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クッキングトマト「すずこま」の魅力について、栽培記録を兼ねてあれこれ語ります

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クッキングトマト「すずこま」の魅力について、栽培記録を兼ねてあれこれ語ります

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4月28日21:10。晴れ。地温23℃。数日前から育苗中のすずこま苗に葉色の薄さや萎れが一部見られるように。考えられる原因順に①室内乾燥による葉の蒸散②土の過湿③肥料切れ。水やりと追肥間隔は変えず、日に数回葉水をスプレーで与えてみる。何となくいいかも。定植まで頑張ってほしい。

    • 4月27日17:20。晴れ。気温24℃。すずこま用の畝に有機石灰を撒く。いまいちタイミングが分からなかった改良材ゼオライトも一緒に薄く撒いてみる。ハードなパート労働から帰ってからの手作業は泣きそうなので管理機の出番。夫が見かねて耕してくれる。

      • 4月23日曇り。外気温15℃。地温19℃。本葉5枚位に生長。隣の株と葉が重なり合うためポット間を広げる。人も植物も始終くっつき合ってるのはストレスらしいので。発泡箱の底には猫よけネットでポット浮かせる。

        • 「すずこま」の課題④収穫期が集中

          例えば、露地の雨よけトマト栽培では冷涼地で収穫期7月下旬〜10月と示されています(タキイ種苗、野菜栽培マニュアルより)。天候や管理の仕方にも左右されると思いますが、一般的なトマトは適期を迎えた果実から順番に収穫し、比較的長く栽培することができます。 一方で「すずこま」の収穫期は、仮に5月定植とすると7月〜8月中旬と1ヶ月半位です。 昨年、農業指導員の方からも「すずこま」は一気に収穫期を迎えるよーと聞いていました。これは、芯止まり性品種の特徴で、多数の花が一度に開花して収穫

        4月28日21:10。晴れ。地温23℃。数日前から育苗中のすずこま苗に葉色の薄さや萎れが一部見られるように。考えられる原因順に①室内乾燥による葉の蒸散②土の過湿③肥料切れ。水やりと追肥間隔は変えず、日に数回葉水をスプレーで与えてみる。何となくいいかも。定植まで頑張ってほしい。

        • 4月27日17:20。晴れ。気温24℃。すずこま用の畝に有機石灰を撒く。いまいちタイミングが分からなかった改良材ゼオライトも一緒に薄く撒いてみる。ハードなパート労働から帰ってからの手作業は泣きそうなので管理機の出番。夫が見かねて耕してくれる。

        • 4月23日曇り。外気温15℃。地温19℃。本葉5枚位に生長。隣の株と葉が重なり合うためポット間を広げる。人も植物も始終くっつき合ってるのはストレスらしいので。発泡箱の底には猫よけネットでポット浮かせる。

        • 「すずこま」の課題④収穫期が集中

          4月13日快晴。気温18℃。畑の防獣ネット張りと完熟牛ふん堆肥の畝内施肥を行う。ネット張りの杭打ちは夫の力が必要。兄夫婦も助っ人に来てくれて感謝感謝。この辺はすでに鹿の足跡あり。ネットは電気柵や金網に比べ効果低いけど、やらないよりはきっとマシ。気持ちいい天気なのに花粉にやられる…

          4月13日快晴。気温18℃。畑の防獣ネット張りと完熟牛ふん堆肥の畝内施肥を行う。ネット張りの杭打ちは夫の力が必要。兄夫婦も助っ人に来てくれて感謝感謝。この辺はすでに鹿の足跡あり。ネットは電気柵や金網に比べ効果低いけど、やらないよりはきっとマシ。気持ちいい天気なのに花粉にやられる…

          4月11日16:00晴れ。外気温16℃。地温22℃。今朝、植え替え後初の追肥。家にあった「花と野菜と果実の肥料」1gずつポットにまいて、たっぷり水をあげる。前回ポット上げ後に置いた場所は結局邪魔にされ即日移動。窓辺は光を求めた苗が余計に曲がる気がする…

          4月11日16:00晴れ。外気温16℃。地温22℃。今朝、植え替え後初の追肥。家にあった「花と野菜と果実の肥料」1gずつポットにまいて、たっぷり水をあげる。前回ポット上げ後に置いた場所は結局邪魔にされ即日移動。窓辺は光を求めた苗が余計に曲がる気がする…

          「すずこま」の課題③国産トマトはまだまだ生食中心

          農林水産省「加工・業務用野菜をめぐる情勢」の資料によると、日本の野菜産出額の品目別割合(令和3年)はネギやイチゴを上回りトマトが第1位です。 スーパーの売り場を見ても、大玉から中玉、ミニトマトまで一年中多品目が並んでいます。 一方で、同じ資料の野菜需給構造データ(令和2年)を見ると、野菜輸入量のうち加工品2,308千トンの内訳はトマトが982千トン(43%)とダントツ1位です。 これはつまり、国産トマトは年中供給できるくらいたくさん生産されているのに、トマトソースやケチ

          「すずこま」の課題③国産トマトはまだまだ生食中心

          3月30日16:00。晴れ。強風。外気温13℃。地温26℃。今朝水やり後に日差しが十分ある窓近くに移動。家にあるもの総動員で猫のイタズラ対策を行う。もともと狭い家がもっと狭くなる。おいしい「すずこま」のために家族に我慢してもらう。

          3月30日16:00。晴れ。強風。外気温13℃。地温26℃。今朝水やり後に日差しが十分ある窓近くに移動。家にあるもの総動員で猫のイタズラ対策を行う。もともと狭い家がもっと狭くなる。おいしい「すずこま」のために家族に我慢してもらう。

          3月27日。晴れ。気温9℃。すずこまの苗から本葉1〜2枚が見えてきてちょっと早いかなと思ったけど仕事の都合で今日ポリポットに鉢上げ。セルトレイのうちは場所取らないけど、室内にポット26個は置き場所困る…活着するまで、日差しが柔らかいソファ横に置くことに。地温20℃。

          3月27日。晴れ。気温9℃。すずこまの苗から本葉1〜2枚が見えてきてちょっと早いかなと思ったけど仕事の都合で今日ポリポットに鉢上げ。セルトレイのうちは場所取らないけど、室内にポット26個は置き場所困る…活着するまで、日差しが柔らかいソファ横に置くことに。地温20℃。

          「すずこま」の課題②生産量が少ない

          「すずこま」は農研機構東北農業研究センターが2011年に発表したトマトで、クッキングトマトの中では歴史がまだ浅く、どれだけ生産されているかの統計は見つかりません。それでも身近なスーパーや産直で見かけることがないということは、生産・流通量が少ないという現実を表しているのではないでしょうか。 私が住んでいる岩手県釜石市では、昨年の栽培農家は確か4件と聞きました。釜石は人口減少や高齢化の一途で、もともとの農家件数が少ない上に農業従事者の減少が進んできています。また、県内内陸部と比

          「すずこま」の課題②生産量が少ない

          3月24日15:00。快晴。外気温12℃。窓越しの直射日光で発泡箱内31℃。レースカーテン引き30分後26℃。昨日・今日で畑のライ麦を地際で刈り、腐葉土と実家から運んだ堆肥(植物性)を撒いて管理機で耕す(ほぼ夫)。2月後半から寒さや雪で結局ライ麦は10cm程しか育たず。

          3月24日15:00。快晴。外気温12℃。窓越しの直射日光で発泡箱内31℃。レースカーテン引き30分後26℃。昨日・今日で畑のライ麦を地際で刈り、腐葉土と実家から運んだ堆肥(植物性)を撒いて管理機で耕す(ほぼ夫)。2月後半から寒さや雪で結局ライ麦は10cm程しか育たず。

          3月20日16:00。雪(!)外気温0.5℃、発泡箱内24℃。箱に入りたがるお猫さまとの攻防戦が続く。クリアケースの簡易なフタむなしく、ついに昨日、日向の箱の中でぬくぬく姿を発見!まさか猫の体温が功を奏したのか今朝発芽。今日から新聞紙を外して百均のメッシュパネルでガード。

          3月20日16:00。雪(!)外気温0.5℃、発泡箱内24℃。箱に入りたがるお猫さまとの攻防戦が続く。クリアケースの簡易なフタむなしく、ついに昨日、日向の箱の中でぬくぬく姿を発見!まさか猫の体温が功を奏したのか今朝発芽。今日から新聞紙を外して百均のメッシュパネルでガード。

          「すずこま」の課題①認知度が低い

          魅力いっぱいの「すずこま」ですが、課題がいくつかあります。課題に目を向け解決策を考えることで「すずこま」をもっと世の中に広げることができるかもしれません。 まず思うのは、「すずこま」という抜群においしい加熱調理用トマトが存在することをおそらく多くの人は知りません。 そもそも加熱調理用トマトが店に並んでいるのを見たことがありませんので、生産者が身近だったり、よっぽど好きで探し求めたりしない限りほとんどの方は食べる機会もないと思います。 私が「すずこま」を知ったのは、2年前

          「すずこま」の課題①認知度が低い

          3月17日晴れ。気温15℃。強風で花粉舞う日。畑の排水対策にスコップとクワで溝を掘る。あいかわらず石が多い…夫には昨年末に買ってた中古管理機の爪とペーパーエレメントを交換してもらう。機械オンチの私には神。

          3月17日晴れ。気温15℃。強風で花粉舞う日。畑の排水対策にスコップとクワで溝を掘る。あいかわらず石が多い…夫には昨年末に買ってた中古管理機の爪とペーパーエレメントを交換してもらう。機械オンチの私には神。

          3月15日11:00。晴れ。外気温13℃。窓辺27℃。「すずこま」播種。発泡箱の中は空気が入るように割箸で少し浮かせた上にセルトレイ。かん水後、新聞紙をかけ霧吹きで湿らせる。この時期の岩手沿岸の太陽と床暖を信じて保温器類は使用せず。どうか発芽しますように!

          3月15日11:00。晴れ。外気温13℃。窓辺27℃。「すずこま」播種。発泡箱の中は空気が入るように割箸で少し浮かせた上にセルトレイ。かん水後、新聞紙をかけ霧吹きで湿らせる。この時期の岩手沿岸の太陽と床暖を信じて保温器類は使用せず。どうか発芽しますように!

          「すずこま」の魅力⑥かわいい

          主観です。まったくの。 でも決して魅力のネタが尽きたからではありません。 昨年の夏に頂いて初めて「すずこま」を手にした時、「なに、この卵のようなかわいさ!」と思いました。 手のひらにすっぽりと収まるS〜Mサイズくらいの卵型です。完熟の「すずこま」は真っ赤でツヤっとしていて、芸術的な丸さでした。 人は小さくて丸っこい形を「かわいい」と認識しやすく、角がある物に比べて安心感を覚えます。 野菜にも癒しを求めるくらい私の心は疲れていたのかもしれませんが、この可愛らしい(そして

          「すずこま」の魅力⑥かわいい