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書記が数学やるだけ#631 グラフ彩色

平面グラフをいくつかの色に塗り分ける問題を考える。


問題


説明

平面グラフの点あるいは辺を色で塗り分けていく。中でも四色定理は有名だろう,
フランシス・ガスリーの主張に始まり,1976年にケネス・アッペルとヴォルフガング・ハーケンによりコンピュータを用いた証明がなされた。しかし,いまだに手計算での証明は与えられていない。


解答

最大次数と彩色数の関係について。


いわゆる六色問題は,「全ての平面的グラフには5次以下の点がある」ことから証明できる。


更に五色問題も証明できる,ここで次数5の点での扱いがポイント。四色以下ではこの手は通用しないことから,四色問題の難しさは五色問題とは比べ物にならない。


ここからは辺彩色についての定理を2つ紹介する。



二部グラフについては,最大次数と辺彩色数が一致する。


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