書記が物理やるだけ#38 静電ポテンシャル
今回は静電ポテンシャルを中心に考える。
問題
前回の続き。
説明
保存場については,力学で仕事について考える際に導入した。
静電場は保存場である。これはマクスウェルの方程式の構成要素として重要である(後で誘導電場を含む場合を考える)。
静電場の任意の経路についての積分を,静電ポテンシャル(電位)という(単位:Vボルト)。
異なる点の間における電位の差を,電位差という。
電荷が移動するときに電場がする仕事を,ポテンシャルエネルギーという(単位:ジュールJ)。
静電ポテンシャルを微分形で表現すると,電場は静電ポテンシャルの勾配(符号負)であることが言える。
解答
電場については前回求めた。静電ポテンシャルを求めるには電場を積分する。
(1)球体内部
(2)無限直線
(3)球の表面
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