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書記が数学やるだけ#333 一致推定量,漸近正規性

今回は一致性について。


問題

今回はモーメント推定量と最尤推定量が異なる例を挙げる。


説明

一致性は,確率収束により定義される。


漸近分散がクラメール・ラオの下限に達している場合を漸近有効という。



ある仮定を満たしている場合,最尤推定量が漸近有効となる。


解答

モーメント推定量の導出,ここで中心極限定理を用いる。


最尤推定量の導出,ここではθの最尤推定量からデルタ法を用いて示す。


最尤推定量が漸近正規性をもつことの証明。テイラー展開により3つに分け,それぞれの収束を考える。



最終的に,スラツキーの定理によりまとめることで証明できる。


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