見出し画像

人間の立派さはどこにあるか

吉野源三郎「漫画 君たちはどう生きるか」を読みました。

私が選んだポイントは以下の3点。

①誰が何と言ったって!
→世間の目よりも何よりも、君がまず人間の立派さがどこにあるか、知ること。君がいいと判断してやっていくときは、いつでも君の胸から湧き出てくる感情に貫かれていること。

②貧乏だということを侮る気持ちを持たない
→貧しいことに引け目を感じるようでは人間としてダメ。自分の暮らしを誇る気になったり、貧しい人を見下げる心を起こしたら、それは憐れむべき馬鹿者!

③ナポレオンの人生から
→どんな困難な立場になっても微塵も弱音を吐かず、どんな苦しい運命に出会っても挫けなかった。囚われの身となっても、王者の誇りを失わず、運命を受け入れて、堂々と立っていた。

私の感想
上記①について
おじさんがコペル君に教える根本は、大人こそ立ち返るべきことです。人間として何が立派か。それで物事を判断していく。仕事も、家庭も。そういうことだ。

上記②について
油揚げの浦川くんを蔑むことをしないコペル君。それをおじさんは褒めていました。お金のあるなしで、人間の価値は変わらないが、それに左右されてしまう現実。自分には、誇ったり蔑んだり、あるいは卑屈になったりしていないか?これを問い直します。

上記③について
ナポレオンのカッコ良さ、コペル君が友人たちに謝った勇気。苦しい状況でも、自分を奮い立たせて向かっていく!コペル君がおじさんからの教えで勇気を奮い立たせたように、私もこのマンガの感動シーンを思い出して生かそう。

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?