解説している:
これらを組み合わせることで様々な回路が実現できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1671613517808-qQEdw7GR4j.png?width=800)
解答
NOT,OR,ANDのみで構成された回路は完全系であることは明らかとする。
NORでAND,NANDでORを示すには二重否定をド・モルガンの法則で分解する。
![](https://assets.st-note.com/img/1671614541104-GWQWpTfjZc.jpg?width=800)
2つ同じパーツがあるので,まずはこれらの真理値表を示す。ここではブール代数から示しているが,試験本番では1つ1つ代入した方が早いかもしれない。このパーツはのちに扱う半加算器である。
![](https://assets.st-note.com/img/1671614510778-Jvt12HEkin.png?width=800)
これらの組み合わせについて,図では「A=0,B=1,C=0のときS2=1,T2=0」であることを示しており,他も計算すれば以下の真理値表を得る。この半加算器を2つ繋げた回路は全加算器である。
![](https://assets.st-note.com/img/1671614530004-snTLnNt3bS.png?width=800)
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