書記が数学やるだけ#307 スラツキーの定理,デルタ法
期待値・分散を近似するのに有用なデルタ法について見ていく。
問題
説明
確率分布の和・スカラー倍について,スラツキーの定理が成り立つ。今回はこれを証明なしで用いることにする。
デルタ法は,要するにテイラー展開である。
分散安定化変換は,分散が漸近的に一定の値になるような変換である。
解答
デルタ法の証明では,テイラー展開した後に各項にスラツキーの定理を適用する。
2次のデルタ法でもやることは同じ。
不偏分散の漸近分布について。式展開をして各項がどう収束するのかを見ていく。
漸近分布を求めるのに,中心極限定理が重要な役割を持つ。
分散安定化変換の導出には中心極限定理を用いる。
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